縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

第3回 登別縄文どきどきまつり

2010年09月25日 | 縄文の風

うすい雲がかかった一日でした。
「第3回 登別縄文どきどきまつり」が登別市の「カント・レラ」を会場にして行われました。会員の方は名札をつけて活動していました。
盛りだくさんのメニューが「のぼりべつ文化交流館」の玄関に手作りの看板に描かれていました。

縄文体験
「黒曜石のナイフ」を作っています。できたナイフで実際にサケを切っていました。
この切ったサケは後ほど、「縄文汁」にして食べました。


「勾玉つくり」や「火起こし」も行っていました。

食べ物として「ドングリの縄文クッキー」それに「トチのクッキー」を作っていました。
トチはあく抜きが大変と聞いていますが、見事な「トチのクッキー」に作り焼いて食べていました。
アクも抜けて食べられると言うことでした。クッキーにつくり上げた会員の努力には驚きました。
北海道では「トチ」は縄文時代にもアイヌの人も食べたという話は聞いていません。


野焼きも今年は慎重に作品を焙っています。灰床を昨夜の間に作って、朝7時から火を入れて、野焼きを始めたという事です。
じっくりと暖めて、少しづつ熱を高くして行き「焙り」に時間をかけています。
薪は豊富に調達でるそうだし、うらやましく思いました。



立派に焼けた作品は大切に持ち帰って行きました。

縄文講演会 
午後から「縄文講演会」を行いました。
講師は、洞爺湖町教育委員会学芸員の 角田隆志さんです。

「縄文遺跡を考える」という演題で話されました。
文化財は保存することから活用することが大切で、自治体、研究者、地域住民の三者が一体となって取り組むことが重要である。と強調されていました。

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