岐阜市歴史博物館所蔵土器で具体的な産地が見つかりませんが「長良川土器」として説明します。
フタがあるような縄文土器を初めて見ました。どのような意味を持つのか興味がわきます。
煮炊きで使う日常的な土器とは思えませんので「ふた」としないで取り扱いました。
四隅が上空に反っていたり、胴体の下部が少しふくらんでいることから「祭祀用」と判断しました。
類似した土器があり、双方を見並べて解明していこうと考えます。
フタ状の部分が何かと迷いましたが、右側の土器から「川霧」に関係するものと察しました。「河」のオサラのような役割かとイメージしました。「霧」の表現法のようです。
長良川の川霧の画像がありました。この風景が土器の意味に当てはまると思います。
「川霧」の表現ともとれます。
「雨乞い」はひとつの考え方です。
「雨雲」は雨をためておくところということからです。 「雲海」です。
「川」は細かい部分の解説はしませんが三本線などから判断しています。
この土器は、二つの意味を載せましたが、再度考えたりするのに資料として残しておきます。どちらが適切でしょう。
①雨乞い説 ②川霧説
縄文楽 浄山
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