Dr. WAKASAGI at HEI-RIVER(閉伊川ワカサギ博士)

森川海をつなぐ学び合いの活動を紹介します

南加岩手県人会にいわて文化大使として出席

2009-02-25 | 話題
 南カルフォルニアで活躍する岩手県人の皆さんと情報交換をした。
 参加者は、30人。盛岡市、宮古市、遠野市,一関市,川井村、大槌町、浄法寺町、一戸町、藤沢町、大船渡市、花巻市などの出身者やゆかりの方々である。職業は、プロの作曲家、ギタリスト、デザイナー、会社経営者などで,滞在年数は、2年から40年以上と多彩である。写真は,世界で活躍するジャズサックス演奏家,作曲家HITOMIさんである。

 スピーチする機会を与えられ,カルフォルニアと東北地方が交流を深めることで岩手の可能性を高めることが出来る,岩手とカルフォルニアの架け橋となるようご活躍いただきたいと話をした。

HITOMI,TOM&WAYAMAの演奏に続き,亀掛川師範より高校時代に習った,桂林荘雑詠諸生に示す(廣瀬淡窓)を吟詠した。

道うことを休めよ 他郷苦心多しと 
同袍友有り    自ら相親しむ 
柴扉暁に出ずれば 霜雪の如し 
君は川流を汲め  我は薪を拾わん

 川井村ゆかりの方はロスアンゼルス40年。御尊父は最期に「ふるさとの山と閉伊の川」と詠んだという。ふるさとをもう一度見てみたいという願いはかなわなかった。父が愛した山と川をもう一度この目で確かめたいという。

 ご子息はバークレー校のPHDを取得し,現在オバマ政権のエネルギー長官スティーブン・チュー(National Berkeley Lab元所長)の下で再生可能エネルギーについて昨年まで研究。現在,研究員として日本に3月まで滞在中。バークレー校には20数名のノーベル賞受賞者がいるが,同級生の父親もノーベル賞受賞者であるという。将来閉伊川ゆかりのノーベル賞受賞者となるか,期待したいところである。


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