縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

「火焔型土器02」(ギザギザ)

2019年09月11日 | 火炎土器

前回と同じ土器です。火炎型土器といいます。

 

今回は「ギザギザ」は何かを探ります。

口縁に「ギザギザ」があります。これが、この土器の重要な部位です。

 

この土器は「信濃川流域の土器です」 ということは、

「河川に関係する土器です」「雨水が大いに関係する土器です」と推測していきます。

 

このようなことから見て行くと

あらゆる個所に「ギザギザ」がありますが、みんな上を向いています。「雨粒」が水面に落ちて弾いている姿に似ています。

「雨粒」「雨水」など水に関して「基(もと)」になる姿なのです。「雨粒」と仮定しておきます。

雲が浮かんでいて「雨粒」が上にのっています。雨を含んだ雲で「雨雲」とします。

まだまだ課題の多い土器です。

 

 「空間」とありますが、気が付かない部分です。雨が空から降ってくる様子を表現していると思います。

空中にある雨粒の基といえそうです。(現代では水蒸気か?)

「生活面」は、池や沼、地下にしみ込む水を示しているように感じます。今後とも加除訂正もあると思います。

縄文楽 浄山

 

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