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今度は大序曲

昨日の朝から、ジュリアーニ作曲「大序曲」をさらいなおしています。
この曲を最後に弾いたのは、「伊勢市クラシックギターを楽しむ会」のコンサートを始めた年の秋ですので、5年以上のブランクがあります。
「このあたりで取り戻さないと、一生弾けなくなる」と考え、来月のコンサートで取り上げることにしました。
昨日朝の段階では、「大部分弾けない」という状態でしたが、そのわりには、焦りはありません。一昨年、同じくジュリアーニの「ロッシーニアーナ第1番」、それに昨年末から今年にかけてソル作曲「グランソロ」を、久々にとりくみ、どちららも概ね若い頃に弾いていただ程度までとりもどせたことが、ほんの少しの余裕につながっているのかもしれません。(私の場合、これら2曲と「大序曲」には、取りくみ方に共通点があります)
昨日1日は、日課となっている基本練習の後の時間は、すべて「大序曲」にあてました。おかげで、少しかたちになってきました。
ハードな曲ですが、ま、何とかなるでしょう。なにしろ、若いころよりもずっと遅めのテンポで弾いています(笑)。
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宿命か力不足か

昨日、今年最初の例会「ふえとギターの音楽会」を終えました。
Iさんのリコーダーは、今回も好評でした。
私の調子もまずまずでしたが、Iさんのリコーダーが入ると、だいたい「主役」を彼女に持っていかれます。「ギターの宿命か」と「それとも、私の力不足か」……多分両方でしょう。
演奏が良かっただけに、「もう少しお客さんを集められればな」と、Iさんには申し訳ない気がしました(12月4日の日記をご参照ください)。
ま、懲りずに今後もお付き合いを続けていただけるようで、嬉しく思います。
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やっぱり弾こう

「今月は、震災からちょうど20年だな………やっぱり弾こう」
今週になってから、当初予定していなかった「ふるさと」(文部省唱歌)を、明日のコンサート「ふえとギターの音楽会」の冒頭で弾くことを決めました。その後、毎日弾いていたら、やっと納得のいく表情が(練習時には)出せるようになりました。
このアレンジは2年前の「阪神淡路大震災」の日(1月17日)に思い立ち、その後何日間かかけてまとめたものです。
「だれにでも弾いてもらえるやさしい譜面に」という思いで書いたはずが、実際に生徒さんの手にわたると、思いのほか苦労される方が多く、「まだまだ、教授者としては未熟だな」と反省したものです。現在も2人の生徒さんが奮闘してくれていますが、一番使っているのは、ほかならぬ私自身です。「またか」と言われるかもしれません。それでも、「今月弾かないで、いつ弾くの?」というわけで決めました。迷わず弾き切りたいと思います。
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とりもどせる程度に

今日の午後は、リコーダーのIさんとの音合わせです。
「ふえとギターの音楽会」まであと3日となりました。
この音楽会には、私は6弦ギターだけ持っていきます。11弦ギターの演奏は予定していません。
こういう場合、毎日の練習の中心は当然6弦ギターなので、11弦ギターを少しずつでも弾いていくことが、いくらかの負担となります。今日の11弦ギターの練習は、基本練習(音階とアルペジオ)のあと、2月に演奏するパッヘルベルの「カノン」……もちろん、シンプルな編曲譜です……を2回通しただけです。ここ数日がこんな調子なので、2ヶ月前にコンサートで弾いた「カノン」1曲がなかなか仕上がりません。でもやむを得ないですね。「とりもどせる程度に弾き続ける」というのが、今日の段階では一番現実的でしょう。
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成人の日

今日は「成人の日」です。
今の新成人の方々は、昔の「成人の日」が1月15日であったことは、ご存知なんでしょうか。
毎年、この日が来ると、自分が成人式を迎えた38年前を思い出します。
観光文化会館で式を終え、大学のギタークラブの友人と2人でラーメンを食べ、彼を送ってから自宅にもどりました。1週間後に控えた初めてのコンクールをめざして、ひたすら練習に励んだことを思い出します。
「新成人としての抱負」などは、恥ずかしいことに、これっぽっちもありませんでした。でも、その熱き青春時代があってこそ、今の自分があるということは、間違いありません。それを再確認し、若いころの情熱を何とか呼びもどそうとするのが、私の「成人の日」であります。
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ギターのお守り

