2日も休みがあったのに何してたんだ、と自分を叱ってやりたい。
土曜日はお部屋のお片付け。思った以上にキットの在庫があった。大掃除の序盤戦ね。
その後、録り溜めたTV番組を観て、午後からお船に取り掛かりました。
日曜日は日焼けして色褪せた出窓の床に、ペーパー掛けしてワコトオイルを塗り込みました。
大掃除兼リフォームですな。
しかし、駆潜艇はほとんど進んでいないんです。
2歩下がって2歩半前進という感じ。
いい加減に接着して、隙間が空いている個所を剥がして再接着したり、段差消しのできてないところにペーパー掛けして塗装し直したり。
この2日間修正ばかりでした。やっとコースに復帰。
まぁいっか、とその時は思ってても、あとで自分で納得いかなくなるので今のうちに直しておきます。
このモデルの感覚が大体つかめたのと、そろそろ後戻りできなくなるので、これからは1歩1歩確実に仕上げながら進めていきます。
という、未来の自分への日記でした。
溜まっている録画番組を観たり、プラモデルを作ったりして怠惰に過ごした有給休暇でございました。
寒くなりましたが、それでもダウンパーカをまだ出していないので、それほど本格的でもないのでしょう。
女王様の駆潜艇は小物のチマチマが続いています。
この船の重要な武器である爆雷です。
艦尾のレールで転がして落とすタイプのものと、投射機で左右に投げるものと、ヘッジホッグを積んでいます。
投射機用の爆雷はハンマーヘッド形状をしており、甲板に下画像のように置かれます。
組説の画像には手前2台の投射機にセットされたものと、甲板上の設置台に置かれたもの2個が見えます。
キットのまま作ると、ガリ版印刷のインクのローラーを置くように、逆T字にポンと置くだけです。
しかし荒れる北洋でこんな置き方じゃ、固定できず危ないからおかしい、と思って調べました。
当時の画像を観ると、キャビンの壁から固定具が伸びて、固定するようになっていました。
1/72の大きいキットには、その固定具のetchingの金属パーツもあるようです。
知ってしまったので、しょうがないですな。インサイダー取引で捕まったどこかの投資家のセリフみたいですが。
さて、なにで表現するか。
塗装したマスキングテープや金属線、t0.14のプラペーパーとかも検討しましたが、結局伸ばしランナー。
エバグリの1mm角棒で枕を作って、伸ばしランナー実測0.2mmで巻き巻きしました。
しかし、この新しいコンデジは接写が優秀だなあ。
ちょっと脱線。
この爆雷を持っているピンセット。
元々は、もう1cmちょっと長いツル首型でした。
ツル首型は、自分の使い方には合わなかったので、ぶった切って太短いストレート状にしました。
これが使いやすいのです。
太いので、狭い場所には入っていけないのですが、開けた場所でこういう細かい部品を掴むのに最適。
部品をピンセットで飛ばしてしまうのは、バネが強すぎて、それを閉じるために強く摘まむので、腕がしなって部品を弾くためと考えます。
バネを弱くするのは、板厚を削がなくてはならないので難しいため、腕がしならないように剛性を上げるのが簡単です。
ツル首を切ったので剛性が上がり、見た目は不細工ですが、自分の指先のように使えるお気に入りになりました。
爆雷を搭載して、壁に固定。
実物や海外の1/72ビルダーの作例を調べるのに2時間。
伸ばしランナーを作って、両舷で16個を巻き巻き。
船体に接着するまでで2時間ほどでした。
アップだとアラが見え見えですね。
キャビンの塗り分けと接着線消しがいまいち。甲板から浮いてるし。
当初はパーツ毎に塗ってから組んでました。
そしたら、合いが悪いためにこんな感じになってしまうため、直近の作業では、接着して仕上げてから塗り分けるように変更しました。
細密にするところと、省略する箇所のバランスを考えないとダメなのかも。
隅々に手が届かなくなりそうなので、この辺りで一旦つや消しクリアを吹いて、ウエザリングをしておこうと思います。
そろそろ朝飯食って、出勤の準備だ。
先週は今シーズン初の氷点下を記録しましたが、一転土曜日は20度を超す気温となり、実にダイナミックな初冬でございますな。
土曜日の夕方、娘を迎えに行くとき、西の空に宵の明星ともう一つ明るい星が並んで見えました。
調べてみると、木星だそうです。この歳になるまで、木星が肉眼で見えるなんて考えたことも無かったです。
この日曜日が一番接近して見えるということだったので、写真を撮ろうかと考えていましたが、当地では厚い雲に覆われて無理なようです。
気楽な飛行機に逃避していましたが、仕掛中のフラワー級護衛艦の作業に戻っています。
土日は、小さなこまごまとした部品の、P/Lバリ取り、E/P跡消し、抜きテーパー整形ばかりで大分嫌気がさしてきました。
こればかりでは飽きるので、ある程度まとまったら、同じ色を集めて塗ってしまい、船体に接着してしまいます。
ランナーから外した部品が増えると、何がどの部品なんだかわからなくなるのです。
ゴミだらけで雑然とした机の上。
煙突、機銃台のブルワーク、爆雷の投下台、フェアリーダー等々・・チマチマと進めていますが、華のある工程ではありません。
新聞で荘村さんという有名なクラシックギタリストのコラムを最近読んだので、聞いてみたいなと思っていました。
この手のCDは、レンタルには並ばないので買うしかありません。
プラモを作っている時のBGMはクラシックが多いのですが、最近新しいのを買ってなかったので楽しみ。
ポンチを1mm飛びでしか持ってないので探してみたら、熱帯雨林で1.2mmとか2.5mmとか中間サイズを含めた16本組¥1050というのを見つけました。
¥2000以上の買い物で送料がただになるので、このCDも買ったというわけです。
さすがのチャイナクオリティですが、熱処理をしてあるということなので、研げば趣味の使用レベルでは十分でしょう。
何か防錆しないとすぐに錆びそうです。
ラグビーの興奮冷めやらぬというのですかね。
フォワードの野郎が遅いから、思わず前に投げちゃったら slow forward って反則取られちゃったよ、なんて思ってる人いないですかー。いねえか。
もしかしたら throw forward? ・・・前に投げるを直訳しただけ?
