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蹴球放浪記

緩まない、緩ませない。
横着しない、横着を許さない。
慌てない、「だ」を込める。

東京密航記(続・全クラU-18準決勝)

2006-08-11 00:15:55 | 現地観戦記

出かけがてらサカマガ、サカダイの最新号が福岡では
今日発売なので立ち読みしてきた。
サカマガの石丸選手の特集もすごくよかった。
(石丸選手については8月下旬にお話を展開します、請うご期待。)

自分はサカマガ巻頭の「日本代表とは何ぞや?」の特集の中で
北澤豪氏の「自己を表現してもよい場所でもあるし、
         自己を表現してはいけない場所でもある」という言葉に唸らされた。
・・・結局、「チーム」というものはそういうものなんだよな。
  問題は「どこで自分を表現し、どこで自分を表現しないか?」
  ということを考えなきゃいけないわけで。

さて、第一試合は自分のへまで前半終了直前からしか見ることできず。
参考として、去年、今年のトップチームの対戦成績と得点経過をどうぞ。

            ホーム             アウェイ
2005シーズン表  1969 (’32)    1-0   柏
2005シーズン裏  柏          5-1   1969(’27)
          (’18’45’57’62’85) 
2006シーズン1表 1969(’32’42)    2-3   柏(’2’56’66)
2006シーズン1裏 柏(’5’8’11’49)  4-1   1969 (’89)

・・・お互い、「ミス」を突いての得点傾向が見られる。
  一度点が入ったらぽんぽんぽんとリズム良く点が入ってる。
  自分のチームにはミスをさせないように試合を作り、
  逆に相手にはミスをさせるように仕向けるパターン多し。
  というわけで、ここにはあえて載せなかったけど、
  「黄色い紙」や「赤い紙」が一方のチームにぼこぼこ出ている。

U-18もそういった展開でがっぷり四つに組んでいる。
というか、トップの試合に見られるような「ミスを誘発させる」展開がない。
お互いミスはしないけど、「冒険」もしないなぁ・・・。
そういうことを感じながら後半終了、延長もそんな按配で進んで結局PK戦。
ここでようやく柏が2本「ミス」をした。
ただそれだけの試合。

第二試合も参考としてトップチームでの去年の対戦成績と得点経過を。

            ホーム            アウェイ
2005シーズン表  ガンバ       5-3   FC東京(’2’51’64)
           (’45’52’53’65’72)
           (大黒神の出来)
2005シーズン裏 FC東京(’44’71) 2-1   ガンバ(’1)

・・・このカードは2005シーズン表のように誰か一人びっくりするくらいの出来
  (神の出来)だった選手がどっちにいるか?によって勝ち負けが決まる
  稀な試合。(2003シーズン裏?のGK松代とか2005シーズン表の大黒)
2005シーズン裏は「ヤマナビ杯」と「リーグ戦」の二冠を目指そうとして
ガンバが「自滅」した展開だから参考になりませんが。

この試合もなんか、試合の入り方に戸惑っているのかな?
という感じで前半終了。
「もし」はいいたくないけど、なるべく早い時間帯に点が入っていたら
それから先の展開も変わっていたのですが。

つーか、「殴りが足りない、殴りが」特にガンバ。
トップもユースも「殴る」ことでリズムを作ってきたんだろ?
と思っていたら、後半はがんがん殴っていく。
そうしていくとリズムが出てきて、点が取れる。
東京の選手にうまく抜かれたとき、まずい守備で点は取られずも、
赤い紙をもらって一人足りなくなってもきちんと殴って追加点。
終了間際に一点返されてなおも攻められるが、きちんと守っている。

これで決勝は久しぶりの「ユース伝統の一戦」に。
このカード、トップはスタイル面でのすれ違いがあまりにも多すぎて
「伝統の一戦」になり損ねたが。

それから三つ沢の丘を一気に歩いて降りて行けば
なぜか横浜なのに「北軽井沢」。
うだうだ歩いて横浜駅、地下鉄で阪東橋。
なんか夜の怪しげな町を歩いてホテルへ。
ついたらもう夜の10時近く。
今日は高い酒をあまりにも飲みすぎだ。
お風呂に入って一休みしたら寝てしまおう。
・・・ああ、今日はよく動いた。


