尖底土器時代は、暖かくハマグリの生息する時代でした。
海岸線も丘の近くまできていて、ハマグリ主体の貝塚をつくって生活しています。
住居は見つかっていません。
この丘から「すり石」と呼んでいる道具が大量に出土しています。
しかし、このような石器は、次の時代(円筒土器時代)の石器と思います。
尖底土器を使用していた時代の石器は、少し扁平で「すり石」といった用途がはっきりとわかる石です。展示物から引用しています。
ものを摺りつぶしたりするのに使うものとだと納得がいきます。
肉や魚のミンチ、繊維の物をつぶした道具といえます。
最初の画像とちがうことがわかるでしょうか。
温暖な時代の生活で使っていた「すり石」です。
ほとんどの石器は、壊されていないということです。次の時代と大きく異なるのです。
本当かな?
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