縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

(世・縄文12)「田小屋野貝塚・貝塚」

2024年05月13日 | 世界遺産縄文

(世界遺産・12)「田小屋野貝塚・貝塚」

解 説
青森県つがる市に所在し、岩木川沿岸の標高10~15メートルの丘陵上に立地します。

海進期に形成された内湾である古十三湖に面しています。

貝塚からは汽水域に棲息するヤマトシジミなどの貝類を中心に、コイ、サバなどの魚骨や、ガン、カモなどの鳥骨が出土しています。

解 読
出土した土器を見ていると北黄金貝塚の土器にそっくりでした。

これは海を生活の場だと認識することができます。

ところで海の波の表現が微妙にちがいます。中洲とか三角州があるように思われます。

土器から貝塚を探すとこすっている個所があるのです。

河岸線近くに祭祀場もあるかも知れません。

終りに
土器を解読して遺跡を探るのも楽しいことです。

海(縄文)の変化も意味があるのだ。

こする」行為にどのような意味があるのだろう。

縄文楽  浄山

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