東京密航記(全クラU-18準決勝)

2006-08-10 15:14:28 | 現地観戦記

試合前の煽りの歌ですか・・・。
柏の「空手バカ一代」とか名古屋の「ラ・マルセイエーズ」
浦和の「ウォーリャー」のようなインパクトのある曲が欲しいよね。
べたで、愛媛らしさは出ないかもしれないけど、
ブルーハーツの「トレイン・トレイン」とか
おこちゃま、とか言われるのは仕方ないけど、
アニメの「リボンの騎士」の最後の曲
「たらりらったりったらった」がいいのではないのでしょうか?
歌詞の部分に「千年万年百万年、リボンでつなごう一億年
悪魔が来ても嵐が来てもつないだ心は離れない」といういい言葉があるんで
それを改良して使えたらな、と。

さて、密航記、さくさく行こうか。
明日の札幌戦午前中までに
この試合のマッチタウンで修繕した
岡本太郎の「明日の神話」を見に行ったところまで進めておかないと。

遠征に行ったところで今までたくさんのお弁当を食べてきた。
その中で崎陽軒の「シウマイ弁当」は日本最強だ。
まず、箱がいい。
今はいろいろな効率を考えてプラスチックの容器に入れているけど、
ここのは昔懐かしい経木のお弁当箱。
ご飯も適度に硬く、しかも腹持ちがいい。
おかずも主役のシウマイ、脇を固める鳥のから揚げ、玉子焼き
かまぼこ、カジキマグロの照り焼き、さいころたけのこの煮つけ。
箸休めのあんず、昆布の佃煮、紅生姜、青梅。
自己主張はしないが、自分の仕事をちゃんとこなしてる。
残念なところはご飯の量が少ないかな、というところ。
・・・ビール飲みながらだとちょうどいい塩梅になるのだろうけど、
  自分は酒飲みながら米の飯を食う、という器用なことはできない。

さて食べ終わったら支度して三つ沢を目指そうか。
まずは阪東橋の駅から地下鉄で横浜駅まではお金がかかるから
関内で降りてみるか。
さてと、JRの駅はどこですか・・・。
げっ、デモ行進につかまって身動き取れねーや。
何とかかんとかたどりついたけど、
ここ横浜スタジアムの外野スタンドやん。
多村、私服じゃかっこつけてるな、「スペランカー」の癖に。
それにしても結構長いなあ・・・。

関内からJRに乗って横浜駅、それからバスターミナルに行くのですが
駅構内が改装工事中のため、なんかごっちゃごっちゃしてる。
で、バスターミナルについてバスに乗ろうとすると、最短で三つ沢に
たどり着く市バスの系統がなかなかこない。
反対側のところには頻繁に三つ沢最短ルートのバスが走ってる。
・・・しかし、悲しいかな走っているのは市バスではなく他社バス。
  おまけに自分が買ったのは「地下鉄、バス共通回数券」。
  神奈川中央と川崎市営、ついでに江ノ電しか他社のバスには互換性がない。
  三つ沢に向かうのは、相模鉄道のバス。
・・・残念、早くPASMO入れてくれ。
      これだから関東はぶつぶつ・・・(以下略)

なんか苛立ってきてるよ、自分。
結局待ってもどうしょうもないので、仕方なく遠回りのバスに乗る。
・・・なんか山道くねくねだよ。
  すんごい遠回りじゃないですかぁ、もう第一試合始まっちゃったよ。
  まだスタジアムのすの字も見えないのですが、下手すると終わっちゃうかも。
とはらはらしているうちに三つ沢のグランド入り口にたどり着く。
脇の歩道橋から通りを渡って公園の入り口、坂を下れば球技場。
スタンド入り口がホームゴール裏「だけ」というのはなんか新鮮。
その反対側のチケット売り場でサッカー後援会の「鑑札」を見せて
今日のチケットをもらってスタンドへ。
メインスタンド、結構客入っているなぁ・・・。
席に着く前にビール買ってもうた。
でも、夏のビールはうまいよね、トルティドックとブリトーチーズでもう一杯。
じゃがベーとチキンバーベキューでもう一杯・・・。

