東京海洋大学へ行く。
いずれも国立の東京商船大学と
東京水産大学がくっついてできた大学。
旧商船大学は越中島にあって、
こんかいは旧水産大学のほう。
品川駅港南口からまっすぐ10分。
伊藤熊太郎、
アメリカ・スミソニアン博物館が
フィリピン沖で1900年代に行なった
アルバトロス号での海洋生物調査に同行し、
詳細な図譜を描いたとか。
なんでも画期的な調査だったそうだが、
そんなことはわからん。
江戸時代、おそらく長崎から持ち込まれた
西洋の石版画をみて、国内でも生物を正確に
写生(ないし写実)することが行なわれた、
すなわち博物画。
生没年不詳で、ほとんど史料が残っていないそうだ。
東京海洋大学図書館での小さい展示。
「幻の魚類博物画家 伊藤熊太郎」展、3月10日まで。
ついでに向かいにある
マリンサイエンスミュージアムも
じっくりみてから出社した。
こっちも愉快。
アホウドリがこんなに大きいとは。
今年は南極昭和基地開設60周年。