話が前後しますが、9月1日にユアスタへ行く前に寄った福島県会津柳津のお話をしましょう。
ココの話をするには「探偵!ナイトスクープ」の話からしないといけませんね。
関西地方では今でもお化け番組と言われている「探偵!ナイトスクープ」。私は兵庫県に高校卒迄居ましたが、その後は九州、
東北、長野を転々として来ました。やはり関西文化と云うのは大好きで、それに触れる事が出来るメディアの中でも
当番組は欠かさず見ている番組の1つです。その中で、いつの放送かは忘れましたが、こんな内容の番組がありました。
何処かの田舎へ行き、そこで栗饅頭を嫁の土産に購入。列車に乗り関西へ戻るには6時間位掛かる。列車内で、どうしても
この栗饅頭を食べたくなり1個食べると旨い事。我慢できずに2個目に手を出し、3個目、4個目・・・・・。結局、家に着いた時には
全部食べてしまって、嫁から罵倒され、もう1度買いに行きたい・・・・。と云う内容。探偵は桂小枝だったと記憶しています。
このように内容は鮮明に覚えているんですが、場所は全く覚えておらず、何処かの遠い田舎の話だよな~、って流していました。
その後、仙台から福島県郡山に転勤になった7年前、会津に行こう!とネットで名所を調べていた際に、栗饅頭、岩井屋の文字が!
ココだったのか!と記憶が蘇り、それから毎年1回はココへ来ています。
当日、夜9時に長野を発ちました。この日は所謂ブルームーン。
月に2回満月があるという珍しい現象。この日に月を見ると良い事が・・・・と聞いていたので、財布をフリフリしてtotoが
当りますように!と願いながら月を眺めていました。
深夜2時に到着。当然、車中泊。
道の駅「やないづ」。10台程の車中泊組がおりました。
9時前には、柳津のメインイベントの1つ、福満虚空蔵尊へ。
ここは、茨城県東海村、千葉県と並ぶ3大虚空蔵尊だそうで、丑と寅が祀られています。多分、丑と寅の方向は鬼門なので、
それを治めるのが建立の目的だったのかな?と思います。それが転じて丑年と寅年の守り本尊でもあるそうです。私と妻は、
それぞれ丑年、寅年なので毎年ココに来ています。
石段を登っていくと
未明にココに着いた時に、この赤い橋を渡りましたが、その際に霧かモヤが掛かっていて、満月の光りと合わさって
水墨画のような世界でした。
丑の像が鎮座しています。
触ると自身の悪い所が治るとの言い伝えがあるので、頭と脚を念入りに撫でて来ました。また、会津地方の「赤べこ」は
この牛が由来だそうです。
向こうには寅の像もあります。
本堂は・・・・。
毎年、1月7日には七日堂裸まいりと云う奇祭があります。
本堂の縄を褌の男達が上って行きます。残念ながら本堂の写真撮影は禁止なのでネットの画像を拝借しました。
家族の健康とベガルタの勝利?を祈って後にしました。
その後は街の散策。って特段珍しいものがある街ではありません。
栗(くり)饅頭、粟(あわ)饅頭、うぐい最中が有名で、街には数軒の饅頭屋があり、蒸している蒸気が軒先から出ています。
その後、第2の目的地である「岩井屋」へ。
購入したのが、右の栗饅頭、左の粟饅頭。
あわ饅頭は災難にあわない、って云う言い伝えがあるそうです。
滞在時間は1時間少々でしたが、懐かしい柳津でした。いつもは蕎麦を食べたり、道の駅で農産物を買って帰るのですが
急ぎ仙台へ向かわねばならないので、『負けるな東北!負けるな福島!!』と云う想いを胸に柳津を後にしました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます