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暗譜は大変です

午前6時過ぎに三郷山登り口の駐車場に着くと、すでに先客が何台かあります。
この時刻の山は静かでいいなと思っていたのが、朝から蝉の大合唱です。鳴き声がやたらと大きくて、しばらく歩かないと練習録音を再生する気になりません。
朝の録音作業は毎日手がけますが、その量は減っています。というのは、最近アレンジしたばかり(完成間際)の「ハンガリー狂詩曲第2番」を2回ずつ聴くようにしているので
、他の曲を再生する時間があまりないからです。
1回は前日までで一番ましな演奏、もう1回はその日の演奏で、どちらか(ましな方)を残します。
この曲だけは譜面を見ながらの演奏です。歩きながら聴くときは、譜面やギターの指板をイメージします。つまり暗譜を進めるための時間ということにもなります。
毎日こんな風にして頑張ったとしても、不安がなくなるまで暗譜ができていくのは、自作曲や自分がアレンジした曲くらいですね。暗譜については私も人並みに苦労しています。ま、苦労しているうちは、老化が一気に進むことはないでしょう……と思いたいところです。
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それなりに面白く

近所の診療所でワクチン接種(2本目)を終えて、先ほど帰宅しました。
1本目を打った日(今月5日)の日記に、「棚上げします」と記したリストの「ハンガリー狂詩曲第2番」のギターアレンンですが、その後迷いながらも少しずつ作業は進み、なんとかかたちになってきました。演奏時間は7~8分、「ギターでは絶対無理」と私が思うところをことごとくカットしたら、メルツの「ハンガリー風幻想曲」よりもほんの少し長いくらいの規模になりました。どうがんばっても「ピアノの方がいい」と言われそうですが、無理なく弾いて「ギターもいいね」と少しは思ってもらえるように、アルペジオやトレモロ、カンパネラを随所に入れました。
それなりに面白くなってきたので、ここ2~3日こればっかり弾いています。
今朝も一度通しました。もっと弾いておきたいと思いますが、「ワクチン接種は2本目の後がきつい」と聞きます。今日明日くらいは、練習を少しセーブしておいた方がいいんでしょうね。
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早寝早起きが必至

真夏日が続いています。朝一番にネットで、その日の最高気温と雲の動きを確認し、練習を6時ちょうどに終えて、録音した音源(録音機)を持って三郷山に向かう日が増えてきました。
朝の貴重な練習時間を削ってウォーキングに使うのは、もったいないような気がしますが、結局これが一番得策です。疲労度が全然違いますからねえ。
疲れが来る前に録った音源を、疲れが来る前にチェックすることは大切ですし、体力の消耗も少ないので、その日の練習にある程度活かせられます。
あたりまえの話ですが、この生活リズムを安定させるには早寝早起きが必至です。今日も11時には就寝しなきゃ。
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梅雨明け

一昨日、東海地方も長い梅雨があけたようです。よいよ本格的な夏の到来ですね。
今日は、朝一番にネットで気象情報をチェックすると昼間の最高予想気温が33度……。朝の練習を6時に切り上げ、録ったばかりの音源(録音機)を持って三郷山に向かいました。
2週間前に練習を再開した「ハンガリー幻想曲」(メルツ)は、まだまだ苦しく聞こえます。そりゃそうでしょう、通して録ったのは今日が初めてです。これで軽々と弾けているようなら苦労はありません。
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修復可能かも

「ハンガリー風幻想曲」(メルツ)をさらいなおして今日で10日目になります。
8月のコンサートまで期間があり、(特に後半部分を)毎日何度も弾いているので、長くあきらめていたこの曲が、思いのほか早く私の手に戻ってきました。
「かつて一生懸命弾いていたのに、今は弾けない」という大曲が私にはたくさんあります。今日は8年ぶりに「ロッシーニアーナ第1番」(ジュリアーニ)を弾いてみました。思いだせないところが2箇所ありましたが、「修復はまだ可能だな」と思いました。演奏時間が15分を超えるという長大な曲です。この規模の曲を新しくレパートリーに入れるのは、もう一生無理でしょう。それを考えると「この曲も手放したくないな」という気になってきました。
他にも「修復可能かも」という曲があるような気がします。
しかし問題はその量です。「あれもこれも」と手を広げすぎると、結局どの曲も取り戻せないままに年をとっていくことになります。
当面、「かつてのレパートリー」の中から「若い頃から何度も暗譜で弾いて、今もだいたい覚えている曲」に絞って、さらいなおしを試みることにしましょう。
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あきらめが悪い

