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おやつと本とアートで綴るhirorinの思い出

おいしいもの・小さくて可愛いもの・アート・本が大好き。これからも健康に注意しながらおやつを食べ続けることを誓います。

家族じまい 長いお別れ

2020年08月28日 10時35分03秒 | 読書

 

 

桜木紫乃さんの「家族じまい」。

う~ん、壮絶。これは介護以前に家族がめちゃくちゃや。暴力ふるう親とか。姉妹なのにいまいち仲がよろしくないとかね。借金を重ねて家族を振り回す。孫の顔を見たいがためにお金で買うように若いお嫁さんを持たす親。そしてその息子は、若いお嫁さんに指一本触れられないで、どこの誰でもいいからとにかく妊娠して欲しいとか。そんな世界もあるのかな?そういう人たちは、周りにはいないからわからんけど。でも、弟いわく「商売人だけやなくて普通の会社員・公務員でも自己破産多いよ。」。息子も「コロナで自己破産増えたわ。」だって。

ぶっちゃけ、縁のない世界でほっとする。

うちは介護問題でもめてないので良かったとしみじみ思う。
(もちろん私の方)夫の方は、とうの昔に終わったから。

介護を主題にしたものでは、「長いお別れ」も読んだけど、こちらはカラっとしているかな?そもそも「長いお別れ」って題名、チャンドラーのハードボイルド小説の題名だわ。

中島京子さんのもそれに影響されてるのかな?
最終章の唐突な終わり方が良かったわ。カラっとしててね。色々な希望もある。

桜木さんのは、もちろんそれが現実なんだろうけど気分が重くなりました。
ちょっとNG。

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ヤクザときどきピアノ

2020年08月08日 15時24分13秒 | 読書

 

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影裏 如何様 くだんのはは

2020年02月22日 20時44分53秒 | 読書

映画「影裏」「観に行こうかな?」と思い、原作本を読んでみた。

この作家さん知らなかった・・・そして芥川賞受賞作だったのね
知らなかった・・・司書資格あってもこのレベル・・・

ストーリーは、3.11+同性愛+禅語が混じったような作品。
電光影裏斬春風」という禅語が鍵になってる。それよりこのワードが「吾輩は猫である」に出ていたことにびっくり。漱石は禅を学びに行っていたことは知っていたけど。

影裏」、最後にびっくり。光と影・・・

如何様」これは、戦後すぐの話、復員してきた画家が出征前と全く容貌が違っていて、でも証明書?はちゃんとあるし、何より絵も前と同じように描ける。本物か偽物か?それを依頼されて調べる話だから、ミステリーかと思ったら、違うねん。

本物と偽物の違いは何か?何が本物で何が偽物か?とか哲学的問題になってきて、話がはっきりしない。「どっちやねん?」て言いたくなる。多分、偽物なんだろう。画家が出征中にしていた仕事からそれは想像できたけど。

ただこの作品、漢字が難しすぎる・・この漢字使う?みたいな。日本語検定の勉強してる時みたいに、手書き辞書アプリ使いまくりだった。

くだんのはは」小松左京は、高校生の頃に読んでものすごく恐かった。息子が「牛鬼って知ってる?」「牛鬼と言うよりか、くだんは知ってるけど。」で思い出して、再読。

件=くだん、人+牛、それを「九段の母」とかけている。戦争中のお話。阪神間が舞台なので、場所も分かっているので余計に怖さが増す。

さすが、山本山。のりせんべい、おいしい。せんべいを食べると言うよりも‘お海苔‘を食べるみたい。おいしいです。

これもおいしい~

コロナウイルスの影響。社内メールチェック。入社式が簡素化、全体会議中止(初めから私は行かないでいいけどね)なるほどねえ~やっぱりねえ~

生徒時代を含め7年間一緒だった講師がお別れの挨拶に。涙が出たよ。寂しい~ずっと同じ毎日が続くと思っていたのにね。
そんなことあるわけないのは、これだけ生きてたら分かってるのにね。

今月・来月は寂しさでいっぱいになります。

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桃田ぶーこさん、すごい

2019年08月03日 13時25分54秒 | 読書
45歳、ぐーたら主婦の私が 「デブあるある」をやめたら半年で20kgやせました! (講談社の実用BOOK)
桃田 ぶーこ

講談社

この本、新聞広告で見て「欲しいなあ~でもさすがに買うのは恥ずかしい。」とつぶやいていたら息子が「アマゾンで買うものあるから、一緒に買ったげるわ~」と。

で、到着。あれ?確か以前この方のブログを読んだことがある。もしや、もずく酢を毎食摂る人やなかったっけ?

