石川県能登町 真脇遺跡縄文館
イルカ漁のムラ
前期末葉から中期初頭にかけての地層からはおびただしい量のイルカの骨が発見されました。
イルカ層からはイルカ骨以外にたくさんの土器や石器、木製品が出土しています。
中でも目を見張るのはトーテムポールのような彫刻を施した木柱です。
「イルカ送り」の儀式に使われていたのかもしれません。
以上が解説文の抜粋です。
この土器の球形は何を表しているか考えなくてはなりません。
イルカ漁をしていたのでイルカの命の再生を願った感謝と供養をするためのものとして製作したと考えます。
イルカは海洋を生活の場にしていますので「海洋」としてみました。
広々とした海を球形で表しているのです。
渦潮が描かれているようです。
送るのは星空の天の川だと想像しました。
発掘現場の画像から地上に天の川を模作していると感じました。
木柱列と星空の画像がありましたので使わせてもらいました。
星は「北極星」を中心にして回るので 何か特別な意識で見ていたかもしれません。
それに「キリコ祭」が、現在も引き継いでいるように思います。
浄山
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