先日の日記に「ハンガリー狂詩曲第2番」(リスト)のアレンジを棚上げすると記しましたが、実はこの週末も「あそこの部分、こうすれば使えるんじゃないかな」と何度も思いついては譜面を引っ張り出していじってしまいました。
すでにここまでにかなりの時間とエネルギーを使っています。「これだけ準備したのだから、今更やめられない」というのは、とこかの国のオリンピックみたいで嫌なのですが、誰に迷惑をかけるわけでもないし、頑張れば何らかのメリットがあります。棚から降ろしてきて捨てるのはまだやめておきましょう。
しかし、「あきらめが悪い」という、元来の性分はなかなかなおりませんね(笑)。
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再挑戦

今週に入ってからメルツの「ハンガリー風幻想曲」をさらいなおしています。実に30年ぶりです。
30年前と言えば、指が一番動いた頃です。この時期に投げ出した曲を今の年齢になってから再挑戦とは、我ながら少し無謀な気もします。
譜面台にはこの曲の楽譜を置いたままにしていますが、そもそも、こんなにたくさんの音符を見ながら弾くような視力は、今の私は持ちあわせていないのです。
それでも、覚えていた部分がかなりあるのでしょう。よく練習した他の曲と同様、「ここにこんな音があるはずだ」と思うと、見えなかった音符が少し見えてくるから不思議です。
先ほどは譜面を見ずに何とか最後まで弾きました。「ろくに弾けもしないのに、速すぎたな」という反省が、若い頃と同じように残りましたが、これまた課題がはっきりしたわけです。年内にこの曲を月例コンサートに出す……というのが、当面の目標のひとつになりました。
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ハンガリー風幻想曲

今日の午後、新型コロナのワクチン接種(1回目)を終えました。
大事をとって今日と明日はレッスンが入っていません。それで時間があると思い、帰宅後、作りかけのアレンジ(自分用)を少しいじりましたが、やはり棚上げすることにしました。
問題の曲はリストの名曲「ハンガリー狂詩曲第2番」です。ピアノの原曲にできるだけ近く編曲したら演奏家並みの技術が必要となるので、そんな無理は初めから考えていませんが、省略だらけの中級者向きの譜面になったとしても、けっこうな時間と労力は要りそうです。
実は「ハンガリー風幻想曲」(メルツ)という、楽想もタイトルもよく似たギター曲があります。今から30年前に何度かコンサートでも弾きましたが、大変難しい曲で、本番で上手く弾けたという記憶はありません。
ただ、その頃の私はいつも「教職」「子育て」「ギター」の中でもがいていて……というのは言い訳でして、要するに力がなかったのでしょう、失敗を重ねながら徐々に遠ざかり、いつしか「もう一生弾くことはないだろう」と思うようになっていました。
それが今日、「リストの編曲を仕上げるのは、メルツのあの曲をさらいなおすよりも大変だな」と思えてきて、書き込みだらけの「ハンガリー風幻想曲」の楽譜を久々に取り出しました。そこには、いかにも無理のある運指のまま、必死で練習していた痕跡がありました。
幸い8月のコンサートは21日で、1カ月半も先です。指は完治していませんし、治ったとしても若い頃ほどは動きません。この日に弾くことは考えないにしても、コンサートに向けての「追いこみ」を始めるまでに期間があります。何より、取り組み方は若い頃よりはわかっているつもりです。一度はほぼあきらめた「ハンガリー風幻想曲」を、果たしてとりもどせるかどうか、やってみましょう。
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7月になったので

7月になったので、いつもの会場(伊勢市福祉健康センター)に出向き、9月の予約を済ませてきました。11日(土)の夜です。
日だけ押さえて内容は全く白紙です。白紙ですが、生涯弾き続けていきたいとこの春先まで思っていた曲は、資料(演奏や練習の記録表)を見ればだいたいわかります。
やはり2ケ月後にも、どの曲を残すか、どの曲を見送るかで、左手指の回復具合をにらみながら試行錯誤を繰り返していることでしょう。
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