縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

33おらの土器(新潟県)

2024年06月27日 | おらの土器
新潟県には「火焔土器」といわれる土器がたくさんあります。
この土器は、「深鉢形土器(火焔型土器) 伝新潟県長岡市馬高出土。把手部分に典型的な鶏頭冠形が見える。(東京国立博物館蔵)」と説明があります。
 
信濃川流域に出土する土器といわれます。
 
おらの世界を土器に表す」
 
大まかな点だけになりますが、説明をします。
  (※カテゴリー  「火焔土器」を参照願います。)
 
・「アンテナ」天空に祈りや願いを伝える大切な所です。(鼻)
 
・「雨」   この部分が重要な部位になります
        雨が地上に落ちた時の姿に似ています。
 
・「雨雲」  雨を含んだ雲、雨が降っている時の雲、黒い雲・・・。
 
・「河川」  川 水流 濁流 などを表現しています。
 
・「目 耳 口」 これらも土器に表現されていますが、今回は省略します。
この土器は、目の前にある現実の出来事を表現していると思います。
「雨が多量に降って、川の水も増え、河川の氾濫も起こっています。」
 
どうか、「水」による被害が起こらないように祈願する土器???
 
このような事を考えていたのですが土器はサケの遡上する川だと考え直してサケの命の再生を願ったのだと訂正します。
 
  縄文楽 浄山
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 32おらの土器(富山県) | トップ | 34おらの土器(神奈川県) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