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鹿児島市の司法書士喜山修三のブログ

相続や売買の不動産登記,会社設立や役員変更,債務整理,成年後見等を業とする司法書士事務所の所長の法律や日々の雑感を掲載。

全国クレ・サラ・商工ローン・ヤミ金被害者交流集会

2006年01月25日 | 消費者問題
 標記の交流集会が,平成18年11月18日に鹿児島市民文化ホールで開催されます。そのために,現在,司法書士会の有志と弁護士会の有志とで,月一回程度実行委員会を開催しています。

 昨日は,第3回の会議が行われ,今度の分科会のテーマと,被害者の会の運営がどのようになされているのかという説明が,弁護士の木村達也先生からなされました。

 木村達也弁護士は,多重債務の問題に25年間?以上関わってこられた弁護士で,その姿勢には揺らぎがありません。

 仕事の方法は,平日は実務をこなし,土曜日日曜日に全国各地で開催される各種の会合に出席するようにしているそうです。

 先生とは,10年前に鹿児島県青年司法書士会の20周年記念の時にお会いしたのですが,当時も今も多重債務問題解決への熱い情熱を持ち続けています。

 このような,熱い情熱を持って行動している方と話をするとこちらまで元気になります。このようなパワーというものは,会話を通じて伝わるんでしょうね。 

コメント (3)
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架空請求

2006年01月20日 | 消費者問題
 久しぶりに架空請求の相談がありました。
 請求書の名前は,「司法処分最終通達書」。請求者は,「司法管理通達局」。

内容は,通信販売契約会社並びに運営会社より「未だ連絡も無く未納」として,民事訴訟法が提起されており,このまま連絡無き場合,指定裁判所から書類通達後に出廷となります。(中略) 

 民事訴訟の内容等,ご相談に関しましては当局にて受け賜りますが,「個人情報保護法」上,ご本人様の連絡を御願い致します。(省略)

 相談者は,既に架空請求についての知識のある方だったので,全然慌てていませんでした。  

 自慢ではありませんが,私は過去に架空請求を二度受けており,他には西ドイツの「宝くじ?(賞金?)が当たる権利」が当たりましたという封書を4,5回頂いております。

 西ドイツの宝くじでは,無視していましたら,「信じられない,こんなに高額な賞金が当たるのに,何故貴方は何の連絡もして来ないのですか」という手紙まで頂戴しました。

 今度の相談者の請求書中に,「個人情報保護法」上という文言がありますが,それを考慮しているなら,通常このような請求書を,誰でも読める葉書では出さないですよね。

 それにしても変な世の中です。縁もゆかりもない人に請求書を送りつけ,またその送りつけられた人の中には,払った人もいるのですから。

 お金というのは,苦労して,コツコツと稼ぐしかないと思うのですが。

 実体のない経済は,あのバブルの時に懲りたと思ったのですが,どうしたんですかね,あのライブ・ドアは。  
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