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名曲オンパレート

「伊勢市クラシックギターを楽しむ会」の9月例会「南のソナチネ」は来週末です。
が、今週末にもひとつ、「無料ワンポイントレッスン」とだきあわせで、短めのコンサートが入っています。プログラムは昨日、主催者代表のNさん(大台町)にメールしました。
「アニーローリー」で始まって「アルハンブラの思い出」で終わります。全部で10曲、「名曲オンパレート」という内容です。
お客さんへの「迎合」ではありません。「だれもが知っている名曲で、自分で弾きたいもの、自分の勉強になるもの」ということで選曲しています。
うち、弾けば弾くほど難しいのが「アルハンブラの思い出」と「エリーゼのために」の2曲です。
全身のフォームや手指の動かし方、力の入れ方ぬき方といった基本をおろそかにすると、必ず破たんをきたします。けど、そこを集中的に取りくむと、それだけの効果が見込めます。そして、気がつけば、この2曲にかける時間が増え、腰の負担も忘れて、何度も何度も繰り返してしまっています。
このあたりはアマチュア時代とちっとも変っていませんね(笑)。
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危険回避

当然のことながら、この月曜日より9月例会「南のソナチネ」の準備にかかっています。
私のソロのメインは、タイトルに使った曲「南のソナチネ」(ポンセ)ですが、あわせて予告している「郷愁のショーロ」(バリオス)が曲者(くせもの)です。演奏しているところを見た人だれもが「大変だな」と思うほど極端に左指を広げる箇所があります。見てもわからないけど、弾いてみると「大変だな」と思うところも少しあります。
要するに左指の負担が大きいわけです。チラシを作る段階で、試し弾きをしてみて、「大丈夫だな。久々にこれを弾こう」と考えたものの、集中して取りくんでいると、やはり指に痛みがきました。たぶん、「南のソナチネ」にも左手の負担があって、それらが重なってきたのでしょうね。
「若いころは、この2曲を並べて弾いたのにな」と思っても、何にもなりません。年齢を重ねた現実を素直に受け入れ、その上で何ができるかを考えることにしましょう。「郷愁のショーロ」をはずす……という選択肢もありますが、それだったら、音楽に大きな支障のない範囲で音を省略できないかとさぐることの方が得策でしょう。あまり大きな声では言えませんが(ネット上に書いています……笑)、バリオスもきっと、「やめるくらいなら、そうしてよ」と言ってくれるでしょう。
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ふたつの収穫

一昨日の8月例会(コンサート)、「残暑の厳しい中、わざわざ日曜の午後を選んで……」というあたりが、ずっと気にかかっていましたが、それでも、はじめてのお客さんを何名か迎え盛大に……でもありませんが(笑)……終えました。やはり「昼間開催」というのは、少々条件が悪くても、考えていく価値がありますね。
それからもうひとつ、本当に久しぶりに、足台だけでワンコンサートを通し、(注意を怠らなければ)「足台を使っても、腰の方は大丈夫だ」ということが確認できたことも、大きな収穫です。
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ギター人生最大のミス

今日は、胃カメラを飲んだり、印刷作業に出向いたりしましたが、レッスンがなかったので、暑さにもめげず……というのはウソで、除湿がゆるく効いた部屋にこもって練習に励みました。
明日はホームグラウンド、「伊勢市クラシックギターを楽しむ会」の8月例会(コンサート)です。今日の段階は仕上がりは上々、「本番でこのくらい弾けりゃ充分だろう」というところまで来ています。
でも、不安はつきません。なぜなら、家での練習で「これらの曲は、若いころよりも弾けるようになった」と思っても、本番では、若いころには考えられなかったような大きなミスを乱発してひどく動揺し、練習時に獲得したことを少しも出せずに終わってしまった……ということが、ここ近年珍しくないからです。
その原因はよくわかっています。私の身体の状態が変わってきたのです。「年をとれば、血流も悪くなり、関節や筋肉がかたくなる」ということは誰でも知っています。だけど、指や手首全体のフォーム、動かし方次第では、「若いころと同じかそれ以上に指が動く」という場合もあるのです。それを見つけたときは少々難しい曲も軽々と弾いてのけ、見つけられなかったときはどれだけやさしい曲でもボロボロと間違える……ということを繰り返して来たんでしょうね。
「腰への負担が減らせるのであれば、また足台を使ってみよう」と決めたのは、そういうことです。何といっても、足台というのは、クラシックギターという楽器が現在のかたち、大きさになる以前から使われている、一番ポピュラーな支持具です。
それにしても、私は、ここ10年以上も前から、足台を使うか使わないかで、ずっと迷い、悩んできたように思います。その意味では、その頃、肢体不自由養護学校に勤めていて、腰を痛めてしまったことは、ギター人生最大のミスと言えましょう。
ただ、このことに関し、後悔はしていません。大きなミスをしたというのは、その分たくさんの勉強をしたということでもあります。少なくとも、今、こうして、自分よりも年上の生徒さんのお相手をする上では、これがずいぶんと役立っています。
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全曲足台を使って