正月に家族が「夫婦岩」で有名な興玉神社(市内二見町)に参拝に行き、買ってきてくれたお守りを、「どこへつけようか」と思案していましたが、結局愛器(マツムラギター 1976年作)のケースに入れることにしました。
学生時代になけなしのお金で買った楽器です。「そのうちに、寿命が来るかな……」というくらい傷んでいますが、音は、今手元にある楽器の中で一番お気に入りで、大部分のコンサートで使っています。「1日でも長く、現役であってほしいな」と願うばかりです。フレットの摩耗を最小限に抑えるため、「弾き過ぎないように」ということを心がけています。今朝も、通し練習をひと通り終えると、迷わずケースに収めました。あとの練習はもう1本のマツムラギター(1988年作)が中心となります。この月末で、「このギターを、二人で守っていきましょう」と言ってくださった製作家、松村雅亘さんが亡くなって1年となります。
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メトロノームを活用する

私がバッハの「組曲イ長調」をコンサートでとりあげる場合には、時間的体力的な理由から(前奏曲を除いて)「各舞曲の後半の繰り返しを省略する」というのを基本にしています。
本番ではそうですが、昨日まで、練習時には後半も譜面通りに繰り返してきました。
単純な話、繰り返しをいつも省略していると、弾く回数が半分になるので練習不足になると考えてのことです。もっともこれは、「通し練習しかできない」という状況が続いている場合のことでして、後で(回数の)不足分を補う時間を確実にとるなら、それはあてはまりません。
で、今日は、朝の通し練習では各舞曲の後半の繰り返しを省き、昼間の練習でメトロノームを使って、各舞曲の後半を中心に練習しました。
テンポの維持に課題がある場合は、「自分なりの速度で通す」練習よりは「メトロノームを使って一定の速度で通す」練習の方を多くとる……というのが、得策でしょうね。ただ、それを突き詰めて「メトロノームを使う練習だけ」にしてしまうと、別の弊害が出ると思います(そんな人はみえませんよね……笑)。
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弱音器をつけたまま

今朝の練習時には、録音機を使いました。
まだ日の出が遅いため、朝の練習時には初めから終わりまで、手製弱音器(サウンドホールのフタ)をつけたままです。当初は無理と思っていましたが、「この弱音器だと、少しは音が出ているから、この環境でも練習録音はできるな」と気づいてからは、時々こういうことをやっています。
今日は、バッハの「組曲イ長調(原曲;無伴奏チェロ組曲第3番)」ほか、今度弾く曲目をひと通り録りました。
録音機を使うと、必ずといっていいほど、解決できていない課題が明らかになります。今日の演奏では、「グランソロ」(ソル)の展開部で突っ走っていたり、バッハのあちこちで不自然なスタッカートがかかっていたりで、「完成までにはほと遠いな」と痛感しました。同時に、録音機は「時々」でなく「毎日」使うようにした方がいいなと感じました。
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58歳の誕生日に

今日は私の誕生日です。もう58歳にもなってしまいました。
「いや、まだ折り返したばかりだ」と思うようにしましょう。
「長生きして、ずっと音楽をやっていたい」ということで、昨日の日記の続きみたいになりますが、健康維持という側面から、今年の方針を以下に書き出しておきます。

・「早寝早起きを厳守する」
「励行」でなく「厳守」でないといけません。ノルマにしている、次回演奏曲の通し練習と基本練習を朝のうちに全部済まそうと思えば、3時半に起きる必要があります。11時に寝ても睡眠時間は4時間半ですので、(不足分は仮眠で補うとしても)それ以上の夜更かしは禁物です。練習を効率的に進めるために打ち出した方針ですが、結局これが、健康を維持する上で一番有効です。

・「時間と体力の見通しを持つ」
すでに、気合だけで乗り切れる年齢ではなくなりました。練習にしても、実務にしても、日常の家の仕事にしても、計画性をもって進めないと、結局いいものは生み出せません。いえ、どこかで破綻をきたしたり、ほかにしわ寄せがいったりします。

……以上です。もちろん他にもありますが、実際に今も続けている「山歩き」「朝の体操」などを、あらためて説明する必要はないでしょう。


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新しい年のはじめに

あけましておめでとうございます!
今日から2015年です。
一日、年始やら会食、年賀状や年賀メールに追われて遅くなってしまいましたが、今、今年の音楽活動(ギター)の抱負をようやくまとめました。

1.演奏者として
・クラシックギターの名曲をさらいなおし、一般の方々に聴いていただく機会を増やします。あわせて、手持ちのヒットレパートリーも大事にします。
・技術練習を効率的に進めて時間を短縮し、その分音楽そのものに向かいあうようにします。

2.指導者として
・その時々の生徒さんが持つ課題の優先順位を考え、「どういう練習をしてきてほしいか」を明確に伝えるようにします。
・一人ひとりの生徒さんにあった教材や指導内容を準備することで、指導のための「引き出し」を増やしていきます。

……私自身の課題は、まだまだ他にたくさんありますが、何しろ不器用な人間です。「今年はこれを優先させます」と公に宣言して、活動の「柱」を見失わないようにしておいた方が良いでしょう。
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