鹿児島市の司法書士喜山修三のブログ

相続や売買の不動産登記,会社設立や役員変更,債務整理,成年後見等を業とする司法書士事務所の所長の法律や日々の雑感を掲載。

資格試験~悲喜こもごもの11月~

2009年11月02日 | Weblog
 11月といえば司法書士や土地家屋調査士など様々な資格試験の合否がわかってからしばらく経った時期です。

 試験に合格して喜んでいる人もいれば,その努力が報われず残念ながら不合格になった人など,受験をされた方々には,悲喜こもごもの11月です。

 合格した人は二次試験に向けた勉強が,不合格になった人は来年の試験に向けた勉強が必要になりますが,今日は来年に向けて勉強する人にメッセージを。

 来年の試験に向けた勉強は,ともすれば心が挫けそうになることがあります。「あれだか勉強したのに駄目だったか」とか「どうしてあんなところで失敗してしまったか」など後ろ向きのことを考え出すと,悔しい気持ちは尽きることがありません。

 しかし,要は考え方次第です「また来年受験するチャンスがあるんだ」とか「勉強ができるだけ良いじゃないか」と前向きにとらえる方法もあります。

 既に結果は出たのですから,これを変えることはできません。できるのは,出た結果に対してどのように向き合いかです。

 過去のことを考えるのであれば,敗因を分析するだけで十分です。「どうして・・・」とか「なぜ・・・」というような負の感情に囚われるよりは,来年に向けた勉強方法を考えて,実際に勉強を始めた方が日々の生活にも張りが出て来ます。
 
 一生懸命勉強したにも拘わらず,試験に落ちた時は確かに相当ショックを受けるのですが,「試験に落ちた人の気持ちを理解することができる」という意味では,悪いことばかりではありません。

 繰り返しになりますが,要は考え方次第です。勉強ができるだけでも幸せなことである,との考え方もあります。辛い時こそ自分自信を信じて,コツコツと歩きだしましょう。願いは必ず叶えられと信じて。
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