40年近くも勘違いしてたみたい・・・赤面。
ちゃんと「th」の発音してくれないから悪いんだよ。人のせい。
特に予定のない週末でございました。
天気の悪い予報はハズレて、ほとんど雨もなく過ごしやすい休日になりました。
さて、コルベットくん。船は女性だから、コルベットさんか。
土曜日は2mmのポンチが届いたので、窓作りからです。
窓ガラスは、当初、透明プラ丸棒の輪切りを考えていましたが、薄板が想定以上に上手く抜けたので採用しました。
呼び2mmのポンチは、念のため2.0mmのドリルでサラってから試し抜きしました。
抜きカス=円盤は2mmより100分台でプラス気味になっていました。
なので、船体の孔を2.1mmでサラい直してから嵌めるとこんな感じです。
使った透明薄板は接着剤の効かない塩ビと思われますが、裏側から溶剤系接着剤を流しておきました。
両側で30個。嵌めるのよりも、ポンチから傷つけずに取り出す方が難しかった。
この工程が済むまで、甲板を貼れなかったんですね。
基本、飛行機模型の作法しか知らないので、いつも通り塗りながら組み立てていきます。
甲板は木甲板がチークなんでしょうね。ダークアース。
鉄板の部分はグラナイトグレイというクレオスにもハンブロールにもない色。
青味がかったグレイのようなので、クレオス#14ネービーブルーの瓶生にしちゃいました。
通行帯には滑り止めのようなものが貼ってあるようで、甲板色よりももう一段暗い色のようです。
ジャーマングレーが近似というクロスリファレンスがネットに上がってました。
ガンダムのファントムグレーという、手持ちで一番濃いグレーで塗ってみたら、それでもコントラストがあまりつかなかったので、さらに黒を足して暗く調色してみました。
ここからは、パイプを燻らせながら、リビングでボトルシップ製作に勤しむダンディな英国紳士のように、ブリッジや煙突を組んでいけばいいんですな。
こだわらなければ、そんなに時間は掛からないと思いますが、もう錨の極細チェーンをポチッしちゃったし、手すりは成型品のままじゃ嫌だなとか、ビッグスケールはやり出すとキリがないのでテキトーにします。
例年、お盆は実家に帰ってお墓参りなのですが、老母の骨折がまだ完治していないので来るな、と同居している末弟が言うので、予定の何もない夏休みになりました。
ピークは過ぎたとはいえ、まだまだ暑いですが時間ももったいないので、物置の掃除や釣り道具のお手入れ、雑でも構わないプラモの塗装などで過ごします。
細かい工作は、ちょっとできませんわ。
船体をマスキングして塗り分けました。
ビックスケールなので、ラフにできて簡単かと思いまして。
艦底はクレオスの艦底色に赤を足したもの。
その前に、赤茶色のオキサイドサフの上に、外板の継ぎ目に沿ってジャーマングレーで影色を吹きました。
パネルラインの真上センターにフリーハンドで吹くのではなく、マスキングして外板の段差表現には凹側のみ、垂直方向はスジ彫りですが、スジの艦尾側のみに影ができるよう吹きました。
そしたら、艦底色プラス赤は下地隠ぺい力が強力で、かなり薄くおとなしくなってしまいました。ガッカリ。
なので舷側上部の白の方は意識して薄めに吹きました。
実物は画像で見るよりは、もう少しムラムラです。
ガッツリとメッシュのように影を残すのはあざといので、控えめで良しとします。
白は米海軍機の下面色にグレーを足して、明度を落としたもの。
なので白ではなくて、本当はN8~N9位のグレーです。
迷彩の水色はMRカラーC-20独軍機下面色の古い在庫があったので、ライトグレーや青を足してテキトーに調色。
テキトーになっちゃうのは、レベルの組説の色指定がレベルカラーの色番(?)なのか、ワケ分かんないから。
白にルフトハンザの青を4:6で混ぜろって、説明されてもねえ。
緑もイスラエル軍砂漠迷彩の黄緑にライトグレーや青を入れてテキトーに。
箱画の完成品を参考に、後からウエザリングカラーでフィルターを掛けて色を濁らせるので、明るめに調色しました。
こういう大きなカーブを描く3次元の立体に、マスキングテープを貼るのって難しいんですね。
やってみてよくわかりました。塗装指示図とも辻褄あわないし。
曲面に対して、ある角度から直線に見えるように塗るということは、テープを曲げながら貼る必要があるんですね。
勉強になりました。
次は舷窓に細工した後、ドックに固定して甲板上の工作ですが、船体は1回使ったマスキングテープで覆って養生します。
粗相して傷つけるのは、間違いないですから。
でも塗ったら、俄然やる気がでてきた。