北黄金・物語(煮炊き)
土器は「煮炊きの用具」
実際に縄文土器で煮炊きをした人がいるだろうか。
今まで縄文土器で煮炊きをした実践を見ているがお湯は沸騰までしない。
最後は焼けた石をいくつか入れて沸騰させる。
それから土器は煤で真っ黒になっている。
今見ている遺物の縄文土器は真っ黒になっていない。
一部に黒いところがあったとしてもあれは祭祀用の行為であろう。
とにかく煮炊きして黒く煤けている真っ黒の土器は見られない。
これだけでも縄文土器は煮炊きをするための用具でないということが分かる。
何よりもはっきりしているのは北黄金貝塚の円筒形の土器に底のないのがたくさんある。
底のない土器の意味を解読することが必要である。
土器は何のために作ったのかである。
縄文楽 浄山
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