シャルロット・ペリアン(1903~1999)
なる人がいた。
戦前のパリで、
家具のデザインするアトリエを構えるが、
のちにル・コルビュジェのアトリエに入り、
そこで前川國男や坂倉準三と机を並べ、
日本のことを知る。
1940年に商工省の要請で訪日し、
民藝運動と交流する。
戦後もエールフランスに勤める夫の転勤について来日。
エールフランス日本支社や
パリの日本大使公邸の内装を手がけた。
日本びいきのフランス人女性。
展示は、日本の伝統工芸にヒントを得た、
家具や室内装飾品のかずかず。
いまにつながるデザインが、
この時期に考え出されたのか、
と教えられることが多いです。