うべプラネタリアン

プラネタリウム解説の活動を通じ、いろいろ感じたことをさまざまに語りたく....

命の値段....(11212)

2011年07月27日 22時40分56秒 | うべプラネタリアン
人件費の安い国は命もないがしろにされる。命の安全性は低きにおかれる。
お役所にとっては責任者の首さえきればいい。その点責任者の命も安い。
人の命はしょせん人ごと。真実の解明なんてどこかに置きっぱなし。
警察捜査力も弱い。交通事故を起こしたら森に逃げ込んでしばらくじっとしていりゃ
そのままになると聞いた。
軍事力も容易に拡大しうる。
ぬけぬけとウソもつくし、隠し事もへっちゃらだ。
件の国の宇宙飛行士は、一人成功するまで何人死んだか。

いかに高い安全性を確保しているかは、その国の文化度のバロメーターである。
もすこし踏み込めば弱者への配慮の高さが、その組織の、その施設の、その街の、
その国の文化度を示す。当然命は高くなる。高くあって当然なのである。
原発しかりである。
命を放埒に食う兵器の特性をそのまま平和利用だなんて、結局、事故が起きたとき
バロメーターの針が厳しく動く。想像力という目盛りの限界以上に針が振りきれる。
さあ、我が国はいかがなりや。

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