・・・こともたちが暑い中一生懸命ボールを追っかけてるのに、
  こうやって不謹慎な大人である自分はそれを眺めながら飲んでやがる。

といううちに第一試合の前半終了。


東京密航記(浦和から横浜)

2006-08-09 21:55:55 | 現地観戦記

今さっきまで新しい代表緒戦を見ていました。

・・・シンクロニティがすごい。
  一つ一つのパス、走りに「意図」が感じられる。
「やっぱり、代表に選ばれる人間は能力高いな」ということを感じた。
結局、能力が高くてもそれをまとめる「集団戦術」がよくなかったら
どないしようもできませんよ。というわけで。
この話の続きは1969がなんで「地獄」に落ちたか?という話の中で。

さて、鳳翔閣とその隣の市民病院で浦和の「カルチャー」を下支えするものを
思う存分味わってきた。
「浦和画壇」って、かなり「きれいな」油絵作品が多いですね。
あれが日本の正統派絵画なのでしょう。
ほら、福岡でいつも見る絵はなんか微妙に「くすんで」見えるし。

長居すると、横浜のホテルの時間に間に合わない。
というわけでバスに乗って、来た道をまた折り返す。
・・・へえっ、行きは後払いだったけど、帰りは前払いかぁ。
  いろいろややこしいだろうなぁ。
北浦和の駅について、近くのレッズスクエアに寄って見る。
市の建物なんだぁ、下に市役所の出張所とぴあのチケットカウンター。
上は愛媛のオレンジスポットからドリンクバーと物販施設をはずして、
過去の資料類やサッカー関連の図書を充実した施設になっている。

オレンジスポットもローソンチケットは無理にしてもぴあの端末置いてくれたらな。
あとだれかが旅行の資格取れたらオレンジスポットにアウェイツアーデスク、作ってください。
・・・あ、あそこにはパソコンが2台あるからセキュリティにさえ気をつければ
  自分で「ひとり」アウェイツアーの手配をやろうと思えばできるんだ。
  ほんと、インターネットという「文明の利器」はすごいね。
  

さて、京浜東北線にまた乗ってそのまま横浜に行けばいいのですが、
それじゃぁ少し時間がかかりすぎる。
というか、福岡から事前に大きい荷物を東京駅のコインロッカーに
届けてもらうようにここで手配したので、取りに行かないといけない。
一度東京駅で降りてロッカーの位置を探すのに手間取り、
もたもたする前客にいらだち、やっとこさ大きい荷物を取り出す。
・・・かばんを覆うビニールカバー用意しなかったからどうしようと思っていたけど、
  ちゃんと向こうが段ボール紙ととじ紐で荷札を作ってくれてる。
  今度使ってみよう。
  つーか、プラ板で自分がちゃんとしたやつを作らないと。

ふうっ、やっと横浜行きの東海道線だ。
ぼおっとしてたらもう多摩川だ、今度は川崎だ。
いつの間にか、横浜だよ。
駅を降りて、崎陽軒でシウマイ弁当買って、
地下鉄乗って、向かうは阪東橋。
さて、宿はどこにあるんだ・・・と。
その前にコンビニでなんかカップ麺とお茶・・・。
いいのないなぁ、カップ麺。
しょうがないからお茶だけ買おう。

なんか真金町ってすんごいエスニックタウンだね・・・。
中国、韓国はもちろんのこと、タイ料理の店もあるよ。
そこの神社の角を曲がって・・・。
さらにそこの角を曲がって・・・。
やっと見つかった。

