模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

2月が逃げていく

2021年02月27日 | プラモデル

TVで飲食店の店主がコロナ禍の窮状を訴えていました。都会だと家賃だけでも大変でしょう。
しかし田舎の小さな家族経営の店は、コロナの前だって毎晩6万円も売り上げがあったわけではないので、給付金で店を改装できるほど金が貯った、と喜んでいるところもあると聞きました。

呑まない食わないサタデーナイトも今晩でおしまい。
来週には公立高校の入学試験があります。
最後の晩を、ひもじく楽しんでいます。

そういえば、ツイッターを観ていたら、今月のスケビでB17を作っていた上手な方が、1/24のSE5aのキットを買われてました。
その方がすぐ製作されるなら、できるまで待ってて参考にしたいなあ。

さて、S.E.5aは張り線の準備ができたので、基本塗装しました。
全体が真っ黒な状態。まず主翼と水平尾翼の下面全体にクレオスのC45セールカラーを吹き、次にリブの谷を狙ってセールカラーよりも少し色の濃いC44タンを、尾根のセールカラーを残すように吹きました。
写真を撮らずにマスキングしちゃいました。

そして上面1色目を吹いたところ。
透け防止に黒サフを全体に吹いたので、プリシェイドができません。

以前スパッドを作った時は、白サフを吹いてマスキングし、黒サフを吹いてリブの尾根と谷の陰影を得ようと考えました。
しかし、スパッドは多色迷彩だったので、何色もマスキングして塗り重ねると、せっかく何本も細切りマスキングテープを貼って表現したリブの陰影なんか、まったくわからなくなりました。

SE5aの上面色は、ローデンの色指示ではハンブロール#108WW1グリーン。
グンゼでは該当色が無く、タミヤではXF51カーキドラブが近似ということですが、かなり茶っぽく緑が弱い。
復元機や海外の方の作品を拝見すると、少し茶色の入った緑色のようです。
なのでクレオスのC54カーキグリーンに、オリーブドラブをテキトーに混ぜたものを基本にすることに決めました。

SE5aは単色なので、そういう意味ではスパッドのリベンジの良い機会です。
スパッドは1/28だったのでマスキングしましたが、1/48のSE5aでこんなマスキングはしたくないので、熊本の趣味人師匠直伝の、仇討ちvs返り討ち剣法でリベンジしてみます。

で1色目は、基本の緑に下面で使ったセールカラーを足して、かなり黄緑に振った緑を尾根線とハイライト中心に吹きました。
谷はほぼ黒のままです。
2色目は基本の緑を、谷線と脚などのパーツに吹きました。これが仇討ち。


下の画像は2色目を吹いたところ。

翼面にある三角の凹みは、操縦策がエルロン方向へ直角にまがる箇所にある、プーリーの点検窓。
キットはデカール表現でしたが、手を加える箇所があまりにもないので、彫ってクリア板を嵌めるつもりです。

コントラストがクッキリし過ぎでわざとらしい上に、色が濁って美しくないでしょう?

なので3色目はC54カーキグリーンにC15濃緑色を足して鮮やかな緑を作り、薄い緑のベールを全体に掛ける感じで吹きました。これが返り討ち?
そしたら今度は、ビリジアンという名が思い出されるほど、緑になり過ぎました。
4色目は薄く溶いたC54カーキグリーンで、リブのハイライトを完全に消さない程度に、全体を馴染ませました。
いつもの大人しい作風=パッとしない出来に近づいていきますが、今回は早めに止めることにします。

5色目はC54カーキグリーンにジャーマングレーを混ぜた黒っぽい緑を、胴体の縫い目の下側と下面、エルロンの風下側や入隅部、機銃の弾道等にシャドーとして吹きました。
エルロンはこんな感じ。ピンボケですが。

胴体の縫い目、主翼の付け根、胴体機銃の凹み、ヘッドレストの入隅にもプーっとこんな感じ。
画像ではわかりにくいですね。控え目で、大人しい人格が出っちゃってます。

全体を暗い色でウオッシングするには、彩度と明度を低くしすぎた気がするので、部分的にしようと思います。
胴体の縫い目はドライブラシしてみようかしら。

日曜日はデカールを貼って、来週クリアを吹いて。
デカールの乾燥待ちに小物を仕上げて。
WW2機や現用機は工業製品っぽい精度や硬質感が欲しい気がしますが、WW1機は工芸品的というか、緩い柔らかさを表現するのが楽しいです。
それには1/48では少々小さ過ぎで、1/32のウイングナットウイングスなどがもっと面白いんでしょうね。高くて買えないけど。





コメント (2)
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