縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

イルカの頭骨

2012年10月15日 | 有珠ポンマ発掘

有珠ポンマ遺跡は、毎回調査をする度に、新しい情報を提供してくれるように思います。
貴重な遺跡と言うことです。

今回の調査も、ブログには、載せなかったのですが、続縄文時代から中世にかけての遺物や遺構のある場所といえます。調査の期間は延長していますが、なにしろ遺物や遺構(お墓)が数多くあり時間がいくらあっても足りないくらいでした。

今日で終了するらしく、行って見て驚きました。
手の平大の石を円形に敷き詰めた床にイルカの頭骨が載っていたのです。
これは、一体なんだろうと思いました。

時代は続縄文後期から擦紋時代の遺構と言うことです。この上には貝塚があって掘り進むと円形石敷き遺構が見つかったということのようです。詳しくは、後日の報告にまとうと思います。

頭骨を取り上げた跡ですが、丁寧にイルカを送った様子が浮かんで来ました。
もう少し発掘の期間に余裕があると、この円石の周りも掘り進めてみると、違った風景も見られたかも知れないとも思いました。

 

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