やっぱりそうでした。

めっちゃ面白い。

とにかく食べる量が半端ない。そんなに食べるか?ってくらい。ポテチにチョコソースや練乳かけてるし。練乳や生クリームは直飲みもするし。買い物の量もそれだけすごいし、食費はいかに?と思う。

そんなぶーこさんが、ダイエットをするきっかけは、体調がおかしくなって(そりゃ、そうやろ。血圧とかその他の項目ヤバイ)このままでは、あかんと思ったそう。

方法としては、「ゆるーい糖質制限ダイエット」なんだけど。厳密でないし、運動もしなかったそう。糖質以外は普通に食べるから我慢もそれほどでもないらしい。

けどなあ、私の仕事は晩御飯時だし、帰って食べるには遅い。結局、カステラとかクッキーを食べてたの。でも、それやとね~

間食をどうするか?と見たら、昆布やするめをしがむみたい。さすがに教室でするめをしがむのは、匂いもあるしマズイので、昨日は酢昆布を食べてました。

納豆のたれやそうめんつゆにも糖質がたくさんと書いてあるけど、そこまで厳密には無理なので適当に。とにかくおやつなし?減らさないとあかんのやろね。

ダイエット本というより、イラストと文章が面白くて爆笑。息子も読んで、爆笑してたわ。「ぶーこスペシャルカレー」「ぶーこスペシャルナポリタン」とか。もう、これは止めてはる。痩せてきれいになってはるわ。

串団子なんか、3種類をそれぞれ3本ずつ計9本食べてはったらしいわ。いくらなんでもそれはね。

と、ゆるーく挑戦しようと思ってます。どうせ、内視鏡があるのでお粥さん生活にもなるしね。

さあ、どうなりますか?

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お菓子手帖 長野まゆみ

2019年05月12日 11時30分15秒 | 読書

著者の長野まゆみさんは、私より1歳年下。関東と関西の違いは、あるけれど、「うん、うん」「ある、ある」がたくさん。

著者が今まで出会ったお菓子と人生を重ね合わせたお話。

私が子供の頃は、「よそいきを着てデパートへ行く」のがお出かけだったこと。デパートの食品売り場にある、お菓子がぐるぐる回る機械で、好きなお菓子をカゴに入れて買ってもらったこと。

ただ、関西なのでデパートは阪急か大丸。

不二家のミルキーの赤い箱のバッグ。赤いモールの持ち手がついてたこと。確か、水森亜土のアドちゃんのイラストのカンカンにチェーンの持ち手がついていたこと。

中学生になって、行動範囲が広がりおしゃれな食べ物や喫茶店に出かけたこと。

著者は、美大出身だから赤いスチールのツールボックスを持っていて油絵の具入れにしていたけど、そのツールボックス私も持ってたの。一体何を入れていたのか覚えてない。多分、おしゃれだと思って買ったんやろね。(一応、私も中学生の頃は油絵を習っていたのだ。でも全然才能がないことに気づき、その後鑑賞専門に回ったよ。)

つつじの花の蜜をチューチューしたのも同じ。これは、高校の帰り道によくやってたよ。今時の高校生は、やらんやろね。

がっちり買いまショウ」のオリエンタルカレー。「世界の料理ショー」のグラハム・カー。

無印良品の出現に感激したこと。まだ世の中にキャラクター商品があふれてなくて、スヌーピーが初めだったこと。英語のコミックスを読むのが、中高時代に流行って、わざわざ紀伊国屋書店まで買いに行ったことが思い出される。

