縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

23おらの土器(滋賀県)

2024年06月15日 | おらの土器

琵琶湖には、大地震による地盤沈下などで水没したとされる集落や港など約80カ所の湖底遺跡があるという。

湖底に沈んだムラの様子が少しでも分れば楽しいものだ。

「おらの世界を土器に表す」

口縁部の帯部分は「一年間のおらの「ムラ」(世界)の様子」と考えている。葦原としたが、土器を一巡りすると春夏秋冬の「葦原の風景(世界)」が描かれていると想像する。

胴部は、二本線は「道」とする。〇部分は「湧水」と仮定している。

不明と書いたが模様が判別できないのである。おらのムラの景色がわかると思ったが無理であった。

同じ展示してある「土器」を調べて見た。拡大してあるが、見て何か判断できるだろうか。

「繊維土器」と呼んでいるが、土器の下地として、繊維で形や模様を作ることをしている。これに「粘土」を張り付けたり浸したりした後に焼いていると考える。土器のほとんどがこのような方法で作製している。

画像がはっきりとしないが繊維の模様がよくわかると思います。

土器に描かれた景色は読み取れません。野原状の変化の少ないアシ原や湧水の様子かもしれません。

縄文楽 浄山

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