縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

縄文の心を育む5(貝塚にお墓)

2018年12月30日 | 縄文楽

「地母身」の腹にお墓があっても、腹は再生を願う場であるので、納得できそう。

「カイ」と「ヒト」が同じ所で送られている。

「カイ」も「ヒト」も「サカナ」も、格差なく、同等な扱いを受けていると考える。

これは、「ヒト」が、「サカナ」や「カイ」等より価値があり、上に位置するのだ、といったことは無く、同じ仲間で同等なのだ。

「アニイズム」と言う人もいる。

この様な生き方を縄文時代はつらぬこうとした。

情報センターには『すべてのモノに命がある』と掲げてある。

生き物だけでなく、石器も骨角器も 山、川、草、木、水 とあらゆるものだ。

再生を願う「シルシ」を手に持って、儀式を行った。

アイヌの「イクパスイ」の様に!

象徴すべきモノ、北黄金貝塚ではクジラの骨でできた「骨刀」である。

命の再生を願う「ヘビ」を模したものと思えるが?

『全てのモノの代表(象徴)』といったモノが現れた。

 
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