冷たいおしぼりはありがたいよね・・・。
あとハンドタオルか、靴下が選べるんだって。
タオルなくしたばかりだし、タオルもらおう。

さて、部屋に荷物置いて、風呂場でシャワーかぶって
着替えたらまず、シウマイ弁当を食べよう。
それから三つ沢へ行こうか。
果たして間に合うかな・・・。


浦和のプライド、鳳翔閣。

2006-08-09 15:00:31 | 現地観戦記

千島選手やら南選手がやってきたおかげで
浦和のエンブレムを見る機会が増えたと思う。
そのエンブレムの上のほうをよく見てみよう。
・・・なんか立派な「西洋館」がデザインされているよね。
それが「鳳翔閣」という浦和を代表する建物。

参考として詳しい説明をどうぞ。

●鳳翔閣(ほうしょうかく)
明治11年(1878年)に浦和宿に建てられた端正な明治洋風建築。
現在の埼玉会館のある場所に建てられていた
「埼玉のサッカー発祥の旧埼玉師範学校校舎」。
設計者不明。木造2階建て。
ルネサンス期から19世紀末の古典様式の建築物。
三条実美によって「鳳翔閣」と名づけられた。
明治11年8月、竣工を前に明治天皇浦和行在所となり、
昭和8年にこの建物は明治天皇浦和行在所として文部大臣から史跡に認定された
(昭和23年解除→敗戦のため)
竣工翌年の明治12年には第1回県議会もここで開かれており、
明治33年に埼玉県女子師範学校、高等女学校としても使われた。
大正14年、昭和天皇のご成婚を記念して旧埼玉会館が建設されるにあたり、
北側に移設されて県立図書館(現・県立浦和図書館)として使用された。
昭和34年に図書館改築のため解体され、解体材の一部を浦和市が譲り受け、
昭和47年、浦和市立郷土博物館 (現・さいたま市立浦和博物館) に利用した。
同館は鳳翔閣の同部外観を復元したもの。

というわけで今の形はこうなっています。

スペースの都合上真ん中の部分だけ切り取って復元しました。

三条実美によって「鳳翔閣」と名づけられた。
→浦和のエンブレムを見てもらったらわかるけど、
 元の建物の様が鳳凰が翼を広げる様に似ている、というところから
 名前がついた、とのこと。

名付け親直筆の銘盤。

建物の中身は鳳翔閣の歴史と浦和の歴史をコンパクトにまとめています。
ここに行けば、浦和という町がどれだけすごい文化都市だったのか?
なんで「レッズ」というサポーター・カルチャーがごく自然に受け入れられたか?
の答えが極端に言えば30分でわかる。
ついでに隣の市民病院でトイレを使わせてもらったらもっとよくわかる。
ヒントとしては

日本で一番「文化活動」に金を突っ込む市民は「浦和市民」。

「鎌倉文壇」と「浦和画壇」という日本文化の一大拠点のひとつ。

・・・愛媛松山も正岡子規とかでこういった素養があるから、
  うまく煽ってあげたら「サポーター・カルチャー」がいい感じで定着するよ。
  というか、逆に「野球」ってこういったカルチャーができにくい「競技特性」を
  持っているのかな、ということを強く感じるひとときでした。

あし
JR京浜東北線北浦和駅から東武バスで「市民病院」行きに乗車、
終点の「市民病院」下車後すぐ。(片道220円)
もしくは浦和駅から国際交通バスで「市民病院」行きに乗車、
終点の「市民病院」下車後すぐ。(片道290円)


東京密航記(東京から浦和)

2006-08-09 09:35:37 | 現地観戦記

八重洲の地下をうろうろして何とか東京温泉にたどり着く。


・・・早朝料金で2100円?
  東京って物価高いね・・・。
  ドリーム割引でも1900円だよ。
  まあいい、風呂入ろうか。
  そぉか、今日は金曜日だったんだ・・・。