「三丁目の夕日」シリーズの昭和は、私たちよりもう一世代上かな?生まれた時には、もうテレビあったしね。

なつかしさでいっぱい。

中学生くらいから、梅田や三宮をうろうろしてた。輸入雑貨店で、可愛いヘアピンを買ったり、ファミリアでおむつ止め用の可愛い安全ピンを買ったりしてた。学校ではやっていたのよね。

多分、そのお小遣いは娘に甘い父親がくれてた。

この本、読むとなつかしくなってきた~

関西は夏日で、暑い。

昨日は、息子の誕生日だった。

31歳になってしまったよ。

丁度、息子の部屋のエアコン取り付けで。電気屋さんが、屋根の一部がなんかなってること、もし雨漏りしたら大変やから、塗装したほうがいいとか・・・

一回は、してるんだけどね。スレート屋根は、10年に1回て言うけど、そんななかなか出来ないよ~何より一ヶ月くらい足場組んだままの生活が私には辛い。

直近で、差し迫ってるわけではないしね。

息子と相談。(もう、夫はピントのずれた意見しかないし)

もし?多分?40歳くらいでまだ独身で、このままいそうやったら大規模リフォームをするか建て替えるか?やねと。もちろん、費用は息子持ちね。

と、誕生日なのに下向き加減の話になりました。

できれば、結婚して出て行ってくれて私はこのボロ家に一人住むというのが理想ですが。

さて、どうなるやら・・・

 

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大奥づとめ 永井紗那子 今日から平常モードに

2019年04月21日 15時56分37秒 | 読書

大奥と聞けば、ドラマや映画のどろどろのイメージでお手つきになって将軍の寵愛を受けて栄耀栄華を誇るみたいな~そういうのあまり好きでなくて、でもこの本の帯の紹介で魅かれて読むことに

お手つきにならず、お清のままで己の才覚で栄達を目指す、「大奥」を職場として就職した女性たちの短編集。

作家さん、若い方なのに散りばめられた名言の数々。心に染みました。

「触れずともできる恋もある。胸の内深く抱いていれば、それは己の宝になる」

「自分をよく知り、目の前の相手に誠意を尽くすこと。それをしないで、どう見られるかばかりに気を取られるから、ややこしくなってしまう」

「自分のことを、醜いし、お末だしと卑下しているのは謙虚なようでいて、その実とても楽なこと。自分にできる精いっぱいの努力をやると決めてみるとそのための道がみえてくる。結果、人に笑われたとしても自分の力を尽くしたのであれば、あまり痛みは感じぬもの」

「人の本当の心は、傍からあれやこれやと想像しても分からない。分からないことを悪い方に気に病んでも仕方がない。それよりも楽しい想像をしましょう」

などなど。

確かに人の心なんて分からないし、あれやこれやとマイナスな想像ばかりしても時間の無駄だし、脳にもよくない。

どうせ私は~~だからと、卑下を謙虚と履き違えるのは、楽なこと。
やっぱり、ある程度はがんばらないとあかんのね。

私らくらいの年になると「どうせ、誰も見てへんし~」という友人もたまにいるけど、いやいや、回りはしっかり見てるよと思う。

回りがどう見るかよりも自分の気持ちの問題ね。
案外、女子講師はしっかり見てる。カットすれば、髪の色を変えれば、すぐに感想が女子講師に「ショートカットがとても似合ってます。可愛いです。」と言われれば嬉しいわ。特にあまりおしゃべりしない子なんかだと、余計にね。

 

うーん、気をつけよう。きれいにしとかないとね。

今日からやっと通常モードになりました。

去年までは、通常勤務に単発仕事を入れてもどもなかったけど、今年はきつい。

チロルチョコのご当地めぐりシリーズ。シロノワールのおいしいわ。

今、お気に入りのセブイレの。お餅なの?パンなの?きなこがおいしいよ~

大好きな「我的美麗日記」のシートマスクが、パッケージデザイン変更のためか?30%offになってました。台湾まで買いに行かなくて良いわ~

先日、ちふれのノンアルコールの化粧水を買ってみたのだけど。悪くは、ないけど、良くもないって感じで。やっぱりお気に入りのコーセーコスメポートの「黒糖精プレミアム」に戻そう。

