Dr. WAKASAGI at HEI-RIVER(閉伊川ワカサギ博士)

森川海をつなぐ学び合いの活動を紹介します

NMEA全米海洋教育者会議最終日はチェサピーク湾エスチュアリーを見学。

2014-08-12 | NMEA全米海洋教育者学会年会

NMEA2014 Annapolisは最終日,エクスカーション。自然保護区のツアーを選択した。

ここは,アナポリスから車で1時間ほどのスミソニアン博物館の所有する自然保護区。湿地帯とエスチュアリーが今回のツアーの対象。

カヤッキングを満喫。友人達と漕ぎ出でる。右はクレッグ・ストラング氏。

対岸の砂州に上陸

際波帯ネットを引くとスジエビ,アメリカウナギ,ブルークラブなど数多くの生物が捕獲できた。


シルバーサイドと呼ばれるニシンの仲間。

フジツボの仲間。汽水域である事が分かる。エスチュアリーである。日本語では三角江と訳されたりするが,汽水域のことである。広大だ。

チェサピーク湾は栄養塩が豊富である。聞いてみると,年々悪化しているという。陸上からの栄養物質の流入が原因とのこと。その多くは,化学肥料ではないかと思った。

その証拠に広大な畑が広がっている。森林を伐採したものであろう。

その一方で自然保護区の木々にはすべて印が付けられて研究の対象となっていた。

こちらは,研究所の前にある自然浄化システムの研究施設。上流の汚れが下流に行くにしたがってどのように変化していくのかを見ているという。エコトーンか。