体を洗って、頭も洗ってひげをそって、
冷たいお風呂と熱いお風呂、交互に入って、
一休みして新聞を読んで、またお風呂に入って
時計を見ると、ちょうどいい時間。


さて、行くべき所さくさくとこなそうかね。
まずは埼玉のほうへ行きますか、とJR東京駅の改札をくぐる。
京浜東北線で上野まで出て、それから東北本線に乗り換え。
その間にやっと胃袋と内臓が動き出したので上野駅の蕎麦屋で
天ぷらそばを食べる。
いい感じで体が動いてきた、さて電車に乗るか。


電車はあっという間に大宮到着。
スーパーアリーナ、でかいなぁ・・・。
それから少し歩いて東武野田線に乗り換え。
車窓はいつの間にか関東独特の田園風景に。
大宮から4駅か5駅で最初の目的地岩槻へ。


駅からかなりの道を歩いて、大師様に向かう。
その途中、というか隣に面白い看板発見。
「丸山総合病院」
ん?それってあむろなみえの前のだんなさんの実家じゃないですか?
へーっ、こんなところにあるんだぁ、とびっくりする。
もう少し歩いたら目的地の大師様。


以前、自分がどうしょうもなかったころ、ある人がここのお札を
もらってきて、まあ、何とかかんとか乗り切った。
こうやって自分のできることやれてるし。
まあ、いずれはお礼参りして、お札を返しにいかないとね。
ちょうどこうやって東京に出ることもできたし。
というわけでここにやってきた。


淡々とお札を返し、手を合わせてお礼を言って、
線香を上げてまた手を合わせている。
・・・まあ、悪いもの全部置いていったような気持ちです。
途中でタオルがないのに気がついて、駅前の100円ショップで
タオルを買って、マクドナルドでご飯を食べて、来た道を折り返して
今度は浦和。


浦和に来るのはこれが初めてじゃない。
浦和がJ2に落ちたとき、上に戻れるか、戻れないかの大一番
最終節の鳥栖戦を見に一度この駅に降り立っている。
・・・そのときは駅と、駒場のバス往復、帰りは足に靴擦れできたんで
  絆創膏を買いに商店街回っただけ。
今回はじっくりと浦和の街を見ていきましょうか。
と観光案内所へ。
地図をもらってまずは県庁通りを埼玉会館に向かって歩く。
通り沿いのあらゆるお店にレッズのシーズン集合写真ポスターが
貼ってあるよぉ・・・。


埼玉会館について、周りを見渡してみる。
・・・意外とこじんまりしているな。
さて、博物館はどこだ・・・。
それらしき建物がないのでこういう時は隣に図書館があれば
そこにいく、そうしたら何かが見つかる。
郷土資料室に行って行きたいところの資料を探し、
それを見せて図書館の人に「ここに行きたいが、どうすればいいんだい?」
と聞いてみる。
・・・なんか、申し訳ない。


というわけで、また浦和駅まで戻って、今度は北浦和まで電車。
それからバス停を探してバスに乗って、宮崎駿の世界に出てくるような
並木道をくぐって、今日の目的地鳳翔閣(の一部)にたどり着く。


・・・長い道のりだなぁ。


東京密航記(東京到着)

2006-08-08 19:11:56 | 現地観戦記

さて、さくさくいくよ、さくさく。


8月4日 東京到着。


・・・JRのドリーム号は名前のとおり、「ドリーム」でした。
  車内は結構余裕を持たせたつくりで、椅子も広くて
  クッションもちょうどいい硬さ、寝るのがたのしくなる
  椅子です。
  しかしなぁ、真ん中の変なばばぁがリクライニングの調子が悪い
  とかいって自分の真横に来たのは腹立った。
  つーか、夜行バスってなんか変に気を使ってしまう。
  まあ、人それぞれ「寝る前のルーティン」は違うわけで。
  みんなのルーティンを満足させるほど一人当たりのスペースは
  確保されていない。
・・・ということはある程度の準備と妥協が必要になってくる。
  真っ暗になって、寝てしまえばそんなの忘れてしまうのですが。


