1、土器の解説
群馬県嬬恋村今井東平遺跡出土の縄文後期の土器です。異型で異質な土器ですが「意味」があるはずです。
「黒い色の土器」は祭祀用で死者の「送り」の時に使用したものと想像しています。
気になるのは「土器の上に飛び出た二つの突起」でした。
2、土器の解明
・嬬恋村の景観地として「滝」(瀬戸の滝)がすぐに探せました。
・土器は特別な土器で区分も「天空」「天道」「地上」に分けて考 . . . 本文を読む
八戸(ハチノヘ)市田面木(タモノキ)字韮窪(ニラクボ)出土
この土器を眺めて「縄文ヒト」の生き方を少し学ぶことができた気がする。
1、どうしても理解できない部位がある。
「弓矢」と思われる部位である。
次のような例を考えてみた。
①「網を曳いている」 サケを捕る行為になる。
②「魚道の印」堰を作っているがサケが通る「魚 . . . 本文を読む
14縄文楽・土器の課題23/9/06「縄文人に学ぶ 」上田篤著の表紙裏に 「縄文 を知らずして日本人を名乗るなかれ」という言葉がありました。
この言葉を借りれば 「縄文土器を解読せずに縄文学者を名乗るなかれ」と言いたくなりました。
今後の課題と思うことをいくつか簡潔に述べてみます。
①縄文土器 は「鍋」
今まで定理になっている「鍋」から離れることができるか最大の課題だと感じます . . . 本文を読む
水煙文様土器
縄文力33(中期)山梨県安道寺遺跡
水煙土器/山梨県安道寺遺跡
円文と波状文を組み合わせた4つの大型把手は立体的に器体からそそり立ち、
口縁にある大型把手状は色々と考えてもみたがどれもピッタリ合うとは思えない。
土器の器形は地形を表します少しふっくらした細長い鉢形土器に見えます。ということから山深いところにある少し広がった台地上にある遺跡だと考えました。
環境を読み取 . . . 本文を読む
縄文力32
解説文
「海戸遺跡は諏訪湖に向かって突出する岬状の台地先端部に立地している。」
と文面がありました。
解読
器形は土器の説明文に助けられました。
突出する岬状
台地先端
このことばをそのまま器形に当てはめました。
縄文ヒトはこの光景を頭に描いてたと思います。
人面としている表現はすべてハスと今は考えています。
ハスが当てはまるか今後も確かめる必要があります。
土器の説明文に地形が詳しくのっていると大変助かります。
土器の器形は地形で
土器の模様は環境
縄文楽 浄山
. . . 本文を読む
縄文力31(前期)阿久遺跡
①見出し文「長野県阿久遺跡縄文時代前期 チューリップのような大きな波状の鉢に台がついている。」
②遺跡の解説文
・ドーナツ状に集まった環状集石群
・墓坑があり中央の広場に長さ120センチの角柱状の立石
・大規模な祭祀場が出現
・立石は蓼科山を拝望する
③土器の解読
・この土器の器形は両側を高い山に囲まれた谷間(盆地)を表している。・谷間の入り口はくぼ . . . 本文を読む
1、解説内容
・長野県藤内遺跡の神像筒形土器
・土器の口縁に土偶が抱きつくように立体的に表現されている。
・顔はおそらく内向きで蛇の様な突起になっている。
・人体は肉感的で同時期の土偶と同じ表現であるが上半身のみで足の表現がない。
・まさしく土偶と土器が一体となっている。
以上の解説文であった。
2、土器を見て
「形体」 円筒形の筒型である。この形は「円筒土器」 . . . 本文を読む
1、土器の解説
・信濃川流域に分布する土器(新潟県笹山遺跡出土)
・全体の形状から「火焔土器」といっている
・文化庁の解説では「鶏頭冠型土器」と解説している
2、土器の解読
・土器の上方を派手に飾っている様に製作している。
・火焔という言葉に惑わされてしまっていた。火焔とは関係ない。
・祭祀用とみるが、自然に対する「願い、感謝」などと考える。
・信濃川流域なので河川 . . . 本文を読む
1、土器の解説
・山梨の縄文土器の持つ美と湧き出るようなエネルギーは、豊かな森の中で生きた縄文人の独特の感性の中で形作られました。
・南アルプス市の鋳物師屋(いもじや)遺跡から出土した重要文化財です。
・踊っている人物像をモチーフとしたような縄文土器です。
山梨の縄文土器や土偶は、世界の中でも傑出した独創性を放っています。
以上は解説文の抜粋です。
2、土器に関して
. . . 本文を読む
1、この土器の解説文
「出産を表現したとされ『出産文土器』と呼ばれる縄文時代中期中葉の大形土器。
口縁部と胴部2ヶ所に人面装飾がある。裏側から見ると出産の苦しみで目を回したかのように描かれている。」
※現代ヒトの方が「摩訶不思議」な考えをするモノだ。
「土器の器形は地形 模様は環境」を仮説として解決を試みる。
2、土器の器形
・「土器 . . . 本文を読む