滋賀県のお米「水かがみ」を使った化粧水がとてもいいんだけど、何回も化粧水を塗る私としては、すぐになくなりそうで。コスパの問題が~

今回の仕事は、ショッピングモールに設けられた期日前投票所なので、一日中たくさんの人の行き交いを見ることができる。ウオッチングしていて、すっきり見える人・立ち居振る舞いの美しい人・残念な人など。背筋はやっぱり伸ばさないとあかんね~応対が丁寧できれいな言葉遣いの人も感じよいわ。

接遇一級を持っていても、実際に毎日使うわけではないし。いつもの仕事は、対応先が限定されているので、言葉もやっぱり色々使って磨かないと怪しい言葉遣いになるのだわ。

単発の仕事をする理由の一つには、スキルアップをしたいというのもある。予想外の対応をしないといけないこともあるからねえ。

両手でお渡しする・両手で受け取る・体言止めにしない・~~でいらっしゃいますか?大事です。
スタッフの中には、「マジか?あんた誰やねん?」みたいな対応する人もいるからね。大きな声ではっきりとスマイルで声も2オクターブ上げて。

一緒にやっていた人が、いつの間にか私と全く同じ言葉遣いになってたのも面白かったです。

でも今日はヘロヘロ。さっき、気づいたら何時間も爆睡してたもんね。

さあ、今日から通常モードに戻ります。

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一発屋芸人列伝 山田ルイ53世

2019年03月06日 19時28分25秒 | 読書

よく言われる一発屋芸人たちの一発当てたその後の人生を本人達に取材して書いたもの。

ルネッサーンス」で、やや一世を風靡したお笑いコンビ髭男爵の山田ルイ53世。新聞二紙の書評で取り上げられていたので、読んでみた。

売れなくなってテレビに出なくなって、みんなから忘れられても生きていかないといけないし、食べていかないといけない。それでも人生は続くのだ。
ある意味、しぶとくしたたかに、そして繊細な人たち。

取り上げられているのは、レイザーラモンHG、コウメ太夫、テツandトモ、ムーディ勝山、天津・木村など。キンタローもね。

そして作者自身である髭男爵も。

私がいつも面白いと思っていたのは、波田陽区、彼は今九州で活躍しているらしい。テツandトモは、営業で全国を駆け回っているよう。コウメ太夫は、不動産オーナーをしながらもボチボチテレビに出ている。

ほろ苦く、少し悲しくて、驚くほど生真面目な芸人さん達
キンタローが、とても繊細で内省的な女性であることにもびっくり。
関西の出身が多く地理的にも学校名的にもなじみがある人が多く、色々と彼らの青春時代を想像しやすいのも楽しめる。

ソルティバタークッキーに惹きつけられて買ってしまった。塩味と甘さの絶妙さ。

ローソンで、いつかのおやつ。

あるところで、目に入った一文。「少ししゃべったりして、この人とは価値観が合わないな~と思ったら即感情をoffにすること。真面目な人ほど、分かり合おう・理解しようとして色々するけど、そんなのは無理。相手の強烈なパワーに飲み込まれ自ら疲弊してしまう。人間関係でストレスを貯めないために。」だって

確かにそうだわ。仕事ならともかくね。私もややというか、はっきり言って普通なら絶対にご一緒したくない人がいるので、その人が何か言おうが、OFFにしてます。とにかく、ズケズケ領域に入ってくる人は、嫌いやわ。てか、ださーい。大人のすることじゃないね。

滋賀県では、おなじみのお子さん向けの交通安全の標識。「飛び出し坊や」。今は色んなバージョンが出来て、これは「織田信長」です。

新しいから、ピッカピカ。

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「不意撃ち 」 辻原登 「長いお別れ」 中島京子

2019年02月16日 19時47分00秒 | 読書

5編の短編集。不意撃ち、それは運命の悪意か・・・・人生の「予測不能」な罠・・・

ほんまに読んでて不意撃ちくらいました。初めの「渡鹿野」これは、ちょっと微妙な場所で。お話の中に現実に起こった事件や未解決の案件など盛り込まれている。さすがに未解決の失踪事件は、年度をずらしているけど。私、ここへ実際に行った人から話、聞いたことあるの。