そうしているうちに瀬戸大橋を渡っていったのか、
鳴門海峡を渡っていったのか確認することもできないくらい
深く眠り、目が覚めたらもう愛知県。
もう一回目をつぶり、うとうとしていたら静岡県。


ほかに寝ている人もいるので、遮光カーテンをかぶって
朝の景色をずっと見ている。
やっぱり、東海道の景色は九州とも、四国とも違う。
何もかもが穏やかだ・・・。


そうしているあいだにバスは東京の高速道路終点。
終点から首都高速に入る道は、いつの時間も混んでいる。
用賀の環八から三軒茶屋、渋谷の東急を横目に赤坂、六本木。
永田町の国会議事堂横から首都高速を降り、霞ヶ関の中央官庁街。
早朝の東京観光を駆け足で済ませて、バスは東京駅に到着。
定時より40分遅れたのは、まあ仕方ない。


さて、ドリーム号の割引券を使って「東京温泉」に行くとするか・・・。
あれ?どこにあるんだい?


東京密航記(北九州から松山、東京行きバス乗車まで)

2006-08-08 09:06:47 | 現地観戦記

ここにもあるように愛媛今治産のタオルは自分が使った中で
「世界最強」の逸品だ。と確信する。


まだ愛媛FCのメインカラーが青だったころ、チームからタオルをもらった。
それから5年経つけど、中国産とかみたいに糸飛びやほつれがまったくない。
水を吸う→洗濯して水を出す→乾かすを繰り返せば繰り返すほど
いいぐあいになじんでくる。


そんなタオルを松山から東京行きの高速バスにおいていってしまった。
・・・不覚である。


さて、前置きはここまでにして東京密航で見てきたことを話していこうか。


8月3日 福岡→北九州→松山


なんかうとうとしていたらもう朝の6時だ。
まだ胃袋や内臓が動いていないのでアイスティーだけ飲んで、
支度して家を出る。
西鉄バスに乗って、井尻で電車に乗り換えて福岡天神。
そこでサカダイを買って小倉行きの高速バスに乗る。
サカダイ読んで、うだうだしているともう小倉。


平和通のバス停で降りてから、
紫川沿いに歩いて北九州芸術劇場の事務所兼楽屋入り口に向かう。
たどり着いたのが朝8時45分。
まあ、目的が9月、10月にある「トレーニング・キャンプ」の
申し込み書類を出す、というだけで、
本当は郵便で済ませてしまうほうがいい。
しかし、こういう「人対人」の仕事?をやっていると
直接会って書類の受け渡しをしたほうが、
気持ち的に違うのかなぁなんて考えているから
手間は掛かるけど、こうして北九州に用事を作って書類を出しに行ってる。


・・・こんなに早く着いたものだからまだ誰も来てないって。
  まあ良いや、胃や内臓が少しずつ動いているから
  下のスターバックスでなんか入れておこうか。
  そこで時間潰してもう一度出直し。
 30分後、何とか書類を出し終わりました。
 「ふるい」にかけられるのは正直、怖いけど。


なんかほっとして小倉駅までぼちぼちと歩く。
途中の「シロヤ」というパン屋でパンを買って
JRに乗って門司港。
船に乗る手続きをして海をぼおっと眺める。
・・・夏空がまぶしい。
  気持ちよく晴れているから対面の「赤間神宮」がよく見える。


船がやってきて乗って、パン食べて、備え付けのテレビを見ていたら
もう松山ですよ。


いつもは観光港から道後温泉行きのバスに乗って終点まで行くのですが、
今回はいろいろと用事があるから途中のJR松山駅で降りてみる。
・・・伊予鉄の運転士さん、バス離れすぎ。
  「ICカードのチャージ」という仕事が増えたのだからもう少し考えて欲しいよね。
  というか、松山空港と松山観光港にICカードチャージ機がないのはどういうことだろう?


