うべプラネタリアン

プラネタリウム解説の活動を通じ、いろいろ感じたことをさまざまに語りたく....

うべプラネタリウムから... (27)

2007年02月03日 22時32分48秒 | うべプラネタリアン
見た昨日(2/2)朝8:30の雪景色である。
この冬初めての積雪となった。朝7時頃から10時ころまでしっかり降ったが、午後には陽が射して、すっかり融けていた。
海辺の市の中心部のほうが、山辺の郊外より積雪が多かったという話だから、山陽の雪なんてたかがしれている。
プラネタリウムの中は、いつも満天の星空だが、移動天文教室や、天体観望会は、いつもお天気に泣かされる。
いつぞやは、雨の天体観望会となった。
そんなときは、星の映像をプロジェクターで映して、星の話でお茶を濁すのだが、
子ども達から、お天気と星の世界とはどこが分かれ目ですかと質問があった。
青空は、気象の分野か天文なのか、夕焼けはどちらなのか、流れ星は明らかに天文分野だろうが、オーロラはどちらか、オゾンホールは天文か気象か、厳密に考えたらよくわかんなくなって、まぁどちらも目から10㌢上は“空”だからね、と笑いながら、空が好きならそれでいいじゃんと、お茶は濁りっぱなしである。
対流圏から成層圏は地上50㎞くらい、大気圏の境目あたりが100㎞くらいで、流れ星の発光現象やオーロラもほぼそのくらいの高さだから、お気象と天文との境目といえば、まぁ地表から7~80㎞くらい高いところじゃないの。
みな様のご意見を伺いたい。

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