突然ですが、先日コンデジを買いました。
キャノンパワーショットS90。
実は、現在使用しているコンデジ(IXY210IS)を使っている理由が、
(ダイビング界の)往年の名機SP-350が調子が悪かった時に、
納得できるスペックのコンデジが発売されてなかったので、
仕方なく最も安い機種を・・・
ということで、現在まで使っていましたが、
やはりオートしか使えないというのはいろいろとストレスも溜まり、
少し前にキャノンからパワーショットS90というのが出ていて、
カメラ雑誌の記事を見たところ私の求めている機能が全て使えそうなので、チェックしていました。
すると、先日のゲストがちょうど持ってきたので、少しいじらせてもらって決めました!
私がコンデジに求める機能は・・・
①マニュアル露出ができる
②INONのシステムが使える
以上2点だけです。
もちろんマニュアル露出が使えるコンデジは他にもありますが、
その多くはカメラ単体でワイドレンズ(35mm換算で24~28mm)をうたっており、
その結果ハウジングのポート部がレンズに合わせて大型化してしまい、
INONのワイドレンズなどを付けられなくなるのです。
INONのワイドレンズが付けられるなら、
カメラ単体での広角側は期待する必要がないので、
35mm換算で28~35mm程度の画角があれば、
あとはカメラはコンパクトでマニュアル露出ができればカンペキなのですが、
たったそれだけの機能を持ったコンデジになかなか巡り会えなかったのです。
あったとしてもハウジングがないとかね・・・
実はIXY210ISを検討している時に、同じくIXY3000ISというのがあり、
このカメラは上記条件を全て満たしていたのですが、
残念ながらメーカーの製造が終了し、カメラはなんとか手に入ってもハウジングを入手するのが困難だったのです。
ただし、IXY3000ISはマニュアル露出といっても絞りが2種類しか選べないことを後から知り、ちょっとがっかりなモデルでしたが・・・
そんな経緯があり、ストレスを溜めながらIXY210ISを使っていたのです。
そういう訳で、S90は私に撮ってマストの選択でした。
発売されてから最も値段がこなれた時期で、カメラとハウジングを合わせても5万円弱で購入可能でした。
ちなみに、ダイビング業界でこのカメラの評判が高くなれば、
過去のSP-350やIXY3000ISのように在庫切れで入手困難になる可能性があると思います。
「動くなら今だ!」と思って、SP-350を売却し、このカメラを購入しました!
SP-350の弱点であるバッテリーの持ちは最新のカメラだけに心配もないし、
ピント合わせもSP-350に比べると格段に速いので、
あとは使い方に慣れるまでがんばれば、
SP-350以上の力を発揮できる。
と、自分的には信じております。
なによりも、あのキャノンが勇気を持って画素数を下げ、
高感度撮影に力を入れてきたことも本気度を伺えますね。
そんな期待を込めて、これからこのカメラと付き合っていきたいと思うので、
このブログでもカテゴリーを独立して記事を書いていくことにしました。
これからコンデジを買おうと思っている方や買い替えたい方、
コンデジでの撮影に力を入れている方、
などの参考になれば、と思うので質問や意見などがあればコメントでお願いします!
長々となりましたが、1回目の今日は組み立てまでやってみましょう。
カメラの背面はこんな感じ。
表も裏もシンプルでカッチョいいです。
サイズもG10やG11に比べるとグッと小さく薄いのに水中で使う機能は十分(だと思う)。
まさに水中撮影のためには(現段階では)最高の機種だと確信しています。
ただ、ハウジングはカメラのサイズにしてはやや大きめな感じですね。
カメラ単体で35mm換算で28mmの画角を持っているので、ポート部分がやや大きくなってしまうのと、
このカメラの特徴とも言えるコントローラーリングを操作するためと思われます。
コントローラーリングとは、レンズの周りのギザギザで、
これを回すことで機能の設定などができます。
(一眼レフのズームリングのような感じ)
この機能をハウジングから使えるように、ハウジングにノブをつけなければならないので、
ハウジングがやや大きくなってしまうのではないでしょうか?
