Dr. WAKASAGI at HEI-RIVER(閉伊川ワカサギ博士)

森川海をつなぐ学び合いの活動を紹介します

水産科学技術は水産業に貢献するのか?

2013-06-28 | ツイッター
宮古水産物研究会,お二人の研究者に取り組んだ研究を紹介していただいた。
宮古は水産加工研究が盛んであるが,研究機関がない。その意味で,参加した方々から本当にためになった。
こうゆう話を聞きたいとずっと思っていた。という声を頂いた。

被災後,震災前と変わらない状態になっているが飽くなき商品開発への意欲は強い。
また,いかにして商品を販売するかという創意工夫にも熱心だ。
こうした努力が民間企業によって単独で行われていたようだった。

釜石の試験場は遠すぎる。私立大学はお金とメリットがないと研究してくれない。地元大学には水産加工分野がない。どこがしっかりとした水産加工支援をすべきなのか。

今回の講師から「私の敷居は高くない。いつでも,相談に乗る。」「小浜は水産物が宮古の10分の1もないが,収益性は高い。水産加工のネットワークを作ろう。」との呼びかけがあった。

これから,新しい取り組みがスタートする。

将来的には,明確なビジョンを打ち出しながら,食,教育,医療,産業が一体となった地域となることを期待したい。