模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

抽斗を作った

2019年07月13日 | 日々のできごと

ヒキダシの漢字は抽斗なんですって。ピンとこないですよね。
工作室の作業机は、20年前、木工工場をやっている親戚から新築祝いに頂いた、1600x800のタモの集成材を天板に使って自作したものです。
1600x800という寸法は自分でオーダーしたんだったな。
当時はすごく広大な平原が広がっていたんですけどねえ。
いつの間にか物が増え、作業スペースはネコの額です。


それまでは、新入社員の女の子が、使わないから捨てるというのでもらってきた、学習机を使ってました。

その学習机は自作の作業机と入れ替えて、外の物置に移動しましたが、抽斗だけは外して自作机に流用し今まで使っていました。
その抽斗は、木の凹溝にプラの凸棒をスライドさせるタイプのレールで、開け閉めが重たく小さくて一杯になっていたので、作り直すことにしました。

t5.5x600x450のシナベニアの周りを、t14X90の板で囲いました。
トリマーのおかげで溝切が簡単なので、やる気になったんですな。

6mmのビットで溝を切ると、ヨビt5.5のべニアがしっくり嵌まります。

スライドレールはスガツネの3618-400。
ホームセンター用の1組毎パッケージだと¥1300位しますが、プロ向けバルク品の分売だと¥400で買えます。
物の値段に占める流通コストの高さよ。
¥400でも通販送料が¥600掛かるので¥1000。流通コストなのね。

こんなものでも昨夜図面を描いておいたので、所定の長さにカットして溝切して組み立てれば、鏡板の塗装以外は昼過ぎには完成。
今回もトリマーの暴走あり。クランプが弱くて動いてしまった。
鏡板だけは、白木では手垢で汚れそうなので、油性ニス塗りにしました。

天板への設置が一番大変でした。
元の抽斗よりも幅広にしたので、スライドレールを付ける角材の位置を変更しなければなりませんでした。
雑然とした机の上は見ないでください。
天板の厚さを測ってみたら、23mmだった。その上のガラスは5mm位。


狭い机の下に潜り込んで、上向いての作業が辛かったですが、何とか設置完了。
これも、インパクトドライバーがあるからまだ楽にできるんですよね。

丸ノコとトリマーとインパクトは、自分の木工には欠かせないですね。
丸ノコは楽というよりも、切断の精度向上に貢献しています。
展示棚もこの抽斗も、図面寸法との誤差は最大で2mm以下ですから。
手ノコギリは下手くそで、断面を直角にできないので、今では薄板しか手では切りません。


開け閉めが楽になりました。今、中身は空いていますが、すぐに一杯になるでしょう。
それと、小さな部品を落とさないように、わざと開けたまんま作業するので、ごみ屑もすぐに溜まるでしょう。
唯一の心配事は、ウレタン塗装ではないので、塗装の際にシンナーをこぼしたら、鏡板のニスが落ちてしまうことですかね。

コメント (2)
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