午前中に最後の打ち合わせを済ませて釈放される。
さあ自由だ。
まずは平城宮跡を西から東へ横断。
遷都1400年祭で復元された第一次大極殿。
実物大の復元だそうだ。平安神宮は60%。
柱は鑓ガンナで整形する凝りよう。
遺跡資料館と復元庭園に立ち寄ったあと、
法華寺へ。
東大寺にくらべてなんと小じんまり。
品があって閑静でいい。
続いて、すぐ北にある海龍王寺。
十一面観音像を拝む。
しかし、海龍王寺といえば、この塔。
模型ではなくて、規模の小さい五重塔。
高さ4メートルほど。国宝です。
奈良のお寺はスゴい!
昼ゴハン食べるの忘れてた。
さすがに食べるところ増えたけど、
周辺部はコンビニさえないのが奈良。
門前からバスに乗って奈良中心部へ。
近鉄駅まえで昼食をとって、
さらに興福寺、東大寺へ。
興福寺境内地は、いま再建ラッシュ。
中金堂などが完成すると、いままでのお堂は隅になる。
しかし、この興福寺東金堂、いつも思うがバランス悪い。
これは東大寺南大門のなか。
修学旅行生がいっぱい。
門を入って左側、
以前は東大寺学園があったような。
モダンなミュージアムができていた。
なんと、誕生仏から不空羂索観音立像、
日光、月光像に弥勒仏坐像まで惜しみなく……。
すっかり疲れてしまったので、
大仏殿には入らず、
四月堂。
二月堂と三月堂はよく知られているが、
その向かいにひっそりあった。
さらに若草山の山すそをまいて、
春日大社のほうへ向かう。
春日大社の祈祷料。
わかりやすくて、よいでしょう。
立ち止まるきかっけがみつからず、
ひたすら歩く。
なにをしてるんか、と思う。暑い。
新薬師寺まで来た。
大きな目をした薬師如来像と、
丸い立派な土壇のうえに居並ぶ十二神将の横っちょで、
ようやく落ち着いた。
奈良のお寺は造りが大きくて、
お堂のなかがほっこりする。
元興寺のそばにある頭塔。
管理人さんが見当たらないので、
300円を扉のそばに置いて入る。
国内でほかに例のない仏教遺跡。
2日連続、飲みに飲んだ「春鹿 超辛口」を手に入れるため、
最後に奈良町の春鹿の蔵元に寄る。