フェーズ6で発熱外来を50にまで増やす!と茨城情報が報じられたのは6月12日。
他の地域も似たようなニュースでした。
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20090613ddlk08040128000c.html
18日の今日は発熱外来原則廃止のニュース。
http://www.asahi.com/special/09015/TKY200906170346.h . . . 本文を読む
日本の先生が書いているCMAJのレビュー記事がありました。
Safety of neuraminidase inhibitors against novel influenza A (H1N1) in pregnant and breastfeeding women.
Toshihiro Tanaka MD, Ken Nakajima RPh, Atsuko Murashima MD PhD,
F . . . 本文を読む
ニューヨークの市民向けの指示。とても美しいポスターです。
http://www.nyc.gov/html/doh/downloads/pdf/cd/h1n1_flu_what_to_do_flyer.pdf
健康な人、ハイリスクな人、呼吸が苦しいほど重症な人にわけて、それぞれ自宅安静・主治医相談・すぐ受診にわけています。
発熱ナントカはありません。
健康な人はERにきません。結果、ER受診者で . . . 本文を読む
オーストラリア政府は、政府の新型インフル対策(PROTECT)のフェーズを変更し、アナウンスをしました。
http://www.news.com.au/story/0,27574,25651578-421,00.html
このように対策がサクサク動くのはなぜか(外国からしたら、日本がなぜ変わらないかのほうが疑問でしょうけど)
• Identification and early t . . . 本文を読む
感染症がコミュニティに広がり、常に循環しているようになると「endmicな状態」という言い方をします。
地域的に広がったらpandemicなんでしょ?という質問を良く受けますが、かならずしもそうではなく、英語社会でもpandemicとはなんぞや?という指摘があります。
CDCの発行する感染症マニュアルでは、
endemic : said of a disease that is usually . . . 本文を読む
私が通訳ならばためらうこと2度。
『徹底』とはなんぞや?
受け手がMedical Officerで、もちろん米国の医師訓練が終わっている人で、
こちらが市役所の事務方だったりすると、かなりトホホな構図になりますが。
皆様ご存知のとおり、米国では濃厚接触者を『隔離』していません。
感染した本人も自宅で過ごしましょう、他の人との面会を遠慮しましょう、ということはあっても、どこぞの施設に入れろよ! . . . 本文を読む
新型インフルでPCRをするのしないの、してくれない!などという議論がありますが、予算/具体策がなくどの程度できるの?が現実的な話。
HIV感染症では、もっとも人に感染しやすい(infectiousな)時期のacute infectionを診断するのにPCR検査が重要です。
例えば、サンフランシスコのcity clinicではHIV検査希望者に抗原・抗体検査とともに、PCR検査も実施しています。 . . . 本文を読む