ラストで私もびっくり。女性記者失踪事件を絡めている。この方が、‘渡鹿野‘を取材してたんじゃないか?みたいなことも言われているけれど。

仮面」は、阪神淡路大震災や3.11に絡めて。実際、こんなことあったんじゃないかな?いや、あったような。最後に主人公二人がくらう不意撃ちは、ちょっと制裁めいてて納得するけど。こちらも長距離バスの激務問題が、織り込まれている。

いかなる因果にて」にも実際に起こった事件がたくさん。それに想起されて、湧き上がる不思議な説明しづらい感情。でもこの感情は、何となくわかるけどね。

最後の「月も隈なきは」が、一番救われるかな?笑いも出たし。こちらにも現実の事件が織り込まれ、そして今建築問題で大揺れのレオパレが出てくる。あまりにもタイムリーで笑える。

認知症の父と家族のあたたかくて、切ない10年の日々。

認知症が長い時間をかけて、ゆっくりと進行していくこと。段々できないことが増えていくこと。老老介護の大変さ。国語を教えていた元校長先生、難読漢字の読み書きは、OKだけれど、家族の名前や顔や帰り道が段々と。

介護問題、海外転勤問題、高齢の妊娠、婚活、子供達の学校問題など色々な要素が盛り込まれている。子供が三人いてもそれぞれの家庭の事情もあり、母がほぼ一人奮闘する。これは、誰にでも起こることだし、どこのご家庭でもあるんじゃないかな?

小説の中で唐突に出てくる誰かよく分からない人。そのまんまで終わった。孫ちゃんが、アメリカのハイスクールで、学校をさぼって、校長先生とお話するところ。関係あるようなないような、物語のラストもその曖昧なまま終わるのが、妙に渋い。この書名自体が、チャンドラーのハードボイルドの古典と同じ。

それより、自宅で介護することの大変さが・・・夫、無駄に背高いから難儀やわ~ちょっと不安になってきたぞ!

めんどくさいけど、根元染め行ってきました。最近は、2週間に1度のペースで染めに行ってる。行ける曜日は、週に三日。でもタイミングが合わないと、早めに行くことに。

ピアノのレンタル練習室へ行った帰りに寄ってから、ずっとそこ。わざわざ電車で行ってるんだけど。まあ、気分転換にはいいでしょう。あまり降りたくない駅なんだけど。

帰りに食パン専門店の「一本堂」で、ホテル食パンを。ふわふわで、甘い匂い。でも、家に持って帰ったら即冷凍室ね。

マクドで「ハッピーセット」。絵本がついてくるので。可愛い絵本です。「大人でも買っていいですか?」「はい、もちろんです。」孫のために買いに来たと思われてるかもね。

ダイソーでポーチを。えっ?100円に見えへんやん。

いつかのアイス。おいしかった~でもしばらくは、甘いものは封印ね。

息子が唯一もらったバレンタインのチョコレート。事務所のおばちゃんから。久し振りにチョコレート食べたら、甘い!こんなに甘かったんか?

毎年、2~3月に旅行するけど、今期は色々と勝手も違うのでタイミング外してしまった。
今年はコンサートやライブに重きを置くかも?

4月には、ライブのチケット取れてるし。5月のクラシックも予定をただいま調整中。

それより、決死の思いで朝一の尿を病院に提出したけど、それも心配だあ~
私なんか、しないとあかんと思っただけで寝られなくて。ぐったりでした。

今まで、夫が入院して手術して大変な目に何べんもあって救急車にも乗ったけど。それでも気丈にふるまってたけど、自分のこととなるとあかん~

どうぞ、大したことありませんように。

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「エリザベスの友達」 村田喜代子 本との出会い

2019年01月14日 13時16分44秒 | 読書

書評欄で紹介されていたので、読んでみた。
有料ホームにいる認知症の人たち。その中の三人の老女。その人たちの中に眠る宝石のような輝かしい記憶たち。

認知症は、直近のことや近い記憶は忘れていくという。遠い昔、輝かしい記憶に戻るよう。そして物理的にはないものが見えたりするけど、それを否定してはいけない。

主人公の初音さんは、満州国時代の天津租界に暮らしていた。当時としては、ハイソで豪華で自由な生活。夫の同僚の奥様たちと共にイングリッシュネームを持ち、その名前で呼び合っていた。