まあいいや、多くとられた、ということもないし。
初めて市内電車の「城南線」を通して乗ることができたからいいか。
その前にJR松山駅のバスカウンターで行きのバスと初日、2日目の
JRフリーパスをピックアップする。
少し歩いて駅前の電停、かなり待って市内電車、風情のある町並みを抜けて
清水町、というところで降りて、本当に少し歩くと「サッカーショップ・いわさき」。
もう少し遠いところにあるかな、なんて思っていたけど。
・・・いわさきのおっちゃん、いろいろ無理云ってすみませんでした。
  まあ、余計なこと話す必要がなかったのは救い。


また電車に乗って、今度はオレンジスポット。
中に入ると、なんか面白そうなものがいっぱい。
300円でドリンクバーの券を買って時間つぶしをする。
ドリンクはリーグスポンサーのサントリー商品。
ビールはチームスポンサーのアサヒ。


ジャンさんのイングランドコレクション、
中でもリーズのシーチケ綴りやチケットの類は興味深かったです。
・・・プレミアの一番面白い時期に行ってたんだなぁ。
  BSEの問題で献血にいけなくなった、ということがあっても。
  正直、うらやましいです・・・。
備え付けのパソコンでお話を書いていこうか、そしてお気に入りに
「ブログ大全集」を登録しておこうか、と思ってたけど、いろいろトラブルになると
自分がまた苦しい思いをする、それだけは嫌だ。ということで我慢、我慢。
その代わり、お店のかわいいおねえさんと雑談。
「遠征はたのしいよぉ」とか「またがなはかよ」と愛媛FCの意外な因縁とか。


まあ、長居するのもあれなんで適当なところで切り上げて道後温泉。
今回は久しぶりに「神の湯・休憩つき」にする。
・・・人が多いとなんか落ち着かないなぁ。
  対面のおばちゃんのパイ(略)
  お茶請けのせんべい、湿っているし。
バスに乗る前にちゃんとお風呂に入ってきれいにして、回りに迷惑掛けないように。
あと、長い道中に備えて筋肉と神経をリラックスさせないと。


軽い服装に着替えて温泉を出て、電車で大街道。
はなまるうどんでしょうゆうどん大、ちくわ天、コロッケ、ささみ天を食べて、
本屋をうろうろ、バス停のコンビニでトイレ、
そうしているうちに東京行きのバスがやってきた。


追伸
・・・いつもいつもありがとうございますって挨拶したかったです
  


 



 


国立で勝つのって、気持ち良い。

2006-08-07 23:30:26 | 現地観戦記

えーっと、5月のときにも話したかもしれませんが
われらが愛媛はU-18,U-15のカテゴリーで1969と
よく対戦していました。


で、いつもいつも5-1でやられてばかり。


・・・こうなりゃトップが借りを返す番だ、
   というきもちで臨んだこのシーズン。
  最初の対戦は何とか凌いだけど、力及ばず。
  次の対戦はお互いゴールデン・ウィークの
  連戦ばてで力の半分も出せてない。
  しかし、たたかうごとに互角に渡り合っている。


時期は、夏休み、場所は「聖地」国立。
盛り上げる要素はそろってる、
おまけにここ数試合、勝てないけど、いい展開。


こうなれば、遠いけど、行くしかないでしょ。
いろいろと東京でやらないかん用事とか、
行きたい場所があったのも事実。


・・・というわけで試合当日国立の代々木門についたのが
  昼の2時半過ぎ。
  その前に原宿の竹下通りの迷路にはまり、
  何とかかんとか抜け出してから
  新大久保のエスニックタウンをうろうろ、
  それから上野のアメ横の現金問屋街を
  さまよって、なんか新しい靴とか欲しいよね、
  と思っても、最近の遠征かつかつぎりぎりだもんな。
  見るだけにしよう、見るだけ。
  それから新宿に行って、というか新宿、最近面白くない。
  