久々の日記です。
先週末の四日市での演奏の反省もあって、足台中心にもどすことを、本気で考えるようになりました。
7月7日の日記では、「足台を限定的に使用」と記していますね。
これはつまり、「足台を使わないと弾けない曲に限り」という意味です。
ところが、四日市では、慣れた自分の椅子に座り、長い間弾いてきた、さほど難しくない曲で始めたのに、「やけにタッチが安定しないな」と感じました。その要因はひとつではないような気がします。でも、もし支持具の選定が一番のネックであるとすれば、その対策を講じることが断固必要です。
……というわけで、この18日のコンサート(8月例会)では、全曲足台を使うことを決めました。
クラシックギターを弾く人のほとんどが、足台を使っているわけですから、「何をとりたてて……」と思われるかもしれません。でも、一度痛めてしまった私の腰は、なかなか完治しません。今でも、足台を使って普通の姿勢で20分も弾き続けると、確実に腰痛はきます。
そこで私は、以下のような(練習時の)対策を考えました。

・本番のように、1曲弾き終えることに、左足を足台から降ろして立ち上がる。
(本番では、1曲ずつ客席に礼をします)
・メトロノームやチューナー、録音機などの機器は、少し離したところに置く。
(つまり、操作をするたびに立ち上がります)
・チューニングや爪の手入れの際には、右足を足台に乗せたり、両足を組んだりする。
・足台を使って反復練習をする際には、携帯のアラームを使って、決めた時間以上、弾き続けないようにする。

……以上です。今週に入って、これらを確実に守っているので、今のところ私の腰は無事です。このまま本番を迎え、結果(演奏の出来)に結びつけることができれば、今後の方向性が、今度こそ決まってくるように思います。

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またひとつ勉強

四日市市で行われた「平和を考える集い」で演奏してきました。
かつて私も籍を置いていた、教職員組合が中心になって進めているとりくみです。
猛暑の中、車を走らせて、遠い会場に向かう……という経験がほとんどなかったので、コンディションを整えるのに苦労しましたが、かろうじて弾ききりました。
近鉄特急でなく自分の車で行ったのは、使いなれたピアノ椅子を運びたかったためですが、今日のような条件ですと、これは失敗と言わざるを得ません。
慣れない椅子でも迷いなく演奏できるよう、普通の足台を使うとか、意図的に、いろいろな椅子で弾きこむとかいった対策をとってあれば、もう少し余裕をもって本番にのぞめたのにと思います。またひとつ大きな勉強をしました。
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ヒロシマへのパッサカリア

今日は8月6日、「ヒロシマの日」です。
今朝の練習で録音した自作曲「ヒロシマへのパッサカリア」を聴いていて、「これでは駄目だ。和音の変わり目の伴奏音が鳴りきっていない」と感じました。
アルペジオを多用している曲、よく知られたところでは「禁じられた遊び」や「アストリアス」などが共通に持つ、技術的な難しさです。
自作曲であっても、いつも完璧に弾けるとは限りません。
けれど、特にこういう曲は、完璧に近い状態で弾ける必要があります。
そうでなければ、書いた意味がないのです。
テンポを落として、音の響きと左右の指の動きを再チェックするとしましょう。
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今日中に投函しなきゃ

「ベストアルバム第3集」の郵送申し込み分のみ荷づくり(?)して、たった今投函してきました。先月28日(日)が締め切りで「発送作業はその週のうちに」と予告してありましたので、「今日中に投函しなきゃ」と気になっていたわけです。これまた「滑りこみセーフ」です。
でも、投函してから気がつきました。「発送」でなく「発送作業」と書いてあります。
「投函は明日でもよかったのかな」(笑)
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