縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

縄文余話(海外の土器)

2022年12月16日 | 縄文楽

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①次のような文面がある。

「人類学者の古谷嘉章は、ブラジルのアマゾン地方の住民に、彼らのルーツではない先史時代の文化の土器のレプリカを作るといった「先史文化の現代的利用」が見られることに着想を得て、現代日本で縄文が消費される現象に注目している」
(『縄文ルネサンス』)

「日本の縄文土器は、発達するのに数千年の歳月を要した。しかるにエクアドルの土器は突然現れた。これは、その時代に外から持ち込まれたと考えるほかない。」
というものです。

以上資料より引用。

②形や模様は変わらない

土器というものは自然に対して感謝する祭祀の器具と受け取っている。

生活している人々は、住んでいる自然や環境が変われば土器の器形や模様も変わるが、自然や環境が同じであれば同じ土器になるはずである。

土器はずっと同じ器形と同じ模様が続けられているのはこのためである。、

③縄文の心
この意識を「縄文の心」といっておきます。
「縄文の心」は、人がアマゾンに行ってもどこに行っても刷り込みされていますので受け継がれているのです。どのような土器か実物を見たいものです。

どこに行っても「縄文の心」は 失われていないので伝わっていく。

土器が模倣で伝えられ作られるとは意味が考えられない。

④まちがった常識
土器は簡単な器形から複雑な器形に発達し変化するというまちがった常識が広まったからだと思われる。
「縄文の心」は不変だ!

縄文楽  浄山

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