縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

03おらの土器(宮崎県)

2024年05月27日 | おらの土器
「昭和40年代、中川地区(旧宮崎村)で行われた発掘調査で見つかった弥生土器年代は今から2000年前の弥生中期。縄文時代に比べ質的にも、形状的にもより実用的になったことがうかがえます。」解説文です。
 
縄文ヒトは「自分たちの世界を土器に」表す
「左の土器」 縄文の模様が見られます。縄文の模様は通常は「波」で海を表現していま、す。
弓状の模様は大きな「波」のように見えます。それで「海」で生活する人の土器としました。
「右の土器」を「山」としたのは、四隅が尖っており〇(聞く?)があります。
山に「伝える」という意味だと考えています。祭祀用土器だと判断できます。
「雲にそびえる高千穂の・・」といったことばを思い出しました。
また、山並みが土器面に描かれているようです。
 
弥生時代の土器と言うことですが、縄文の心を表していると感じます。
 
土器は拡大して観察することがあります。
それに繊維土器のようですが、問題がありました。このような繊維状の細工はむりでしょう
 
・土器を焼いた時にできる粘土の結晶と考えました。検討が必要です。

土器の内面がすすけていますが「煮炊き」と思うでしょうかね。無理でしょう。
 
縄文楽 浄山
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