先日,来賓として訪れた八景島シーパラダイスの「海ファーム」が注目を集めています。
以下,朝日新聞の記事を紹介します。
横浜・八景島シーパラダイスに今月オープンした水族館の新施設「うみファーム」が人気を呼んでいる。自然の海で魚や海中生物とふれあう「海育」がテーマで、週末になると大勢の家族連れでにぎわいをみせている。
施設の目玉「オーシャンラボ」と呼ばれる大いけすは東京湾とつながっており、水中の様子を海中観覧船から観察する。10個以上沈めた1・6メートル四方のコンクリの魚礁のまわりを、アジやスズキ、マダイなど湾内で生息する約50種の魚が群舞する。友人と訪れた高校3年の磯山遥さん(18)はリアルな様子に「水族館とは違う楽しみがある」。
ラボ内に浮遊するクラゲをひしゃくですくい取る遊びもあり、透明なプラスチックケースにいれて観察した後で海に戻す。ほかにも期間限定のワカメ取りなど様々な仕掛けがある。
ラボ内の水質は東京湾と同じなので、通常の水族館と違って濁りがある。冬は5、6メートル先まで見えるが、夏になるとプランクトンが増え、1メートルほど先しか見えなくなる。ラボ内でイガイやカキ、ナマコなどをはぐくみ、徐々に水質浄化を進める計画だ。うみファームのリーダー蓑内真吾さん(41)は「海をきれいにする生き物の存在を知ってもらいたい」と話す。
東京海洋大の佐々木剛・准教授(水圏環境教育論)は「以前はレジャー施設だった水族館はいま、体験学習の場としての役割も担いつつある」と話す。(朝日新聞20130318より転載)
以下,朝日新聞の記事を紹介します。
横浜・八景島シーパラダイスに今月オープンした水族館の新施設「うみファーム」が人気を呼んでいる。自然の海で魚や海中生物とふれあう「海育」がテーマで、週末になると大勢の家族連れでにぎわいをみせている。
施設の目玉「オーシャンラボ」と呼ばれる大いけすは東京湾とつながっており、水中の様子を海中観覧船から観察する。10個以上沈めた1・6メートル四方のコンクリの魚礁のまわりを、アジやスズキ、マダイなど湾内で生息する約50種の魚が群舞する。友人と訪れた高校3年の磯山遥さん(18)はリアルな様子に「水族館とは違う楽しみがある」。
ラボ内に浮遊するクラゲをひしゃくですくい取る遊びもあり、透明なプラスチックケースにいれて観察した後で海に戻す。ほかにも期間限定のワカメ取りなど様々な仕掛けがある。
ラボ内の水質は東京湾と同じなので、通常の水族館と違って濁りがある。冬は5、6メートル先まで見えるが、夏になるとプランクトンが増え、1メートルほど先しか見えなくなる。ラボ内でイガイやカキ、ナマコなどをはぐくみ、徐々に水質浄化を進める計画だ。うみファームのリーダー蓑内真吾さん(41)は「海をきれいにする生き物の存在を知ってもらいたい」と話す。
東京海洋大の佐々木剛・准教授(水圏環境教育論)は「以前はレジャー施設だった水族館はいま、体験学習の場としての役割も担いつつある」と話す。(朝日新聞20130318より転載)