Dr. WAKASAGI at HEI-RIVER(閉伊川ワカサギ博士)

森川海をつなぐ学び合いの活動を紹介します

釣りをしながら卒業生に話を伺う

2018-04-16 | 水圏環境教育

2018/3/3 土曜日 20:39

 宮古市北部の漁港に行き,釣りをする。地元ではカタナギという魚(ギンポの仲間)を釣り上げる。今日は気温が0度以下で寒い。漁港で釣り糸を垂れていると,コンブ養殖の作業を終えた卒業生に偶然出会った。話を聞く。なぜ,コンブが港内にあるのか。ウニの良い漁場だという。もちろん,一般人は取ってはいけない。だが,観光客を呼ぶには良いと思うが・・・

 彼の長男は,水産高校以外の高校に進学予定だそうだ。漁師11代の自分の代で終わりだと言っていた。続けていく事は大変なことだ。水産以外の高校に行ったからといって,それで終わりと言うわけではないのだが・・・

 だが,この水産の魅力をなんとか伝えることが大切だ。消費者が漁業を理解するような取り組みをもっともっと実施したい。その際,必要なのが海と陸(森,川,人)との関係性の理解。水圏環境リテラシー基本原則。食の本有的価値ともいう。ここが重要だ。