そこへ交差する、清朝最後の皇帝・満州国皇帝溥儀とその妻婉容。婉容が、エリザベスというイングリッシュネームを持っていたのは、知っていて一昨年、大連に行った時も溥儀と婉容の部屋なども見たけど。

時々、初音さんはその輝かしい時代に戻り、なぜか会ったはずもない婉容=エリザベスと出会うのだ。

認知症は気の毒なイメージがあるけど(実際、壮絶な介護をされている方も)本人は、その輝かしい時代に自由に戻れるの。母も今、その輝かしい時代に戻っているのかな?いつも、同じことを言うから今度はその話に合わさなければ。本人達にとっては、自由にその時間と行き来が出来るそう。

牛枝さんは、家で兄弟同様に飼っていた馬3頭と会う。これは、泣いてしまった。この本を読んで初めて戦時中には、馬・犬・鳥までが軍に徴用されたことを知った。そして(軍的にというか戦争的に役に立たない)犬が、残酷な末路を辿ること。ホームにいるおじいさんが、提供した犬と会い、おいおい泣きながら謝るところなどたまらない。

この本のテーマは、認知症なのだけど、戦争の残酷さ、悲惨さ、弱いものが一番に犠牲になることを訴えているのだと思う。又、現代の地理と歴史の教育方法の問題点も。だって、若いホームの職員が満州とか分からないし、戦前アジアのたくさんの地域を植民地にしていたこと、果てはアメリカと戦争したのを知らん人まで。

最後に松村由利子さんの短歌「もう誰も私を名前で呼ばぬからエリザベスだということにする」が出てくるの。とても心に残る短歌。元々松村由利子さんの短歌は好きだけど、ここで出会うとは。
著者の村田喜代子さんは、この短歌からインスパイアされて、この作品を書いたそう。

松村さんのツイッターにコメントをすると「思いがけないコメントをいただき感激しています~」とレスが来て、こちらこそ大感激。

松村さんを大好きでよく取り上げてらっしゃった、あの方のブログを思う。
どうしていらっしゃるのか?お元気でいて欲しい。

さて、私と本の出会いですが。
父が大変、読書家でした。家の大きな本棚にたくさんの本が。子供心に「大きくなったらお父さんの本を読もう。」と。小学校中学年くらいから、父の本を読んでいたのだけど子供には分からないものもたくさん。よく質問をして、答えづらい質問の時もあり、親を困らせていたと思う。小5の時には、松本清張の「黄色い風土」を読んでいた。←怪しい小学生か?その頃ので、心に残っているのは安本末子の「にあんちゃん」や「キューポラのある町」。

今は新聞の書評欄に取り上げられている本や新刊広告などから、興味の持ったものを。うちは、新聞を二紙取っているのだけど、これがポリシー的には真逆な二紙。なのに、書評欄で取り上げられている本が被ることが多い。もちろん、切り口や解説は全く違うのだけど。

図書館に行って、装丁や帯の紹介文に魅かれて読んでみるものも多い。読みづらいものは途中でリタイアする。もう、無理なものは苦行のように我慢して読み通さないの。今の私には無理やねんなってね。

色んなブログで紹介されているものを読んだり、後は「読書メーター」というサイトで紹介されてるのを読む。
どうしても、偏ってしまうから視野はこの年でもというかこの年だからこそ広げたい。
若い人の感性も受け入れて、偏ることなくね。自分から世間を狭くする必要はないし。

安定のおいしさ。

クッキーかと思ったら、ポップコーンだった。おいしかった~

割とあっさりしてた。

土曜日が22時まで勤務だったので、昨日の日曜日は、一日4回昼寝。フィナンシェ・ダックワーズ・プリン・シュークリームを食べていた。
年々22時勤務は、堪えますが、やらないとね。

