どんどん年をとる

最近の私の、朝の練習メニューは、基本練習（の一部）と、「今、メインに練習している曲」の通しの２本立てです。以前は、コンサートのプログラムを順に通すことを、可能な限りやっていましたが、「そんなに早くから？」というご近所さんの声に配慮して、トータルで１時間程度にセーブしているので、それは無理です。
今の時期は、バッハの「無伴奏チェロ組曲第３番」が練習の中心となっています。
１月のコンサートでは全曲暗譜で弾きましたが、一昨日（１日）の朝の段階で、見事に忘れてしまっているところが５～６箇所ありました。もし本番でそんな状態なら悲惨です。それが、昨日の朝の段階では、２～３箇所に減っていました。今朝は、かろうじて全部弾ききりましたが、本番では何が起こるかわからないので、まだまだ不安があります。
たった２ヶ月のブランクで、この状態です。「これ以上、間をあけるわけにはいかない」ということは、間違いなく言えそうです。「暗譜できていれば大丈夫」ということもないんですがね。
……決めました。一昨年に弾いた「リュート組曲第３番」、それから昨年に弾いた「リュート組曲第１番」も、今年の、それも早い時期に、もう一度さらいなおしておきましょう。あたりまえのことですが、私もどんどん年をとります。先送りすればするほど、とりもどすのが大変になりますからねえ。