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あと5日

7月の例会が近づいてきました。今週の土曜の晩です。「夕涼みギターコンサート」というのは、この時期としてはありきたりのネーミングのように見えますが、ひとつ事情があります。それは毎回、窓を開放した状態で会が進行するようになったことです。部屋の冷暖房が効きにくくなり、音の響きも少し悪くなりました。もちろんこれは、新型コロナウイルスの感染対策のため、やむを得ないと考えてとっている方策です。ご来場の皆さんが、窓からの心地よい静かな風を感じながら音楽を楽しんでいただければと思います。
アレンジしたばかりの「ラ カンパネラ」を毎日、とりつかれたように繰り返して弾いています(笑)。パガニーニのメロディーにはそういうところがありますね。
練習に戻ります。ではまた。
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ラ カンパネラ

7月の例会「夕涼みギターコンサート」が近づいてきました。
案内は今月9日付けでブログにアップさせましたが、その段階では「予定曲目」が1曲も記されていなくて、ようやく本日そこに4曲を入れました。
実はそのうちの「ラ カンパネラ」(リスト)を弾くか見送るか決めかねて、そこで作業が止まっていたわけです。
音楽ファンならだれもが知る、ピアノの名曲(原曲はパガニーニのバイオリン曲)です。死ぬ気でがんばっても、技巧的にはピアノにはたちうちてきません。
若い頃、最初に入手したのは編曲者自身も絶対弾けないと思われる譜面でした。あきらめきれずピアノの譜面を買ったものの、さらに音が多く、アレンジしようという気にもなりませんでした。後に邦人某ギタリストの手による編曲譜がギター雑誌に載り、宝物のように時々取り出してはかじって挑戦しましたが、その度に悪戦苦闘の連続から抜け出せず、気がついたらどんどん他の曲も弾けなくなって、こんなことやっていちゃいけないと、自らの手で譜面(コピー)を引き裂きました。それ以来この曲は「聴いて楽しむだけ」になりました。
最近ユーチューブを見ていて、私が挫折した譜面並みの難しいアレンジで、バリバリと弾かれる方が何人かみえて圧倒されました。
でも私がもっと魅かれたのは、超絶技巧をちりばめた原曲にとらわれず、自分なりのシンプルなアレンジをして、(他の楽器で)のびのびと軽快に弾いてみえる方々でした。「なるほど」と思い、あらためて編曲してみました。そして3週間、今の自分の技術で弾けそうな譜面が9割がたできました。
長年あきらめていたアレンジがかたちになり、しかも故障から治りきってもいない私の指でも何とかなりそう……というのが嬉しくって、ここのところ毎日何回も弾いています。
作業をはじめて1ケ月で本番に出してしまうのは冒険ですが、どうせ「病みつき」になってしまった自分から抜け出せないなら、一気にやってしまうのが一番いいでしょう(笑)。
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発症から3ケ月余り

「ぼちぼちと血液検査に行く時期だな。近所の診療所に行くとすればこの月曜日(つまり今日)かな」と、2~3日前から考えていたところ、Yクリニックで処方していただいた薬が今週のなかばには本当に切れることを思い出し、こちらを優先させて行ってきました。そして「少しずつ良くなっているような気もしますが」「ではまた薬を出しましょう」と、Y先生と前回と同じようなやりとりをして帰ってきました。
まだ発症から3ケ月余りです。腱鞘炎のときはまだ痛みが残ってふうふう言っていたような気がします。私の左手指は完治していませんが、気持ち的には、今の方がラクです。
もう少し良くなるか、あるいは回復がここで止まるのか、もしそれがわかればギターへの向きあい方が変わって来るかもしれません。
でも、もう少し良くなるはずと思い続けることで、少なくとも老化の勢いを弱めることにつながります。まだ結論を出すには早すぎますね。
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散髪

レッスンが生徒さんの都合で変更となり、時間が浮いたので散髪に行ってきました。
髪がボサボサなのは全く気になりません(家族は気にします……笑)。でも、暑さで頭がボーっとなり、音を集中して聴けなくなる日が多くなってきました。
夕方5時過ぎに店を出て、自宅に戻り、録音機を手に三郷山へ向かいます。ほどよい涼しさの中で、朝の通し練習を歩きながらチェックすることができました。
ふと、今月のコンサート(6/6 午後)が少なめのプログラムでもひどく疲れたことを思い出しました。月例コンサートはしばらく土曜の夜の開催になります。この日に照準を合わせて散髪に行くべきだったかな……と思いました。
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まだまだがんばれます

朝の練習を早めに切り上げて、市内のYクリニックへ行く準備をいそいそとしていたところ、薬がまだたくさん残っているのを発見しました。初めて30日分を処方していただいたことを忘れ、3週間後である今日の予定に間違えてチェックを入れてあったようです(笑)。
ちょうど今日が発症(神経系統のトラブルによる左指の故障)から3ケ月、数日間はほとんどの曲が弾けなくて、悲壮な気持ちになりましたが、その後少しずつもちなおし、特にソロの活動においては大きな支障がないほどにとり戻しました。
「一生弾いて行きたい」と思っていた曲で、やむなく手放すことになるかもしれないのは、アルベニスの「アストリアス」ただ1曲です。これにしても、「代わりにこれを弾きます」と言える曲があり、先日から練習を開始しています。
新型コロナワクチンの接種では、私も「高齢者」の仲間入りです。できることは限られています。できることは限られていますが、まだまだ豊かにしていけます。まだまだがんばれます。
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疲れていない時間帯には

今朝、練習記録表の「悪魔の奇想曲」(テデスコ)の欄に、左手指の故障以来はじめての「△」がつきました。
3月中旬から昨日まで、「×」と空欄ばかりだったので、少し前進したかのように見えますが、実は、練習開始まもなくの、まだ疲れていない時間帯に弾いたということです。
疲れていない時間帯には、その時に一番大事と想う曲の練習を行うのがいいでしょう。コンサート前にはプログラムに入れた曲を優先します。コンサート後にはプログラムに入れなかった大事な曲を優先します。これをいつも意識することで、ある程度のレパートリーは維持できます。やっと最近、そんなことを考えて練習記録表をながめ、その日に通しておく曲をざっと決める心の余裕が出てきました。
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老化防止

昨日、6月のコンサートを終えました。
会場の真上の大きな部屋が、新型コロナワクチンの集団接種会場になり、人や車が多いのには参りました。
……てな言い訳は通用しません。
一方、早くから梅雨入りがなされたので、プログラムは少なめに考えてありましたが、最後の曲を弾くころにはもうクタクタ。むしろ、こちらの方が問題です。
反省すべきは、自分の「老い」に対する自覚のなさでしょう。でも悟りきってしまったら、ますます「老い」に拍車がかかります。少々の悪戦苦闘は「老化防止」と思わなくちゃ。
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無理は禁物

6月のコンサートは梅雨に入らないうちにと、6日の日曜日を選びました。何のことはありません。梅雨入りは5月のコンサートの当日でした。7月のコンサートも上旬なので、今年は梅雨の期間中に月例コンサートを3つ開くことになりそうです。梅雨明けはほぼ例年並みという予報を耳にします。折り返し地点はまだまだですね。
プログラムの原稿がまもなく出来上がります。曲数はいつも並みですが、小品が多いので、少し早く終わってしまいそう。でも無理は禁物、この時期は私もお客さんも身体がしんどいのです。紙面が足りないからと、解説文の文字数を減らすいつもの作業は、わずかで済みました。
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