Dr. WAKASAGI at HEI-RIVER(閉伊川ワカサギ博士)

森川海をつなぐ学び合いの活動を紹介します

講演会 リヒテレズ直子「祖国よ、安心と幸せの国となれ」

2011-08-02 | 里海探偵団
オランダの教育について紹介である。
オランダの学校教育は共生市民社会の練習の場である。
市民社会とは市民が平等で自分達がコンフリクトを解決すること。
仲裁をする方法を先生が子供たちに教える。
グループ学習である。
4歳からシステム思考を鍛える教育を行っている。
高度な専門性はフラグメンテーションにおちいる。したがって, デフラグをする必要があるが,システム思考ができないとそれは無理。
線形思考からシステム思考へ,孤立思考から共同思考,単純思考からメタ認知へと転換していく必要がある。

最も大事なことは一般市民が科学的データをもつ事ー海外も同じ問題を抱える
本物の学びとはー身近な場所からが学習する
歴史を学ぶ目的はメタ認知を高めるためである。
nature and culture 文化は風土に合わせて出来上がったものである。伝統的なものではない。natureに合わせて生活を作って来た。

市民社会を維持するものの一つは法律である。法とはdroit, rechtenであり、市民の権利を守るものである。行政が市民を縛り付けるものではない。
また科学者とマスメディアの役割は重要であるが,日本では両者とも市民社会と結びついていない。

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