goo blog サービス終了のお知らせ 

模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

5連休になった

2020年02月26日 | お船

本来ならば釣行疲れを癒すための連休4日目。
喉は痛いし、咳もでる。熱を測れば37度超え!すわコロナ!なんて流行に敏感なオレ!
病院に行ってお薬もらってきました。ただの風邪だそうです。
翌朝も37度あったので5連休にしました。
コロナと言えば、コロナマーク2が出た時に、なんてカッコ悪いんだろ、トヨタって貧乏くさい車を出すな、と子供でも思いました。
コロナと同じ顔で少し長いだけなんて。だせぇ。
でも初代は売れたんですってね。T社は民衆はバカでダサいって見切ってたんですね。

うちのGTO。
赤の染み上がり防止にシルバーを吹いたら、手抜きして濾さなかったので粒子の粗いツブが混ぜってまして、全身ツブツブになりました。

それを#1000で研磨して落としました。2歩後退。シルバーを吹き直しです。
当て板をして研いだのですが、これだけムラに削れるということは、まだまだ面が出てないんでしょうね。


熱があるので休みましたが、模型をいじる気力があるので重症ではないのでしょう。
インフルでは休んでも、まったくやる気が起きないと聞きましたから。
お船は相変わらず手すりの続き。
ラッタルの手すりだけ太いプラというわけにもいかず、真鍮線で置き換え。

こういう曲げ加工がある箇所はなんとなく真鍮にしました。
バネ線であるリン青銅線よりも、7:3黄銅の方がスプリングバックが少なくて成形しやすいと思いまして。
手すりの柱に穴を明けるのにも慣れてきました。

進めていくと、このキットにもコーナーに柱のないパターンがあったのでした。
難しそうだから避けていたのに。
ただのL字なら曲げが1ヶ所なので問題ないのですが、2か所曲げる場合、2つのアングルを同一平面になるよう曲げるのが、非常に難しいのを経験上知っているからです。
この場合クランクですが、平らな場所に置くと、ピタッと平らにならずに、1辺が斜めに立ち上がるということです。
2次元ではなく、Z方向に3次元になるんですね。

その上、柱を通してから曲げるのは柱が邪魔なので、線を曲げてから柱の孔に通すことになりますが、柱がコーナーをうまく曲がれるかという不安があります。
線の曲げには、実寸の図を描いてそれに合わせて真鍮線を曲げました。
予想通り3次元に曲がりましたが、捩じって平面にしました。
それをやり易いように真鍮線にしたんです。
画像で見て歪んでいるのに気づいたので、直さなくっちゃ。
一旦ここまで付けて、瞬着で補強するとかなり丈夫になるので、これからの強引な曲げ修正はなんとかなります。

コーナーの奥まで差し込む柱、この場合真ん中の2本の孔4か所は他の箇所と同じ0.35mmではなく、0.4mmで明けました。
それでもコーナーを曲がるのは困難だったので、90度より浅い角度で通して、通してから直角に曲げました。

端の柱の孔は当初袋穴にしていましたが、線を長めにして貫通させてから、後からカットして仕上げる工法に変更しました。

熱も下がったので、明日は休む口実が無いなあ。



晴朗なれど風強し

2020年02月24日 | お船

連休2日目日曜日。日本海はかなり時化ているようです。中部地方の山間地も晴れていますが強風です。
出船中止でなければ、今頃は70Lのクーラーが甘鯛で満タン早上がりだったろうに。
んなわけない、1日ねばって1人2~3尾だそうです。ドテラ流しの片舷7名定員なので、乗船料は¥16K!
さすが、高級魚。

犬の散歩に森を抜けたら、ヤマガラがツツピーと鳴いていました。
もう春の繁殖準備月間ですか。

まず250GTO。
1stサフを#600で落としながら面の乱れを修正し、仕上げのサフ。
赤の沁みあがり防止に次はシルバーを吹く予定なので、少しでも食いつきが良いように、プライマー入りのサフをブラシで吹きました。

バリも少ないし型ずれもなく、それほど金型が傷んでないようで、成型状態は良好です。
左右のヘッドライトの間、ボンネットの中央に1mmの孔を明けました。
元々そこにエンブレム用の四角いモールドがあったのを、研磨の邪魔なので削り取ったため、あとで位置がわかるよう目印です。
ボンネットフードも接着してしまいました。
これで午前中はおしまい。

