goo blog サービス終了のお知らせ 

縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

縄文の心を育む4(貧と貪)

2018年12月29日 | 縄文楽
昭和の40年頃でも、家に鍵などかけなくても安心して住んでいた。

『うそつきは、泥棒のはじまり』と言って戒めのコトバがあった。

嘘を、つかない、泥棒などしない、と言った行いは、道徳的規範として、無意識にしみこんでいた。
当たり前のことだった。

漢字で『』と『』を比べると
上の冠が違う。

』と『』である。

財を分ける、と財を独り占めにする、という感覚に読み取れる。

財を分けることが忘れられている。自分だけ良ければ良いのだ!

縄文の心は、「差別無く、全てが生きること」を無意識の領域に刷り込みされている。

今は、貪欲(どんよく)に、財や地位を得るのが生きがいだ。

これでは『日本人の心』が泣いている。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 縄文の心を育む3(貝塚は送り場) | トップ | 縄文の心を育む5(貝塚にお墓) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。