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すぐに眠くなるのは

明日から12月です。やはり寒くなってきましたね。
私の部屋は北向き、窓が東側と北側にあります。朝日が入るのはいいのですが、朝食と家の用事を済ませ、部屋に入ってギターを構えると数分後、確実に猛烈な眠気に教われます。
先日の日記に記したような、メトロノームの音量を上げれば弾き続けられるというレベルではありません。休むしかないなとベッドにもぐりこみ、仮眠を10分余りとった後、胃が荒れる心配をしながら、濃いインスタントコーヒーを飲んでから練習を再開させます。
毎食後まもなくと、一度冷えた身体がまた温まるときにはたいてい眠くなります。消化力も血流も弱まってくるのは加齢のせいで、すぐに眠くなるのは避けられないだろうとあきらめていましたが、あるいは単純な寝不足なのかもしれません。
夜更かししても、翌朝の練習時間を確保しようと、目覚まし時計のアラームを早い時間にセットするのがあたりまえになっています。私は極端な朝型人間です。人よりもずっと早く就寝することを心がけたいと思います。
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メトロノームの音量

自宅前のボーリング調査は今日で終わりました。やれやれです。
昨日の日記に書いた通り、早めに三郷山を歩いてきましたが、その前の話です。
昨日と同じく、閉め切った雨戸の向こうは工事の音。音階とアルペジオの練習を部屋でやっていましたが、今日はメトロノームの音量を「強」に上げてみました。
通常の練習においては、私のメトロノームの音量は常時「弱」にしています。「メトロノームに合わせることよりも、自分でテンポをとってリズムを刻むことの方が当然大事だろうな」と考えてのことです。
今日のような条件では、メトロノームの音は絶対大きくすべきですね。練習効率が全然違います。そもそも「弱」だと外の音にかき消されてしまって練習になりません。ストレスもたまります。
私は、ふと思いました。
「普段の練習でも、疲れや眠気が来たらメトロノームの音量を上げよう」
夜の練習になると、少し弾いただけでテンポやリズムが大きく乱れ、「もう駄目だ、疲れて弾けない。この年ではもう限界だな」と毎日嘆いている私にとっては大きな発見です。
実に単純かつ初歩的なことをわざわざ日記に書くのも恥ずかしいですが、「もう少し頑張れるぞ」と嬉しくなったので活字にしておきました。

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窓の向こうが

昨日から我が家のすぐ前の道で工事が行われています。
「下水道設計に伴うボーリング調査」とのことです。「調査」なので「杭打ち」のような大音響はありません。それでも常時ガーガーと何らかの音が、雨戸の向こうから聞こえてきます。
昼間は曲の通し練習を見送り、音階やアルペジオ(分散和音)など、基本的な技巧練習を念入りに行うことにしましたが、1時間半近くかけて必要だと思う練習をひと通り済ませると、さすがに嫌になってきました。
でも思いました。新型コロナウイルスの感染予防のため、扉や窓を開放したままでコンサートを行うことが珍しくなくなった今日この頃です。「少しの物音くらいで、集中できないようでは駄目だ。それも想定して練習を進めなきゃ」ということなんですね。
とは言ったものの、いくらなんでも、窓の向こうが工事では降参です。明日も同じ状況なら、日が高いうちに録音機を持って三郷山へ行きましょう。
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今日は勤労感謝の日

今日は勤労感謝の日です。
「勤労感謝の日」のブログには、「仕事があるのはありがたいことです」と何度も何度も、判で押したような文章を記してきたものですが、今年はそうもいけません。
新型コロナのおかげで、仕事は激減したままです。しいて言えば「仕事がなくても生きていけるのはありがたいことです」ということにしておきましょう。
読む人が読めば腹立たしくなるような、こんなのんきなことを言っていられるのは、収入が減っても、別な仕事をさがすこともせず、だれにも負けないくらいの倹約・節制生活をやって、練習時間だけはこれまで以上に確保し、日々穏やかに過ごせているからでしょうね。
もっとも、この生活がいつまでも続けられる保証はありません。世界中を見渡すと、ぶつけるところもない苦しみや悲しみの中で今日を生きている方々の方がずっと多く、明日は我が身という気さえします。
せめて残りの人生を、人のため自分のために、できることはしたいと思うばかりです。
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嘆いているだけでは進まない

例年この時期は、地域交流の手作り音楽会「ほのぼのコンサート」を目前にして、眼の色を変えてプログラムや脚本の制作にあたっています。
今年は言わずとしれたコロナ禍でそれがなく、その分ギターを弾いている時間が増えました。
ただ、「たくさん弾けば、若い頃のようにバリバリと弾けるようになる」というのが幻想に過ぎないこともよくわかりました。
それでも、指は痛いし集中力も続かないなと嘆いているだけでは前に進まないので、自分の弾き方や、練習の仕方のどこに無理があるのかと毎日考え、長く弾いてきた曲を少しずつさらいなおしています。
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欠かせられない作業

