(世・縄文11)「二ツ森貝塚」
1,はじめに
青森県七戸町に所在し、太平洋岸の小川原湖西岸の標高30メートルの段丘上に立地します。海進期に形成された湖沼地帯の最奥部で、漁労や貝の採取などが行われていました。
遺跡からは竪穴建物跡や貯蔵穴が多数見つかっており、大規模な集落であったことがわかります。
貝塚は、台地の北斜面と南斜面の2か所に形成されています。
2,土器の読取り
・遺跡の北斜面と南斜面に貝塚があるということで両側の突起状を貝塚としました。
・人面といわれる部位は特別な祭祀場所のようです。
・把手は特別な通路のようです。
・道がありますが、遺跡の地図と思っていますが、課題もあります。
3,終りに
他の土器と見比べて総合した判断も必要かと思われます。
貝塚は再生を願った夜空の天の川に魂を送る場とも思えます。
縄文楽 浄山