  なんか、ハロプロも一時期のエネルギーないな・・・。
  「リボンの騎士」@新宿コマのチケが金券ショップでペア7000円、
  日時をうまく選びさえすれば舞台と客の反応を見渡せる上の段が
  バラで2500円だってよ・・・。


  という話はこっちに置いといて、新宿から千駄ヶ谷へ。
  東京体育館を脇に見て、近くのサブウェイでツナサンドを買って、
  ローソンで紙パックの飲み物を調達しようとするが、いいものがない。
  それから近くの公衆トイレで買ったばかりの愛媛のユニに着替えて
  国立へ。


国立代々木門には愛媛サポートクラブのために1969の運営さんが
「緑色」のテントを用意してくれた。
・・・自分が来たときはまだサポートクラブの人が来ていなかったから
  サポチーム関東部隊の面々がそこで暑さをしのいでいた。
その中に入って「はじめまして」と挨拶、それから雑談。
そうしているあいだにサポートクラブのチケットピックアップの
準備ができたからチケットを取りに行って、スタジアムの中に入る。
(台紙が1969のオリジナルじゃなくてぴあの偽造防止形になったのは残念)


中に入って、アウェイの場所では人手が足りないからスタンド周りの
デコレーションを率先して手伝わないとね、という感じで試合前
あわただしくスタンド回りの準備をする。
・・・初めて国立のバック最上段近くに登ったけれど、眺めがきれいだわ。
  まさしく「ヘブン」だね、と感心しつつ柵に幕を張る。
  メンバーの似顔絵幕も張って、一段落したところでスタンド裏に集まって
  選手がロッカールームでテンションをあげていくように自分らも上げていく。


それからはもう2時間歌い、叫び、飛び跳ねて。
みんなが持っているエネルギーをピッチ周りに放出して、
ピッチ周りはそれを受け取って必死に戦っている。
・・・はじめの時間帯はスタンド回りもピッチ周りも
  なんか国立の雰囲気に呑まれてエンジンの掛かりが悪かった。
  そこで平本にサイドえぐられて先制、それが結果的にはよかったのかな。


「早い時間」に先制されたことでスタンド周りは気合がより一層入ってきて、
徹底的に、積極的に、「殴っていく」ことができるようになってきた。
そうなってくると1969の守備がなんとなく緩んできて、ぽこぽこと
面白いように点が入る、入る。


そうなるとテンションがもっと上がってきて気が付いたら、
自分、上段最前列でお行儀悪く椅子の上に乗ってるよ、
しかも、裸足で。


まあ、後半1969のプライドで何とか追加の失点は逃れたけど、
ただ、それだけ。


・・・国立であれだけ気持ちいい試合をできた、ということは
  ピッチ周りにとっても、スタンド周りにとっても
  「これから」に大きな意味を持つ「記念碑」的な一戦になったのかな。


それからいつものように撤収作業をやって、さあ帰るかと思ったら
バスゲートで1969サポが選手バスを囲もうとたむろしているから
なかなか帰れない。
すったもんだがあって、バックの青山門に移動して
幕とかを積み込んで流れで解散。


東京駅について初めて気が付いた。


・・・あれだけ汗にまみれていたのに、風呂にも入れなかった。
  「おいしい」ビールもまだ飲んでないよ・・・。



  
  


U-18決勝。

2006-08-05 21:00:20 | 現地観戦記

・・・二回目ともなると楽に移動ができる。

今日はあんまり中でお金を使うまい、と思ったが
いろんなものをまた食べていやがる・・・。

三つ沢のスタジアムメニュウのほとんどを
この二日間で食べてしまったのではないだろうか?

試合は「ユース伝統の一戦」にふさわしい出来。

このレベルにしては質の高いパスのつなぎ、
攻撃の作り方、守備ラインの作り方。
見ていてため息の出るような試合でした。

・・・シュートの精度で勝敗が分かれた。
  そんな試合でした。

「あの半年の間に、いったい何があったのだろうか?」

それを自分は明日知ることになるのかもしれない。