午後からはお船。
後甲板のキャビン屋上の手すりに着手です。
ピンバイスを手で回せば10回以上回さなければならないでしょうが、モーターツールなら、1秒です。
ニードルでセンターにマークして、低回転で回して軽く当てればスッと刺さります。
豆腐に箸を刺す程度の抵抗感。やってみて意外でした。

コツは、横棒を両側取らずに片側残して、そこを指でつまむこと。
両側切り取って柱だけにすると、保持できません。

デッキ上の物を接着してからでは、接着や塗装の際に邪魔になりそうなので、手すりを先行して施工することにします。
これが、試作を兼ねた施工例。
物を先に付けると、同じ白と言っても、筆が入らず塗り辛そうです。

コーナーの柱は2方向から穴明け。

コーナーをこのように処理すれば、柱に2方向から穴を明けずにすみそうです。

しかし線材を2本同じに曲げるのは難易度が高い。
線材の長さ調節や、柱の倒れの矯正もやり難そうなので、今のやり方のまま進めることにしました。

左舷の、この11本の柱に穴を明けて、線を通して船体に接着するのに1時間強かかりました。

精神を集中してやらないと、ポカミスをします。
1本は穴を明け、残した片側の横棒2本を切る際に、横棒ではなく柱の頭の方をカットしてしまいました。
何故そんなことをしたのか、自分でも意味不明。
左端の柱は接着剤が乾燥後、線材の長さを決めてから立てます。

実物写真を漁ってたら、こんな画像が。
舷側の内側には頬杖風のサポートがついてるんですね。
エバグリのプラ棒で簡単にできそうなので、再現しようかな。

大きなモデルは難しくは無いけど、時間が掛かります。
でも、着々とできてくると楽しい。


戻ってきたよお船に。

2020年02月12日 | お船

手すりをどうするかで逃避していたコルベット君に戻りました。

0.35mmドリルも手に入ったし、0.3mmリン青銅線も用意できたので始めてみます。
スケールモデラー誌の作例の方が実際にやられてた方法なので、何とかなるんでしょう。


プラ成型品の手すりの横棒をカットし、切断面の円の中心にニードルでポンチマーク。
穿孔する数が多いので、ドリルはピンバイスではなくモーターツールに咥え電動で進めます。
ドリルがよく切れて、きれいにスッと入ってくれるので、技術的には思ったほど難易度は高くありませんでした。
手で明けるよりも全然楽です。
金属だとキリを折りそうですが、プラだと不安さはありません。
問題は精神力。集中力の持続が課題のようです。

コーナーの支柱は2方向から開けるので、やや難易度が高いです。
ネットで1/72の作例を見ると、コーナーの支柱は角の隅には立っておらず、角そばの直線部に立っていて、横棒のみが角で直角にひと筆書きに曲がっていました。
その場合、孔は真っすぐに貫通で良いのですが、このキットは角に支柱があるので直角2方向から非貫通の袋穴にする必要があります。

この程度で1時間以上かかりました。
キットの太いままよりも、かなり印象がよくなります。
のんびりと進めましょう。

また、他のキットに逃避しそうだな。


お試し特殊カッタービット

2019年12月19日 | お船

荒波にもまれて牛歩の駆潜艇ですが、ついに避けては通れないところに行き着いてしまいました。
それは手すりでございます。

キットのパーツは成型の都合で0.85mmほどの太さです。1/144ですから直径12cmの手すりはさすがにね。
高価なetchingパーツを使えばスッキリできるのですが、高い割にはリアルでないのです。
本物はこんな感じ。

単純な格子ではなくて、わざわざ柱のクロス部を太くして横棒を貫通させています。
このふくらみは、平板なetchingでは表現できません。丸棒でもないし。
また、イ-19の時のように真鍮線を半田付けして組んだら、貫通している感じではなく重なる感じになってしまいます。
上段の横棒は1本で通して、下段の横棒はスパン毎の短い棒を1本1本半田付けすればできないことはないですが、さすがにこの数はヤダ。

一方、スケールモデルファンという雑誌の作例では、柱はキットの物を使用して、横棒だけを金属線に置き換えていました。
しかしその方法は、元のパ-ツのP/L消しや整形に手が掛かりそうです。

