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これが普通です

昨日、「知床旅情」の独奏アレンジを手がけました。音域や左手指の押えやすさを考えてト長調です。「だいだいできてきたな」と思っていたところで作業が止まり、そのまま一晩寝かせました(寝たのは私です……笑)。冒頭部分の響きが、昨年書いた「早春賦」(同じくト長調)とあまりにも似てくるのです。
実はこの曲のレッスンでは、何度も同じところで苦労しています。一番のネックは指でなくリズムの難しさにあると思います。悲しいかな、この曲を最後に教室を去られた方もあります。
私が今回アレンジに使った(歌の)楽譜は、旋律が四分音符と二分音符のみで書かれています。
でも市販されている楽譜には、付点四分音符とそれに続いて八分音符が入っているものの方が多いようです。そうです。シンプルな楽譜を使おうとしたのは指導上の配慮です。でも、弾くたびに「この譜面だと、あの曲とそっくりでまずいな」と私自身が思っていたのでは話になりません。
というわけで、手もとにある他の楽譜と同様、付点四分音符と八分音符を入れることにしました。これにより、ずいぶんと「知床旅情」らしくなりましたが、当然、最初の譜面より演奏は難しいです。私が迷わずに弾いて「これが普通です。こちらのリズムの方がいいでしょう」ということを、ちゃんと演奏で伝えられるようにしておきましょう。
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ひび割れのおかげ

珍しく朝よりも夕方の方が穏やかな日となりました。期せずして左手の指の絆創膏がようやくとれました。でもまだまだ油断は禁物、このまま春が来るとはとうてい思えません。
ま、暖かい日は暖かくないとできないことやって、寒い日には寒くてもできることをやるのがいいのかも。
左手のひび割れのおかで練習時間は少し減りましたが、その代わりに教室教材(編曲譜)が3つほどできてきました……
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粉雪が舞う日

寒い日となりました。午後、いつものように三郷山を歩こうと支度をしていると、粉雪が舞っています。
「わざわざ体温を冷やしに行くこともないか」と部屋にもどり「大きな古時計」の独奏アレンジをやっていました。
「なかなか思うような響きにならないな」と書いては捨て書いては捨てを少しやりましたが、ふと、気がつけば西の空が明るくなっています。
予定より2時間遅れで行った三郷山には雪が残り、枝に残った雪が風に舞っていました。歩きながら、アレンジの構想を練りなおし、夜、また作業の続きをやりました。もう少しです。
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ほのぼのミニコンサート

今日は、事務局をさせていただいている「ほのぼの合唱団」の初練習「うたいぞめ」がありました。「初練習」と言っても、練習らしい練習はあまりなく、ミニコンサートと今年の活動についての相談、それに、おなじみの歌を中心にみんなで歌って交流と親睦をはかる……という内容です。
例年、この「うたいぞめ」の日のミニコンサートは、出演者の依頼や調整はせず、私のほうでさせていただいています。出し物は、だいたいこの季節の日本の曲(をギターアレンジしたもの)になりますね。
実は、今日は暖房が追いつかないほどの寒さでした。こんな寒い日は、寒いところの曲が上手に弾けます……なんてことは絶対ありません(笑)。
「雪の降る街を」「かあさんの歌」「冬景色」と弾けば弾くほどに指が冷えてきて、「このコンディションでは弾けっこないな」と思って、用意してあった「春の海」を取りやめ、そのかわりに「さくらさくら」を弾きました。「春の海」は毎日弾いてきて少し悔しい気がしましたが、きっと強行すれば後悔していたでしょう。ま、「さくらさくら」がとりあえず思い通りに弾けたのでやれやれです。
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まだまだ未熟です

この冬もまた左手指のひび割れに悩まされています。特によく練習した日はそうです。指の管理には人一倍気をつけてきたつもりですが、またやってしまいました。職業音楽家としてはまだまだ未熟ですね。
実は、練習以外にもすべきことはたくさんあります。もっと言えば、楽器を持たずにできる練習もいくらかはあります。それらをうまく組みわせて指の負担を軽くし、楽器を持ったときの集中度を増す手立てを、いよいよ真剣に考えなきゃいけません。
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もう寝なきゃ