(でもなんか一眼レフっぽい)
さて、カメラとハウジングがそろってもまだ外部ストロボなどのINONの製品には接続できません。
INONの交換レンズやストロボなどと接続するためには、そのハウジング専用設計のマウントベースが必要です。
写真左がマウントベースですが、外部ストロボを使用する場合、
内蔵フラッシュの光を外に漏らさないように黒い遮光板(写真右)を付けるのが一般的です。
で、合体させるとこうなります。
ここまでくれば、あとは簡単です。
今まで使っていたアーム・ストロボ・レンズなどをそのまま流用できるので、
カメラとハウジングだけを交換すれば良いのです。
(私はフィルム撮影の経緯もあり、Z240を使っていますが、普通はD2000などで問題ありません)
↓
ここで、人によってはワイドレンズに問題が生じます。
先に書いたように、カメラ単体でワイドレンズをうたっている機種はカメラ単体での画角が広いので、
今までの35mm対応のワイドレンズだとケラれが生じてしまいます。
このため、INONのワイドレンズはカメラ単体でワイドレンズを搭載している機種に対応しているレンズも発売しています。
S90もカメラ単体で35mm換算28mmなので、今まで使っていたワイドレンズがつかえなくなります。
(マクロレンズはズームして使うのが前提なので問題なく使えます)
なので、今回はワイドレンズも一緒に購入しました。
右が新しいレンズです。(カメラ側のレンズ径が大きいのがわかるでしょうか)
このレンズは(カスタムでさらに広角に改造できるため)レンズフードが別売りです。
逆光を好む私としては、やはりレンズフードは必須ということで、もちろんレンズフードも購入して、取り付けてみました。
フードを付けるとさすがに大きく感じますね。
さらに、IXY210ISの時には我慢して買わなかった青色拡散版も合わせて購入して、最終的にはこうなりました。
久しぶりに長い記事になってしまいましたが、明日は早速海デビューです。
初日なので、上手く撮れるか心配ですが、頑張ってきます!
キャノンパワーショットS90。
実は、現在使用しているコンデジ(IXY210IS)を使っている理由が、
(ダイビング界の)往年の名機SP-350が調子が悪かった時に、
納得できるスペックのコンデジが発売されてなかったので、
仕方なく最も安い機種を・・・
ということで、現在まで使っていましたが、
やはりオートしか使えないというのはいろいろとストレスも溜まり、
少し前にキャノンからパワーショットS90というのが出ていて、
カメラ雑誌の記事を見たところ私の求めている機能が全て使えそうなので、チェックしていました。
すると、先日のゲストがちょうど持ってきたので、少しいじらせてもらって決めました!
私がコンデジに求める機能は・・・
①マニュアル露出ができる
②INONのシステムが使える
以上2点だけです。
もちろんマニュアル露出が使えるコンデジは他にもありますが、
その多くはカメラ単体でワイドレンズ(35mm換算で24~28mm)をうたっており、
その結果ハウジングのポート部がレンズに合わせて大型化してしまい、
INONのワイドレンズなどを付けられなくなるのです。
INONのワイドレンズが付けられるなら、
カメラ単体での広角側は期待する必要がないので、
35mm換算で28~35mm程度の画角があれば、
あとはカメラはコンパクトでマニュアル露出ができればカンペキなのですが、
たったそれだけの機能を持ったコンデジになかなか巡り会えなかったのです。
あったとしてもハウジングがないとかね・・・
実はIXY210ISを検討している時に、同じくIXY3000ISというのがあり、
このカメラは上記条件を全て満たしていたのですが、
残念ながらメーカーの製造が終了し、カメラはなんとか手に入ってもハウジングを入手するのが困難だったのです。
ただし、IXY3000ISはマニュアル露出といっても絞りが2種類しか選べないことを後から知り、ちょっとがっかりなモデルでしたが・・・
そんな経緯があり、ストレスを溜めながらIXY210ISを使っていたのです。
そういう訳で、S90は私に撮ってマストの選択でした。
発売されてから最も値段がこなれた時期で、カメラとハウジングを合わせても5万円弱で購入可能でした。
ちなみに、ダイビング業界でこのカメラの評判が高くなれば、
過去のSP-350やIXY3000ISのように在庫切れで入手困難になる可能性があると思います。
「動くなら今だ!」と思って、SP-350を売却し、このカメラを購入しました!
