縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

縄文ロビー講座とジオパークの勉強会

2011年05月28日 | 縄文見聞録

今朝、花火が上がりました。どこかの学校で運動会を行うのでしょうか。
午後から雨が降りそうな予報でした。
ロビー講座も、いくらか人が少ないと感じました。

ジオパークの勉強会を持ちました。壮瞥町から加賀谷さんが来てくれて映像を見ながらの解説でした。
洞爺湖を中心とした関連市町村を含んだ範囲にしていることもあって、各市町村の 文化、歴史遺産も組み込んだ内容で、私はピントがぼけたように感じました。

が、

地域の活性化という面では、ありがたいことです。

 

さて、。ロビー講座も新しい試みで二人の講演者が、似たような二つの演題で発表します。
今回は、祭祀用具ということで、「石棒」と「クマやクジラの彫刻を伴った祭祀器具」の講座でした。

石棒からだんだん変化していって、クジラの形やクマの形を模倣した装飾を 伴った器具になっていったということでした。
そして、アイヌの「イクパスイ」といった変化をしていったということを感じました。

そういえば、北黄金貝塚から「北海道式石冠」といった名称の石器が多数出土しますが、これが石棒にと変化したのかも知れません。「北海道式石冠」も祭祀の器具を言ってもよいと思います。ここでは、「スリ石」とも呼んでいます。

 

 

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