今月のコンサートを終えたので、今朝から12月の会の準備を始めました。
といってもまだ通し練習には入っていません。今日通したのは「モーツアルトの主題による変奏曲」や「悪魔の奇想曲」など、年内に演奏予定のない曲ばかりです。
12月の会は、感染予防のための窓の開放により、暖房の効きが悪くなることが予想されるので、難曲はプログラムから除外しようと思いますが、どれだけやさしい曲ばかりを集めたとしても、日が近づけばそれらの曲にかかりきりになります。
当然、一昨日までは昨日(今月の会)に向けての準備ばかりしていたので、放っておけば徐々に弾けなくなる曲が今でもたくさんあります。
そうです。ひとつ本番が終われば、次の準備を本格的に始める前に、大事だけれど予定していないという曲をピックアップして軽くさらいなおしておくこと、それはレパートリーを維持するために欠かせられない作業です。
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自分の演奏スタイルを

本日午後、11月のコンサート「秋の午後、ギターの響き」を終えました。
例によって、一番よく練習したのがバッハの「シャコンヌ」で、でも「一番苦しそうに聴こえただろうな」と思えるのもこの曲です。プログラムの他の曲と比べ、技術的にも音楽的にも格段に難しいので、どうしてもそうなってしまいます。
夕方、三郷山を歩きながら考えました。
今日も、最後の音が鳴り終えると、お客さんからは「この大曲をよく弾いたね」という温かい拍手をいただきました。
でも、「いつまでも、それに甘んじていていては、いけないんじゃないかな」と思います。40年もこの活動を続けてこれたのは、お客さんからいただく叱咤激励のおかげであることは間違いありませんが、やはり自分が欲しいのは「よく弾いたね」でなく「よかった」の拍手です。
それには「自分の演奏スタイル」をもっと確立させ、自信をもってお客さんにいい音楽を提供できるよう、がんばらなくちゃいけません。私が長年にわたる活動の中で身につけたのは「大曲をバリバリと弾く」ではなく「あまり難しくない曲をたくさん弾く」と「自作曲や自分の編曲作品を弾く」だと思います。このあたりで勝負するのが一番良さそうですね。
12月の会「年忘れギターコンサート」(20日)に向けて、選曲と表現を今一度練りなおしましょう。
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どうせまた何かが

今月のコンサートが目前となりました。今度こそは「こんなはずじゃなかった」と言わなくていいように、困りそうな場面を想定して、練習をしています。
椅子の高さが少し違うとか、窓を開放すれば指が冷えるとかは、前々から考えてはいます。今日は本番で使うのとは違うギターでプログラムを通しました。
でも、どうせまた想定していない何かが起きるでしょう。そう思っておいた方が精神的には絶対ラクですね。
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ベストコンディションは作れない

コロナのせいで、今日はレッスンがひとつもなく、朝から練習していました。
何度も休憩をとりましたが、日が傾く頃にはかなり疲れてきて集中力も落ち、「このまま弾き続けていても駄目だな」と、朝の練習を収録した録音機を手に三郷山へ向かいました。
夕方の風は冷たく、疲れた頭を冷やすのに充分でした。
11月のコンサートは今度の日曜日です。河崎商人館での「特別企画」の反省を踏まえ、「ベストコンディションは作れっこない」という前提で、できる限りの準備をし、本番にのぞみたいと思います。
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メトロノームと基本練習

先ほど配信したメールマガジン「中高年のためのギター教室」の「9.テンポとリズムの問題」の原稿です。一部紹介します。今日作文しました。

……(以下 原稿コピー)……

3)メトロノーム

私は、弾きたい曲のテンポやリズムが不安定になって困るという場合、毎日の音階練習やアルペジオの練習の際に、その曲のテンポや拍子で(メトロノームにあわせて)毎日弾くようにしています。
たとえば(私の場合)「アルハンブラの思い出」を弾くためには「4分音符=66のテンポで3拍子」の練習を多くします。「パッヘルベルのカノン」ですと「4分音符=78のテンポで4拍子」となります。
メトロノームを使っての基本練習は40年間、ほぼ毎日行ってきましたが、曲のテンポと拍子に合わせて行うようになったのは、自宅に教室を開いてまもなくです。この時、実は、自分が大変なミスをしてきたことに気づきました。それは「30年間、音階もアルペジオも4拍子ばかりでやってきた」ということです。ただでさえ日本人は3/4拍子や6/8拍子は苦手と言われています。3/4拍子や6/8拍子の曲で苦労するたびに「若いころ、それに気づいていればなあ」と悔やまれますが、あきらめるわけにもいかず、結局今になって4拍子以外の拍子の基本練習もあわせてやっています。

▼メールマガジン「中高年のためのギター教室」
https://www.mag2.com/m/0000128595
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