SP-350の弱点であるバッテリーの持ちは最新のカメラだけに心配もないし、
ピント合わせもSP-350に比べると格段に速いので、
あとは使い方に慣れるまでがんばれば、
SP-350以上の力を発揮できる。
と、自分的には信じております。
なによりも、あのキャノンが勇気を持って画素数を下げ、
高感度撮影に力を入れてきたことも本気度を伺えますね。
そんな期待を込めて、これからこのカメラと付き合っていきたいと思うので、
このブログでもカテゴリーを独立して記事を書いていくことにしました。
これからコンデジを買おうと思っている方や買い替えたい方、
コンデジでの撮影に力を入れている方、
などの参考になれば、と思うので質問や意見などがあればコメントでお願いします!
長々となりましたが、1回目の今日は組み立てまでやってみましょう。
カメラの背面はこんな感じ。
表も裏もシンプルでカッチョいいです。
サイズもG10やG11に比べるとグッと小さく薄いのに水中で使う機能は十分(だと思う)。
まさに水中撮影のためには(現段階では)最高の機種だと確信しています。
ただ、ハウジングはカメラのサイズにしてはやや大きめな感じですね。
カメラ単体で35mm換算で28mmの画角を持っているので、ポート部分がやや大きくなってしまうのと、
このカメラの特徴とも言えるコントローラーリングを操作するためと思われます。
コントローラーリングとは、レンズの周りのギザギザで、
これを回すことで機能の設定などができます。
(一眼レフのズームリングのような感じ)
この機能をハウジングから使えるように、ハウジングにノブをつけなければならないので、
ハウジングがやや大きくなってしまうのではないでしょうか?
(でもなんか一眼レフっぽい)
さて、カメラとハウジングがそろってもまだ外部ストロボなどのINONの製品には接続できません。
INONの交換レンズやストロボなどと接続するためには、そのハウジング専用設計のマウントベースが必要です。
写真左がマウントベースですが、外部ストロボを使用する場合、
内蔵フラッシュの光を外に漏らさないように黒い遮光板(写真右)を付けるのが一般的です。
で、合体させるとこうなります。
ここまでくれば、あとは簡単です。
今まで使っていたアーム・ストロボ・レンズなどをそのまま流用できるので、
カメラとハウジングだけを交換すれば良いのです。
(私はフィルム撮影の経緯もあり、Z240を使っていますが、普通はD2000などで問題ありません)
↓
ここで、人によってはワイドレンズに問題が生じます。
先に書いたように、カメラ単体でワイドレンズをうたっている機種はカメラ単体での画角が広いので、
今までの35mm対応のワイドレンズだとケラれが生じてしまいます。
このため、INONのワイドレンズはカメラ単体でワイドレンズを搭載している機種に対応しているレンズも発売しています。
S90もカメラ単体で35mm換算28mmなので、今まで使っていたワイドレンズがつかえなくなります。
(マクロレンズはズームして使うのが前提なので問題なく使えます)
なので、今回はワイドレンズも一緒に購入しました。
右が新しいレンズです。(カメラ側のレンズ径が大きいのがわかるでしょうか)
このレンズは(カスタムでさらに広角に改造できるため)レンズフードが別売りです。
逆光を好む私としては、やはりレンズフードは必須ということで、もちろんレンズフードも購入して、取り付けてみました。
フードを付けるとさすがに大きく感じますね。
さらに、IXY210ISの時には我慢して買わなかった青色拡散版も合わせて購入して、最終的にはこうなりました。
久しぶりに長い記事になってしまいましたが、明日は早速海デビューです。
初日なので、上手く撮れるか心配ですが、頑張ってきます!
見た目もバージョンアップしているし、及川さんの願いを叶えてくれるい1台に巡り会えて、よかったですね
私もなんか気になるので、今度沖縄行った時に、詳しく教えて下さいね
これからも、いい写真期待してます
もし買うなら在庫がなくなる前にゲットした方がいいですよ。
次回の沖縄で何でも聞いてください。