今日も片付けしながら、ケーキ焼いてました。

食べることには、手抜きなしね。

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すぐ死ぬんだから 内館牧子

2018年12月15日 20時04分12秒 | 読書

78歳には、とても見えないおしゃれでかっこいい女性ハナさんが主人公。
息子夫婦に家業の酒屋を譲り、悠々自適で夫婦仲もとてもいい。

こんなに仲良しの老夫婦がいるんやあ、うらやましい限りと読んでいたけど。
まさかの夫に長年、別の家庭があり、認知はしてないけど子供までいた。
その子供が、自分(本妻)の子供よりはるかに優秀でイケメン。

面白くて笑いながらあっという間に読み終えた。

ハナさん、とてもきれいにしていてすばらしい。でも、あまりきれいにしてない同年代や息子の嫁を軽蔑して見下してるの。ちょっと、それはねえとは思った。
人それぞれ価値観が違うから。

楽だからとか、もう誰も見てないからを言い訳にしてるのがあかんらしい。

確かに~そして中身のない人に限って「人間中身が大事」と言うと。
それは、言えてるかなあ。

人は見た目が9割は本当だと思う。人の印象はたった6秒で決まるし、それをくつがえすには多大な時間と労力を要するものね。

ただ、この本読んでてちょっと気になったのは、NGワードではないのか?と思える言葉が多かったこと。
まあ、書かないと本にはならへんからねえ。仕方ないか。

息子の嫁が、たった一度公募展で佳作か何かになっただけで「画家気取り」というのも笑えるし。

それもゴッホやモネや巨匠を引き合いに出す。これは、ハナさんが言うように「○○値」が低いからか?

私の同級生でも「ええ?」て思える人もいる。前に呼び止められた時、母の友達かしら?と思ったこともある。

私も面倒だけど、色々習慣にしていることはある。

①朝起きて、お白湯を飲むこと。(もちろん、口をゆすいで血圧を測った後ね。)
②化粧水を塗る前は、導入液をして、それから化粧水は3回塗る。
③髪の毛を乾かす時は、必ずヘアオイルをしてから。
④白髪染めは、ちゃんとしておくこと。
⑤プチプラでもいいので、毎日シートマスクでパック。
⑥夕食時には、必ず納豆1パック食べる。
⑦ピアノの練習は、毎日。

↑のことを言うと、「ええ、めんどくさい。」とか「もう、今更誰も見てへんし。」て人も多い。確かにめんどくさいし、誰も見てへんけど。でも人から汚いとか思われるのは、絶対に嫌。年をとれば誰だって汚くなるんだから。

けど、人には強制はしてませんよ。嫌な女になるからね。それにしないからと言って、見下したりなんかはしませんよ。価値観が違うから。多様な価値観を互いに認めあうことが、それこそ中身のある人だと思う。

今日は、寒かったけど白髪染めに。その帰りにどうしても欲しいものがあったから、買いに行く。そしたら、売り切れてんて。ええ~じゃあ、別のところへ行くか?でも、行ってもないかもしれんしねえ。で、その辺の椅子に座ってネット検索。ヨドバシオンラインは、まだちゃんとあったわ。だから、スマホで購入。支払いは、近くのコンビニで済ます。

便利な世の中になったねえ。ありがたや~

今日の白髪染めの店は、雑誌が置いてなくてタブレットで雑誌を読む?見る。タブレット使えて良かった~

色々使いこなせないと、世の中に置いていかれるというよりも生きていけないかも?

先日も過去問の整理してていい本を見つけました。須賀敦子さんの「しげちゃんの昇天」。思わず問題解きだしたよ。さすが、難関校、ハイレベルなのを使ってるね。高校受験なのに。

この仕事は、そういうことができるからいいなあと思う。、再来年の○月○日出勤お願いできますか?と言われたけど、まだ仕事できてるかな?できてるんなら、続けようと思う。ちゃんと忘れないように再来年の予定を手帳に書いておかないとね。

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