縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

北黄金貝塚とは 10(B貝塚 すり石)

2018年10月31日 | 縄文楽

尖底土器時代は、暖かくハマグリの生息する時代でした。
海岸線も丘の近くまできていて、ハマグリ主体の貝塚をつくって生活しています。
住居は見つかっていません。
この丘から「すり石」と呼んでいる道具が大量に出土しています。

しかし、このような石器は、次の時代(円筒土器時代)の石器と思います。

尖底土器を使用していた時代の石器は、少し扁平で「すり石」といった用途がはっきりとわかる石です。展示物から引用しています。

ものを摺りつぶしたりするのに使うものとだと納得がいきます。
肉や魚のミンチ、繊維の物をつぶした道具といえます。

最初の画像とちがうことがわかるでしょうか。
温暖な時代の生活で使っていた「すり石」です。
ほとんどの石器は、壊されていないということです。次の時代と大きく異なるのです。

本当かな?

 

 

 

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