縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

(勝坂02)「畑で栽培)

2022年01月18日 | 勝坂式土器
読み解く挑戦
 
勝坂遺跡の土器です。相模原市
なんと、複雑な器形や模様の付いた土器です。仮説の段階です。
 
◇根菜類としたのは、この土器の胴の面は秋と冬の生活環境面になります。
秋は水分が枯れかけ、左側の冬は白く雪に覆われているように思えます。
 
◇春と夏の面は反対側になると予想します。
 
◇秋の収穫は根菜類が多いことと「里芋」の感じがしました。
在来種の「球根」はどのようなものがあったかは調べていないので不明です。
 
◇上部の大地の形態は「ふんわり」で土も深く水を張っているかもしれない。
 
◇下の張り出しているのも意味があると思います。
人為的なものと感じ「畑」と仮説を立てました。
 
自分でも驚きです。
「畑」という仮説が成り立つか今後も確かめたいと思います。
土器の文様はいろいろな情報を教えてくれます。
仮説を立てなければ解決できません。前例も証拠もない段階です。
 
土器形態は地形 紋様は生活環境」
(おらの世界を土器に表す)
 縄文楽 浄山
 
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