思案した結果、エバグリの0.75mmRODを柱にして、金属線を通したものを試作して、上手くできたらこの方法、だめならキットの柱と金属線を使う方法にすることにしました。
エバグリのプラ棒を柱にすると、横棒を通すふくらみがないのが残念ですが、P/L処理が無く、スッキリした円柱になります。

このタイミングで以前から欲しかったツールを買いました。
ブッシュというメ-カーのモーターツール用ビット(スチールバー)です。
#411のカップという形状。

5種類買いました。
一番細い0.9mmから3.1mmまで。
本来は彫金などの工具で、指輪の金属の棒の先端を整形するものらしいです。
随分前に、鉄道模型で真鍮線の先端処理に使っている方から教えてもらいました。

シャンクの軸径はモーターツールの標準2.35mm。
半球状の内刃がついています。すり鉢だ。
周速ゼロのセンターには、刃が付いて無いようです。

ピンバイスに咥えて試してみます。

これを使えば、柱の頭を簡単に丸くできると、妄想したのでした。
外径が1.5mmのビットで、1mmのRODの頭を丸めてみます。
カッターで切りっぱなし。

アップの写真を見るまで、刃に方向があることに気づきませんでしたが、時計回りで間違ってなかったようです。

できた。偏ってるし、半球:ドームというよりもレンズ程度のRです。
この程度なら、モーターツールにRODを加えて回し、ペーパーを当ててもできないことないかな、が正直な感想。
コツをつかむまで少々かかるかもしれませんが、慣れればペーパーで手の感覚でやるよりも、Rを均一にできる可能性もあります。
数が多いのでRがバラバラは見苦しいはず。

ビットをモーターツールで高速回転させておいて、チッって軽くRODを押し付ける方がいいかも。
ただ、切り粉の逃げ場がないので、マメに掃除が必要でしょうな。
もう少し練習してみようと思います。


泥沼の駆潜艇

2019年12月16日 | お船

女王様の駆潜艇は、ちゃんと作ろうとすると色々な箇所に手を入れたくなります。

例えば、ブリッジのウイングを支えるトラス部分とか。
キットのパーツはこんなに太くて、ダルなのでプラ棒に置き換えることに。
お金持ちの人は宝石をじゃらじゃら鳴らしてください、ではなくてetchingパーツを買うようです。
貧乏人はプラで置き換えです。
実寸の図を描いて、部材を切り出すのですが、実はこれが2ndトライ目です。


この船はですね、船体が海老反っているので、水平垂直な箇所が少ないのです。

ブリッジの上部甲板は水平なのですが、船体は舳先に向かって上り坂なので、テーパーなのでした。
1stトライは思い込みで、19x41mmの長方形で作ってしまい失敗でした。
図面から描き直しました。PCを再度立ち上げて、描き直して印刷するまでに1時間は掛かったかな。

ツイッターのやり方をまったく知らないのですが、たまたまヒットしたツィッターの記事に、このキットの作例を見つけて参考に(パクリ?)させて頂いています。
英国ものに造詣の深い方で、精緻に実物の考証をされていて、非常に手の込んだ改造をされているのですが、とても同じことはできないので、簡単にパクれるところだけ真似しています。
それによると、このトラスは左右で長さが違うということなので、早速そのように。

先日クレオスの新しくなった水性塗料を買ってきました。
この駆潜艇は色の塗り分けが結構細かく、Mrカラーの吹き付けだけでは小物のマスキング塗り分けが面倒なので、細かい部品は水性で筆で塗りしようと考えています。
メインの甲板色はMrカラーの14番ネイビーブルーで塗ったのですが、今までの水性のネイビーブルー54番は全然色が違ってタッチペイントには使えなかったんです。
新水性はMrカラーと色調を合わせた、という情報を聞いて買ってみました。

画像ではわかりにくいのですが、新水性の54番ネイビーブルーの色調は、確かにMrカラーとほぼ同じになっていました。
旧水性の54番は青味が少なく、軍艦色に近い感じで同じ色とは言えませんが、新水性なら上から塗り重ねても違和感がない感じです。
水性でのタッチアップはMrカラーが溶け出さないので好都合です。

このキットは小物の出来が悪いので、これからまだまだ時間が掛かりそうです。
年を越しそう。