縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

国宝にしたい土器

2018年12月12日 | 日々縄文

国宝にしたい土器
北黄金貝塚に素晴らしい土器があると言いたい
何の特徴も無い普通の土器です。平底のバケツ型の土器です。

そんなものめずらしくもないと思われるのが普通です。
複製品を作ろうとして失敗ばかりしていて思ったのです。
これが縄文時代の7000年も前の作品か。
情報センター内の土器で、一番技術的にも優れている。

現在 国宝に指定されているという土偶や土器はほとんど3000年から4000年以降の遺物である。
言葉も発達し、意識が自由に発揮できるようになり、想像的な作品が生まれる土壌があったといえる。
ところがこの北黄金貝塚の土器は7000年前の作品と言われる。自由な意識もなく技術だけでつくった作品だと思う。

この土器は 厚さは薄く5mm位だ
高さが20センチで口径が15センチ位。表面は赤っぽいので かなり高温で焼いたと思われる硬さと色合いが良すぎる。
貝塚の下から出土しているので保存状態が良かったのか この年代の他の土器と比較したい。
紋様が「縄文」でなく「貝紋」である アカガイの貝の背でこすった紋様である
疑問が湧いてくる

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