今日は1月17日、阪神淡路大震災から22年目の日です。
4年前の今日、「ふるさと」の独奏譜を書き始めたことを思い出しました。同じ年の3月11日には「花は花はの変奏曲」を書き始めました。
今日は一昨日書いた「琵琶湖周航の歌」を二重奏譜にしてみました。
昨日の日記で左手のひび割れが悪化したことを書きましたが、早めに寝たら、朝、痛みはずいぶんとやわらいでいました。でも今日1日、いつも通りの練習メニューを消化したら夜になるとまた痛くなってしまいました。そこで楽器を置いて、楽譜書きに専念したわけです。でも、もう寝なきゃ。
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一番いいのは

大変寒い日が続いています。空気も乾燥しているようです。
今日は教室のレッスンがなく、その分自分の練習時間を多めにとったところ、左手のひび割れがまた大きくなってしまいました。絆創膏を貼っても
弦を押さえると痛みが走ります。
こういうときに一番いいのは1分でも1秒でも早く床に入り、成長ホルモンに活躍してもらうことです。
そのためには、はやいところ、メールマガジン「私の音楽日記帳」の配信作業を片付けなきゃ……
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琵琶湖周航の歌

正月明け、ご近所から月2回のレッスンに通ってみえるYさんから「琵琶湖周航の歌」のリクエストがありました。コンサートでなく、レッスンの教材としてです。
なんでもこのYさん、若いころ滋賀に住んでみえたとのことです。さしずめ「思い出の1曲」ということでしょうか。
手もとにある市販の譜面は少し難しそうです。「はたしてやさしい譜面が書けるかな……書けなかったら二重奏だな」と、先日来、二重奏版の構想を練っていましたが、今日、書きはじめたらシンプルな独奏譜ができてきました。続きは明日です。Yさんのレッスンは今度の金曜日です。何とかなるでしょう。
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MIURAギター帰還

今日は成人の日ですね。
一昨日、今年最初のコンサートを終えました。共演を予定していただいていた方と常連さん2名が体調不良で休まれ、新春の企画としては少し寂しい会となりましたが、何とかマイペースで会を進めることができました。今年もがんばります。よろしくお願いします。
今日、仙台の三浦隆志ギター工房に修理に出してあった楽器がもどってきました。20年以上も前のこと、私が「伊勢ギター友の会」という団体の運営に関わっていたころ、京都在住のギタリスト藤井敬吾氏(実は学生時代の友人です)を伊勢に招聘し、リサイタルを開いてもらったときに、「自分も1本欲しいな」という気持ちになり、タイミングよく、現代ギター社の委託販売で出たものを見つけ、迷わず購入したものです。
ただ、その当時は私も若く、仕事で忙しかったためか、あるいは今以上に力まかせに弾いていたためか、結局、この楽器にあうタッチも見つけられずに長期間休ませることになってしまいました。
そして気がつけば裏板や表面板に小さなひび割れがいくつかでき、さらにそれぞれが大きくなってしまいました。最近はよく鳴ってくれ、コンサートでも時々使っていましたので、「ある日突然にまったく鳴らなくなったら、せっかくの楽器をずさんに扱ったことを後悔するだろうな」と思えてきて、昨年秋、とうとう仙台まで送ることを決断しました。
三浦隆志さんと直接お会いしたことはありませんが、丁寧に対応してくださり、傷だらけの中古ギターは新品のようにきれいに生まれ変わりました。修理前のように、毎日弾いていれば、音もすぐ戻ってくるでしょう。
これからも愛用するであろう、2本のマツムラギターと同様に(タイプは全く違います)大事にしていきたいと思います。

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緊急事態発生

朝7時前に、携帯メールがとどきました。
発信者は明後日(7日)開催の夕べのコンサート「初春の音楽会」での共演を予定していただいていたYさんですが、緊急の事情ができて出演が不可能になってしまったとのことです。個人の情報なので、もちろんここでお話はできませんが、幸か不幸か今回のプログラムに二重奏が入っていないので、私のソロを少し追加することで対応できるかと思います。
こういうときに役に立つのが、最近真面目につけている「通し練習の記録」や「暗譜による演奏の記録」です。今、自分がどの曲を弾けてどの曲が弾けないかが一目瞭然です。もっとも結局は先月の「聖夜の響き」で弾いた曲、もしくは来月の「早春の歌とギター」に向けて用意している曲のどれかに落ち着きそうな気もしますが。
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