鎌近こと神奈川県立近代美術館鎌倉館、
『ひと|HITO』が最終日。
夕方になってあわててかけつけた。
鎌近の展示はとりあえず全部みておこう、
と思いつつも7割くらい。
近いといつでも行けると油断して、
行けずじまいになることが多い。
今回は館蔵品のなかから肖像画をチョイスしたもの。
ブロンズもある。
中原悌二郎の「若きカフカス人」は、
竹橋の東京国立近代美術館よりセンがゆるい感じがする。
型の関係だろうか。型なのか?
佐伯祐三と松本竣介の自画像は、
教科書に出てるやつ。
岸田劉生は麗子像「童女図」のほか
「近藤医学博士之像」など、
独特のフォルムのものが何点か並んでて、
どれもおもしろい。
さいきん、
とある研究家の方がべつの研究家を、
あいつは青山二郎に毛が生えたようなやつだろう
と評するのを聞いたところなので、
中川一政の「青山二郎像」はしょぼく見えた。
だんだん口が悪くなるので、このへんで。
![110116_1.jpg](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/9d/9593fe13f21ab21d7944af7538c25dd6.jpg)
ご近所割引制度を導入していただきたい
ついで、鎌倉国宝館の新年恒例、
『氏家浮世絵コレクション』展も行っとく。
数も少ないし毎年同じラインナップだけども、
肉筆画は何度みてもいい!
とくに北斎の「酔余美人図」はいいです。
無断転用はダメ、とあるのでリンクします。
こっちは2月13日まで。
帰りに小町通りから一本西側へ入った小路にある、
「ミルクホール」を見に行った。
![110116_2.jpg](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/de/8bcc94ae12051c8b8635dcca0cf5ab40.jpg)
以前入ったらすごいタバコの煙だったのだが、
このご時世なので改善されているか
しばらく改装のために休んでたのが営業再開。
今日は遅いので入らず。
空いてたので今度来よう。