『野中堂環状列石、万座環状列石は石を様々な形に組み合わせた配石遺構が二重の環状を形成しているのが特徴です。』
この土器には、様々な情報が盛りだくさんに含まれていると感じます。
『「日時計状組石」は、各々の環状列石の中心から見て北西側にあり、外帯と内帯の間に位置しています。』と解説されています。
「二重の輪 日時計状」が土器面に模様として表現されているかです。
土器の地上部分を拡大してみました。
この模様の意味は「再生する」「天空に送る」「命を生む」などの願いだと思えます。
「天空」の部分を上下逆さまにして、地上で見る風景のようにして見ました。
ここにも現風景(環状列石)が投影されていることを確認したかったのです。
しかし、確かめるまでには至りませんでした。検討する資料と時間が必要です。
「天空」への入り口とも言える部位が立体的につくられています。
現風景に構造物が建物のように復元されていますが、天空への「入口」でしょうか。
まだまだ未解決な点の多い土器です。
縄文楽 浄山
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